こっぽんおりブログ

朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋(愛称:こっぽんおり)のブログです。

すべての教育ステージで朝鮮学校の民族教育権を保障しよう

2019-02-17 23:37:25 | 活動報告
「朝鮮学園を支援する全国ネットワーク」全国行動の一環として
「すべての教育ステージで朝鮮学校の民族教育権を保障しよう」と題して
「幼児・保育無償化」政策の、政府の動きを学びました。

「幼児保育無償化」政策は、消費税10%引き上げ部分を財源に、幼児教育・保育を無償化しようと、昨年政府が閣議決定したもの。

特色ある取り組みをしている認可外の幼児教育施設や、
幼児教育を行う外国人学校は適用されるのか不透明です。

あえて差別を作ろうとする政府の動きに対して、
大人がつながって子どもを守りたいと思いました。
#すべてのこどもは等しく宝
#のびのび輝けすべてのこども

京都・滋賀での動き知ってるよ、一緒にやろうという幼児教育・保育・教育関係者のみなさま
いろいろ教えてくださーい。

以下、学習会で印象に残ったこと
「基準」の暴力
「基準」の名の下に、自決権としての民族的教育権が否定されてきた日本の歴史。
今回もまた、「基準」によって民族的マイノリティの教育権が否定されている

子どもの学びや育ちは人権。
公的に学びや育ちを保証するとは、国家の思惑に従う教育をすることではない。その子が学び育つことを社会で保証するということ

東アジアの中で孤立している日本と朝鮮学校を敵視する日本はコインの表裏

◯政府が朝鮮学校を「高校無償化」から除外して6年
朝鮮学校への「高校無償化」適用を求めて街頭アピールなどを続けている
火曜アクション京都事務局から報告がありました。

大学生(高校生のとき高校無償化制度から除外された世代)の話
金銭的に大変で、朝鮮学校から無償化が適用される日本の学校に転校した友人がいる
友人どうし、無償化を適用されるされないで分断されることに違和感を感じる

平等を求めて、街頭アピールに立っている京都朝鮮中高級学校の生徒
この高校生たちは、幼い時に学校が強制捜査や在特会の襲撃事件の暴力にあっている。それでも街頭に立っている。

税制改革とセットで開始された高校無償化
在日朝鮮人も納税負担を等しく負っているのに、無償化からは排除されている

子どもたちの痛みに想像力が足りなかったと思いました。
1日も早くなんとかしたい。