恋愛結婚 第13話

■第13話

離婚調停の日。
ガンヒョンは、母親を教会に呼び出しました。
ガンヒョンとギョンファンの式だと思ってヒョンスと共に教会へ向かったガンヒョン母でしたが・・・
そこには、ガンヒョンとガンヒョン父が待っていました。
「ママが着たかったウェディングドレスよ。今日はパパとママが改めて結婚する日よ。」
ウェディングドレスを差し出すガンヒョンでしたが、「私たち、やり直さないか？」と言うガンヒョン父に対し、「離婚を決意したのに、結婚だなんてバカげてる！裁判所で会いましょ」とガンヒョン母は拒否。
「僕も説得したんだが、お母さんの意志は固い」とヒョンスが言うと、ガンヒョンはヒョンスを睨みつけました・・・（ガンヒョン、ワガママ過ぎるよ！）

一緒に証人を務めるはずのギョンファンは、教授と面談中のため、なかなか式場に来られません・・・
ガンヒョンが神父さんに事情を説明しようとしていると、ドレスアップした両親が姿を現しました式を挙げる決意をしたようです！
神父さんは、外で待っていたヒョンスに証人をお願いすることに。
こうして、ガンヒョンの両親の結婚式が始まりました～
2人は、永遠の愛を誓いました

あんなに結婚式を拒否していたガンヒョン母の気持ちが変わったのは何故？
ガンヒョンはヒョンスに尋ねました。
結婚式を拒んで裁判所へ向かおうとした時、ヒョンスはガンヒョン母に「最後に、ご主人の答弁書をお読み下さい。書類と思わず、手紙だと思って下さい。」と言ったようです。最初は拒んでいたガンヒョン母でしたが、何度かヒョンスが説得すると、答弁書を手に取り、読み始めました。

本気で離婚を考えているとは思わなかった。
ただの小言だと思い、君の性格のせいにしていた。
過去の問題はすべて終わったことで、
許されたと思っていた。
なのに、肝心な君が私を許していなかったとは
平和の家に行った時、27年間見たことのない君の笑顔を見た。
すべて私のせいだ。
君が幸せになれるのなら、別れようと思い、
君の意思に同意したんだ。
君が言うとおり、人生は短い。
幸せを感じるにも短い。
だが、もしも私に最後のチャンスを与えてくれるのなら
過ちを悔い改め、残りの人生を君に捧げたい。
私の誠意と努力で君を幸せにしてやりたい。
君との別れは、裁判所ではなく墓場であって欲しい。

両親が離婚を撤回し、結婚式を挙げたことで、安心したガンヒョン。
「別れよう」と言ってしまったことをヒョンスに謝りました。
「離婚は防いだけど、他にも複雑な問題が残っているわ。」とため息をつくガンヒョンにヒョンスは「ゴルディアスの結び目」という神話のことを話しました。
「誰にも解けない結び目をアレキサンダー大王が解いた」という話だそうですが、本当は、解いたのではなく、結び目を切ったのでした。この神話は、複雑な問題を簡単に解くことの例えとして用いられるようで、「ゴルディアスの結び目を私たちも切らなくちゃ」とガンヒョン。
素直に「涙が出るほど会いたかった」と言い、ヒョンスも「会いたくてたまらなかった・・・」と言うのでした。そして、2人は仲直りのキスを交わすのでした。
そこに駆けつけたギョンファン。2人がキスしているところを目撃してしまうのでした
そして、結婚式を終えたガンヒョンの両親にまでも見られてしまい、大反対されてしまうのでした

ヒョンスが事務所に戻ると、兄が待っていました。
「借金は全部返したから、仲直りしよう。ギャンブルから足を洗うから、ファヨンとは別れろ。」と言う兄に「ファヨンとはもう別れたよ」とヒョンス。
でも、ヒョンスが本当にファヨンと別れたのか？確信が持てないヒョンス兄は、「最後の愛」の看板を見て、「再婚させればファヨンとヨリを戻すことはないだろう」と思い付き、"最後の愛"に入会手続きに行くのでした。
でも、"最後の愛"は何かと理由をつけて、ヒョンス兄の申し込みを断るのでした

会社の前でヒョンス兄と会ったガンヒョン。
競輪場で騙された恨みはあったものの、「ヒョンスと結婚したら義兄となる人だから・・・」ということで、優しく接しました。
でも、ヒョンス兄はガンヒョンにタクシー代を要求するのでした

ヒョンスとの交際を両親に大反対されてしまったガンヒョン。
ヒョンスとデートに行っても、母親から電話がかかって来てしまいます。ガンヒョンがごまかすと、今度はヒョンスの電話に・・・
離婚騒動が一件落着した両親は、ガンヒョンが困ってしまうほどにラブラブだそうで・・・「パク弁護士に頼んで離婚させてもらおうかな？」なんて言っていました
ガンヒョンの両親は、ギョンファンを利用して、何とかバツイチのヒョンスとの交際を阻止しようと企てていました・・・

携帯を取り上げて、ガンヒョンの行動を監視する両親。
ガンヒョンに会社を休ませて高級料理屋へ連れて行った両親。そこに、ギョンファンが家族と一緒に現れました
ギョンファンと結婚する気のないガンヒョンは、勝手に両家の顔合わせをセッティングしたギョンファンを責めるのですが、「絶対にお前と結婚する！」とギョンファンは宣言するのでした。
偶然同じお店にいたファヨンは、ガンヒョンとギョンファンが一緒にいるところを目撃してしまうのでした・・・

ヒョンスの兄が大金を持って再び"最後の愛"を訪れました。
ヒョンス兄の応対をすることになったガンヒョンは、ヒョンスと交際していることを打ち明けちゃいました！
ファヨンとはレベルが違いすぎるガンヒョンを認めないヒョンス兄。「こんな嫁、認めないからな！」と言ってヒョンスの事務所に怒鳴り込むのですが・・・ヒョンスは接客中でした
その直後、何故だかヒョンス兄とガンヒョンは意気投合し、ヒョンス兄は"最後の愛"に入会することに

ヒョンス兄は、結婚紹介所で出会った女性と結婚したのですが、事業に失敗し、賭け事にのめり込んだことで離婚に至ったそうです。「僕たちのせいで苦労させてしまった。今でも相手の女性にはすまないと思っているよ」とヒョンス。兄のことが心配でたまらないようで、「兄さんが再婚してやり直してくれたらいいなと思うよ」とガンヒョンに話すのでした。

"最後の愛"主催のお見合いに参加したヒョンス兄でしたが・・・
「職業は？」「年収は？」という質問にうんざりしてキレちゃいました
ガンヒョンは、リュ社長から「会社を潰す気か」と叱られてしまいました・・・

そんな中、ファヨンがガンヒョンを訪ねて来ました。
「ギョンファンの家族と会ったことをヒョンスさんに内緒にしているの？彼は、私の母に反対され、とても苦労したわ。あなたの親に反対されて傷ついているはず。おまけに元カレの両親に会ったと知れば・・・お願いだから、ヒョンスさんを苦しめないで！」とファヨン。
その日、ファヨンは"最後の愛"に入会しました。

ガンヒョンの両親に呼び出されたヒョンス。
「2人の交際に反対よ！」
ガンヒョンとの交際について、改めて反対する意向を示しました。
元妻ファヨンとまだ会っていること、兄のこと、自分たちの離婚弁護士だったこと・・・反対の理由を述べ、「君が婿になると思うと恐ろしいよ・・・」とガンヒョン父。

ファヨンは、カップルマネージャーとしてガンヒョンを指名。
ファヨンの相手を探すために会員プロフィールを検索していたガンヒョンは、ヒョンスがVIP会員として登録されていることを知りました
リュ社長に事情を聞くと、「兄のせいで退会した会員が弟ヒョンスのプロフィールを見て戻って来たからヒョンスを登録した」と説明され、ガンヒョンは怒って社長を怒鳴りつけてしまうのでした

ヒョンスを事務所まで訪ねて行ったガンヒョンでしたが、ヒョンスは何故か冷たい態度。
ヒョンスは、「ガンヒョンを愛しているのなら、諦めてくれないか？」とガンヒョン父に言われたことを思い出し、「もう、話すことはないだろう。この状況が辛いんだ。再婚も、付き合う余裕もない。」とガンヒョンに告げました。

2ヶ月間の実習を終えたギョンファンの実習修了打ち上げパーティーが行われました。
「司法修習所で習った理論が受動的で現実味がなかったため、辞めようと思っていたけど、この実習を通して能動的で魅力的な職業であると実感しました。暗中模索していた僕も、弁護士に対するビジョンが持てました。修習所に戻りしっかり勉強をして、修了してみせます！依頼人が心から頼れる弁護士になるため頑張ります！」と成長をうかがわせる発言をしたギョンファンに、ヘソンは「修習所を修了したらウチの事務所に来てね」と言うのでした

元気のないガンヒョンを心配したギョンファンが「パク弁護士は、お前の両親に呼び出されているはずだ」と言うと、ガンヒョンはヒョンスのところへ行き、「答えは明確よ！一気に解きましょ」とヒョンスを連れ出し、事務所のみんなの前で堂々と交際宣言するのでした
イジケるギョンファンでしたが、ヘソンが拍手をすると、事務所のみんなも拍手してくれました

ヒョンスはガンヒョンを抱きしめると、そこに"最後の愛"の人たちが現れ、今度はヒョンスが交際宣言！
"最後の愛"、"愛と平和"の同僚たちが祝福してくれました
ヒョンスとガンヒョンは手を繋いで歩き始めたところで、第13話終了です