こっぽんおりブログ

朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋(愛称:こっぽんおり)のブログです。

2022年度こっぽんおり総会

2022-04-21 00:14:00 | 活動報告

4月18日、2022年度こっぽんおり総会を開催しました。

総括・決算案/監査報告

方針・体制・予算案が採決されました。

総会のために協力してくださったみなさん、本当にありがとうございました。


参加者の発言から、こっぽんおりの活動にとどまらない、それとつながる豊かな活動が胎動していることを感じる総会でした。

この絆を絶やさず、広げ、ともに歩んでいきたいと思います。


新年度もどうぞよろしくお願いします!


○●朝鮮学校・保健室基金●○

【毎月の寄付はこちらから】

https://congrant.com/project/kopponori/3599 

1回の寄付はこちらから】

https://congrant.com/project/kopponori/3564 

【会員募集しています!】

https://congrant.com/project/kopponori/3600






韓国モンダンヨンピルから

2022-03-12 23:40:00 | 活動報告

216日、韓国で朝鮮学校を支援している市民団体「モンダンヨンピル」から、朝鮮学校の保健室の取り組みを支援するための募金が贈られました。

コリアNGOセンターが窓口になってくださり、こっぽんおりに伝達していただきました。


これからもともに!

モンダンヨンピルのみなさんと一緒に

ウリハッキョとともに歩めてとてもうれしいです。

ありがとうございます!

앞으로도 함께!

몬단 영필 여러분과 함께

우리학교와 함께걸을  있고 너무 기뻐요.

감사합니다!


モンダンヨンピルサイト

http://www.mongdang.org/jp/


モンダンヨンピルの総会に送った祝電





1000人を越えるご支援、ありがとうございました!

2020-09-01 21:40:00 | 活動報告
昨日8月31日をもって、「コロナ禍で学校運営する京都・滋賀の朝鮮学校を応援しよう!」クラウドファンディングが、目標を大きく越えてゴールしました!
応援や伴走、本当にありがとうございました。

目標を越えても毎日増えるカンパ、増え続ける支援者に、「私たちは差別をゆるさない」「一緒に社会を作りたいんだ」という熱い意思を感じました。
みなさまのあたたかなご支援、メッセージに心から感謝いたします。 
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!

結果の詳細はこちら

「コロナ禍で学校運営する京都・滋賀の朝鮮学校を応援しよう!」クラウドファンディング


【クラウドファンディング】 コロナ禍で学校運営する京都・滋賀の朝鮮学校を応援しよう!

2020-08-10 17:31:20 | 活動報告

8月7日の京都新聞夕刊で、クラウドファンディングのことを大きく取り上げていただきました。「京都新聞に載ってたよ」「たくさんの方の善意が集まるといいね」と声をかけていただいています。

朝鮮学校にもクーラーを設置して 支援団体がCF「日本の公立小と同じ環境を」
猛暑に苦しむ京都と大津
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/324761

【コロナ禍で学校運営する朝鮮学校を応援しよう!
 京都・滋賀の朝鮮学校にエアコンを設置するクラウドファンディング】

朝鮮学校は各種学校に位置付けられており、国からの教育助成がありません。地方自治体からの助成金もわずかで、しかも厳しい条件がつけられているため、その予算を学校の設備や運営費に充てることができないのです。
一方、京都府の公立小中学校普通教室でのエアコン設置率は96.5%、滋賀県は100%(昨年9月1日時点)。
子どもの健康に公的な格差が生まれています。
暑い夏を乗り越えられるように、ご支援お願いします!8月31日までに300万円を集めます!

クラウドファンディングはこちらから
https://camp-fire.jp/projects/view/306015  

●ゆうちょ振替口座での寄付金も受け付けています(備考欄に「クーラー」と記入ください)。
口座番号:00910-7-305016
加入者名:朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋

ご支援、本当にありがとうございます。ひきつづき、まわりの方に広げてください。
みんなで力を合わせてゴールしましょう!


京都市長選2020公開質問状の回答

2020-02-01 20:55:40 | 活動報告
2020年の京都市長選に際して、こっぽんおりは公開質問状を発信しました。
回答期限を1月31日に設定していたため、その日の夕方、
回答をいただけていない2人の候補者の事務所を訪ね、あらためて回答ご協力のお願いをしました。

門川候補の事務所の方は、
時間的余裕がないので答えられないと思う、現職なので質問状の数も多い、
とおっしゃられたので、すべての項目でなくても構わないので回答を検討して欲しいと伝えました。

村山候補の事務所の方は、
回答ができていないことに対して終始、申し訳ない、と謝っておられました。
ぜひとも回答をいただけるよう検討して欲しいと伝えました。

いずれの事務所に対しても、回答期限をすぎても2月1日の24時までなら回答をWEB上にアップできるので、
それまでに回答をいただければありがたいと伝えています。

2月1日21時の段階で両者からの回答はいただけていませんので、その事実をここにお知らせします。

門川候補は、朝鮮学校への訪問をされているほか、
全国の自治体が補助金の打ち切りをするなかにおいても、京都市独自の要綱にもとづき補助金支出を維持されています。
しかし幼保無償化の適用が開始されたとき、
朝鮮学校当事者や当会が朝鮮学校幼稚園児が制度の対象外になっていることの是正を求めて申し入れをしましたが、
具体的な措置をとられることがないまま現在に至っています。
幼保無償化実現へのお考えをお尋ねしたかったのですが残念です。

村山候補は「京都市議村山祥栄事務所STAFF」アカウント名でのツイッターにおいて、
朝鮮学校に対する補助金は支給すべきでないと発信されており、
その理由として、補助金が授業料に当てられない、教育内容も要件を満たしていない、など、
事実とは異なる情報や、先入観に基づくあいまいな表現が見られたので、
質問状のなかに参考事実を例示したのですがお考えを聞けずに残念です。

こっぽんおりは、今後とも、朝鮮学校に対する幼保無償化の実現や補助金の拡充とともに、
朝鮮学校の保健室運営に対する自治体補助金がおこなわれるよう京都市に要請していきます。
民族教育権が保障される社会をつくるため、
行政、議会、市民社会に対して、はたらきかけを強めていきたいと考えています。

京都市長選挙公開質問状 福山和人候補回答

2020-01-30 21:45:52 | 活動報告
福山和人候補から下記回答がありましたのでお知らせします。

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2020年1月30日
朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋
共同代表 板垣 竜太 様
     河 かおる 様
     豊福 誠二 様

つなぐ京都2020
福 山  和 人

公開質問状に対する回答について

 朝鮮学校と民族教育の発展をめざす取り組みに日夜ご尽力されている皆様方に、こころより敬意を表します。いただいたご質問について、下記のとおり私の見解を申し上げます。皆様によろしくお伝えください。



1、京都市長として、朝鮮学校を訪問され、民族教育の現状、周辺校・周辺地域との交流の様子をつぶさにご覧になるお考えはございますか。その際、どのような点を重視されるのか、合わせてお聞かせください。

 学校教育に対する市民の関心は極めて高く、子どもたちにとってよりよい教育環境をつくるため、現場の状況をていねいに把握していきたいと考えており、朝鮮学校についても訪問させて頂きたいと存じます。その際には、誰もが大切にされ多様性を尊重しあう社会の実現をめざす立場で、京都市としての施策を検討・具体化すべく、朝鮮学校での民族教育、地域での交流など多民族共生の取り組み状況をはじめとして率直なご意見をお聞きしたいと思います。また、朝鮮学校に対する誤った理解や偏見を払拭し、友好・交流を深めることにつながるよう、広く市民に発信していくことも重視してまいります。


2、朝鮮学校への補助金は維持又は拡充すべきであるとお考えですか。

 京都市として民族教育権や子どもが教育を受ける権利を保障するために、朝鮮学校への補助金は維持、拡充をはかるべきと考えます。


3、保健室など朝鮮学校への保健医療の保障が必要であるとお考えですか。

 すべての子どもに差別なく、健康に教育を受ける環境が保障されるべきであり、朝鮮学校への保健医療の保障も当然必要であると考えます。


4、京都市では朝鮮学校2校とKyoto International Schoolの3つの外国人学校で幼児教育をおこなっていますが、各種学校を対象外とする政府方針により昨年10月からの幼保無償化から除外されています。このことについて、お考えをお聞かせください。

 各種学校として幼児教育をおこなっている外国人幼児教育施設を幼保無償化の対象外とする政府方針には合理性がありません。「全ての子供が健やかに成長するように支援する」とした法の基本理念にも、また、人種差別撤廃条約や子どもの権利条約にも反します。このような差別的な取扱いは国際的水準からみても許されるものではなく、幼保無償化の対象にすべきと考えます。


5、昨年末、文部科学省は、幼保無償化の対象外となっている幼児教育施設を対象とする「地域における小学校就学前の子供を対象とした多様な集団活動等への支援の在り方に関する調査事業」の予算要求をしました。自治体が地域にとって重要な役割を果たすとみなし、支援している施設に対して国も支援するという事業です。幼保無償化の対象外となっている外国人学校の付属幼稚園を、この事業の対象施設とするお考えはありますか。

 国に対して、外国人学校にも幼児教育・保育の無償化を適用することを強く求めていくとともに、それが実現するまでの間は、京都市独自の無償化に向けた補助の検討をおこないます。その際には、ご質問にある文部科学省の事業の対象施設とすることで国の支援を得ることができるよう求めたいと考えます。

以上
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2020京都市長選挙公開質問状

2020-01-30 21:36:35 | 活動報告
2020年2月2日に投開票される京都市長選挙にあたって3人の候補者に公開質問状を発信しました。
発信日は1月27日で回答期限を1月31日としています。回答いただきしだい順次ここで紹介します。

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京都市長選挙候補者 様
2020年1月27日
朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋(こっぽんおり)
共同代表:板垣竜太(同志社大学教員)、河かおる(滋賀県立大学教員)、豊福誠二(弁護士)

わたしたちは、京都と滋賀で、朝鮮学校の民族教育をはじめ、日本の学校での多民族共生をめざすさまざまな取り組みと関わり、それらの発展をめざしている団体です。
これまでも京都市に対して、民族教育権の保障を求めて申し入れや懇談などをしてきました。

京都市は、1982年以来、朝鮮学校への補助金を支出することで民族教育権の保障と住民自治の進展につとめてこられたと、わたしたちは認識しています。さらに市教育委員会は朝鮮学校と総合支援学校と市立中学校との生徒交流事業(SANKON)を開催するなどして、多文化交流、障害理解の機会をつくり、こどもたちの豊かな学びの場を重要視してきました。このような貴重な場が継続されているのも、朝鮮学校で民族教育が継承されているからこそだと、わたしたちは考えます。
昨今、朝鮮学校の教育に対するフェイクニュースやバッシングが増長しており、生徒たちの心身の健康に影響を与えています。ネット上にあふれる間違った事実のために、朝鮮学校の民族教育の内容が正しく理解されていないばかりか憎悪感情すら向けられる事態は、京都市がめざす多文化教育・多民族教育の推進に反する現象でもあり、辛く残念に思います。
補助金に関しては、停止を求める住民監査請求や住民訴訟が全国でなされてきましたが、すべて棄却されており補助金支出の法的正当性は担保されているといえます。また京都市は収支決算書の提出義務などを交付要綱で定めており、朝鮮学校が置かれている経済的状況や京都市との長年にわたる信頼関係を考えても、目的外への転用は考えられません。むしろ、生徒の健康をまもるための保健室活動や健康診断がすべてボランティアの手で運営されている現状を鑑みれば、補助金を保健医療費などへも適用するべきだと、わたしたちは考えます。

2020年2月2日に実施される京都市長選挙に立候補された方々には、さらなる多民族共生社会の推進のためにも、当選後には市長の立場で朝鮮学校を直接訪問し、朝鮮学校の民族教育の姿を正しく理解され、市民社会にその価値を発信していただきたいと強く願っております。

つきましては、その意志をお伺いしたく公開質問状を送りました。回答はいただいた順番にWEB上などでそのまま公開させていただきます。選挙後半のご多忙なところ誠に恐縮ですが、大接戦が報道される市長選挙に有権者の関心がいつになく集まっています。候補者の住民自治への意気込みがわかる重要なテーマだと考えております。市民の判断の参考のため、回答くださいますようよろしくお願い致します。

2020年1月31日までに、上記FAXまたはメールまで回答いただければ幸いです。



1、京都市長として、朝鮮学校を訪問され、民族教育の現状、周辺校・周辺地域との交流の様子をつぶさにご覧になるお考えはございますか。その際、どのような点を重視されるか、合わせてお聞かせください。

2、朝鮮学校への補助金は維持又は拡充すべきであるとお考えですか。

3、保健室など朝鮮学校への保健医療の保障が必要であるとお考えですか。

4、京都市では朝鮮学校2校とKyoto International Schoolの3つの外国人学校で幼児教育をおこなっていますが、各種学校を対象外とする政府方針により昨年10月からの幼保無償化から除外されています。このことについて、お考えをお聞かせください。

5、昨年末、文部科学省は、幼保無償化の対象外となっている幼児教育施設を対象とする「地域における小学校就学前の子供を対象とした多様な集団活動等への支援の在り方に関する調査事業」の予算要求をしました。自治体が地域にとって重要な役割を果たすとみなし、支援している施設に対して国も支援するという事業です。幼保無償化の対象外となっている外国人学校の付属幼稚園を、この事業の対象施設とするお考えはありますか。

以上
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京都朝鮮第一初級学校襲撃事件から10年 「民族教育に対する攻撃とたたかう」

2019-12-24 19:59:00 | 活動報告



集会にご参加いただいたみなさん、心を寄せてくださったみなさん
そして、勇気を持って登壇してくれた3人の卒業生のみなさん
ありがとうございました。
会場いっぱいの方々と時間をともにし、子どもたち、朝鮮学校が受けた被害がどれだけ深いものであるか、闘う姿をもって全国で励まし合い影響しあってここまで来たのか、現在地を確認しました。
盛りだくさんの内容を何とかしてまとめ、報告しようと思います。
差別をはね返し民族教育権を大きく広げるために、これからもともに闘っていきましょう!

京都新聞記事
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/104500

京都朝鮮中高級学校の高級部3年生が、集会に寄せてくれたメッセージを紹介します。
勉強や部活で忙しい中、話し合って、この文章を書いてくれて、本当にありがとう。정말 고맙습니다 !
これからも朝鮮学校から学び、ともに闘い、歩んでいきます。

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私たちは京都朝鮮中高級学校に通う高級部3年生です。
23人がそれぞれ幼稚園や小学校の頃から朝鮮学校に通い、最も長い人は15年間にわたって民族教育を受けてきました。
私たちが初級部2年生の頃京都朝鮮第一初級学校に在特会が押し寄せ、朝鮮学校とそこで学ぶ子供たちに向かってヘイトスピーチを行いました。その場にいた子供たちは浴びせられた罵声や暴言に傷つき、さらには日本人や日本社会への不信感さえ持ってしまうことになりました。私たちのクラスの第一初級出身者も、事件で苦い経験をした当事者たちです。
裁判では勝訴となりましたが、心の傷はいまだに癒されてはいません。形こそ変わりましたが、高校・幼保無償化からの朝鮮学校の除外という形で差別は続いています。

現在、私たちは高校生となり朝鮮学校や民族教育の歴史、在特会襲撃事件や無償化除外の経緯などを学習してきました。その過程で思うこと、それは先代たちが作り上げてきたウリハッキョ(私たちの学校)、血と汗と涙で守られてきた民族教育を次は私たちが次の世代に、未来へ繋いでいかなければならないということです。そのために、苦しくてもくじけそうになっても、差別がなくなるその日まで闘い続けることが何よりも大切だということです。
みなさん、私たちは決して諦めません。
共に手を取り、差別なき社会、皆が自分らしく生きられる社会を作って行くべく、これからも闘い続けましょう!







朝鮮幼稚園にも「幼保無償化」を!

2019-11-13 01:36:00 | 活動報告
11月11日に開かれた緊急集会は、300人を超える参加者で、会場は熱気にあふれました。
朝鮮幼稚園・朝鮮学校への差別を、京都の市民みんなの力で打ち破りましょう!

集会で報告した11月6日の京都市への要請では、朝鮮幼稚園を「幼保無償化」から排除することをやめさせるよう懇談し、60人以上の方から預かったメッセージを手渡しました。






愛校フェスタ2019

2019-10-27 18:04:21 | 活動報告
晴天に恵まれた京都朝鮮初級学校のチャリティービッグイベント「愛校フェスタ2019」。
初めて来校した日本人参加者も多く、
楽しく充実した時間を過ごしました。

午前中は、のびのび遊ぶ幼稚班の子どもたちや、活気のある授業を見学しました。
お昼からは、サッカー・バスケの親善試合、
子どもたちの歌や踊り、民族楽器演奏などなど盛りだくさん。
空手の演舞も迫力でした!
記念に애교(ヘギョ 愛校)の人文字も!
来年も楽しみです。