遅ればせながら、朝鮮中高級学校の吹奏楽部、民族器楽部の演奏会に行ってきたので、報告と感想です。
まず、吹奏楽部の演奏会はクリスマスの夜でした。
第一部は、舞台で着席してのコンクールで演奏した課題曲や自由曲などを聞かせてくれました。課題曲は日本の作曲家のものが多いのですが、自由曲では民族性豊かな曲を選んでおり、それが評価されて関西大会まで出場できたのは素晴らしいことだと思います。
第二部は、クリスマスソングを中心に、わきあいあいと学年ごとに多彩なステージを見せてくれました。動きのある演奏で、客席にプレゼントを配ってくれたり、マーチングバンドのように行進しながら隊列をかえていくようなパフォーマンスもありました。
また、OB,OGを中心として京都朝鮮吹奏楽団が2012年の夏に創立され、これまでは卒業生のステージという形で参加して頂いていたらしいのですが、京都朝鮮吹奏楽団のお披露目ともなる記念すべき演奏会となりました。
おもしろかったのは、しきりに「クリスマスを恋人と過ごさなくていいんですか?」という振りを司会の生徒たちが、かけあいでやっていたことです。民族教育の中に育つとはいえ、日本のクリスマスという文化も、生徒たちにとっては大きいのだなと思いました。
民族器楽部の演奏会は、1月にありました。
中級部、高級部が中心ですが、初級部の子どもたちや卒業生と思われる方たちも加わってのステージもありました。
みなさん、華やかなチマ・チョゴリを着て演奏していました。カヤグムやチャンセナプなど、民族楽器には、やはり民族の衣裳があいますね。
また、サムルノリを演奏するコーナーもありました。このときは、衣装が変わって、もっと活動的な衣装になっていました。
驚いたのは、「ジブリメドレー」です。民族楽器で、ジブリのアニメの主題歌をメドレーにしたものを演奏していました。
吹奏楽部の演奏会のときにも思いましたが、生徒たちは、望むと望まざるとに関わらず、やはり日本社会で生きている子どもたちでああるのだと思います。
昨今、高校無償化から朝鮮学校は除外するという表明が政府から出されています。政治的な思惑から無償化の適用を除外するということですが、彼・彼女らは、この日本社会で生きていて、そして生きていく子どもたちであって、他の学校に通う子どもたちと差別されて良いわけなどないと、強く思います。
まず、吹奏楽部の演奏会はクリスマスの夜でした。
第一部は、舞台で着席してのコンクールで演奏した課題曲や自由曲などを聞かせてくれました。課題曲は日本の作曲家のものが多いのですが、自由曲では民族性豊かな曲を選んでおり、それが評価されて関西大会まで出場できたのは素晴らしいことだと思います。
第二部は、クリスマスソングを中心に、わきあいあいと学年ごとに多彩なステージを見せてくれました。動きのある演奏で、客席にプレゼントを配ってくれたり、マーチングバンドのように行進しながら隊列をかえていくようなパフォーマンスもありました。
また、OB,OGを中心として京都朝鮮吹奏楽団が2012年の夏に創立され、これまでは卒業生のステージという形で参加して頂いていたらしいのですが、京都朝鮮吹奏楽団のお披露目ともなる記念すべき演奏会となりました。
おもしろかったのは、しきりに「クリスマスを恋人と過ごさなくていいんですか?」という振りを司会の生徒たちが、かけあいでやっていたことです。民族教育の中に育つとはいえ、日本のクリスマスという文化も、生徒たちにとっては大きいのだなと思いました。
民族器楽部の演奏会は、1月にありました。
中級部、高級部が中心ですが、初級部の子どもたちや卒業生と思われる方たちも加わってのステージもありました。
みなさん、華やかなチマ・チョゴリを着て演奏していました。カヤグムやチャンセナプなど、民族楽器には、やはり民族の衣裳があいますね。
また、サムルノリを演奏するコーナーもありました。このときは、衣装が変わって、もっと活動的な衣装になっていました。
驚いたのは、「ジブリメドレー」です。民族楽器で、ジブリのアニメの主題歌をメドレーにしたものを演奏していました。
吹奏楽部の演奏会のときにも思いましたが、生徒たちは、望むと望まざるとに関わらず、やはり日本社会で生きている子どもたちでああるのだと思います。
昨今、高校無償化から朝鮮学校は除外するという表明が政府から出されています。政治的な思惑から無償化の適用を除外するということですが、彼・彼女らは、この日本社会で生きていて、そして生きていく子どもたちであって、他の学校に通う子どもたちと差別されて良いわけなどないと、強く思います。