コロナ給付金 なぜ私たちは「線の外側」なのか 朝鮮大学校生の訴え（毎日新聞2021年1月10日）

毎日新聞が取材してくれました。

動画は無料で見られます。

前半は朝鮮大学校の学生さんのインタビュー

後半は、こっぽんおり共同代表の板垣同志社大学教授が、学生支援緊急給付金での国の対応の問題点を解説し批判しています。

https://mainichi.jp/articles/20210108/k00/00m/040/114000c

解説より

学生支援緊急給付金から朝鮮大学校を排除することは狙い撃ち的な差別政策。緊急事態なので、留学生も含め幅広く支援しようというのが制度の主旨。ところが、朝鮮学校に関わるものは一切支援しないという日本政府の排除の方針が貫かれてしまった。

法律を変えることなく、政治判断で支給しようと思えばできる。在日外国人に、よりきついかたちで降りかかっているコロナ禍に対し、そこにしっかり支援する決断をすべき。

「朝鮮学校生として受験したい」

おととし2018年の大学受験で、関西医科大学が朝鮮学校卒業生に対して受験差別をした事実が報道されています。

いまや、朝鮮学校を卒業すれば自動的に大学受験資格を認め、卒業生の個別審査などせずに受験を認めている大学もあるなか、この大学の態度は差別以外のなにものでもありません。

まして、命をあずかる医療者を育成する教育機関です。逃げずに向き合ってほしいです。

 

関西医科大、京都朝鮮学校生の受験認めず　「各種学校は要件満たさない」（毎日新聞2020年7月25日）
https://mainichi.jp/articles/20200725/k00/00m/040/214000c

 

「学校種別が理由なら時代錯誤」　関西医科大の朝鮮学校生門前払いに関係者（毎日新聞2020年7月25日）
https://mainichi.jp/articles/20200725/k00/00m/040/230000c?fbclid=IwAR17ZlsVoJRUOMmZ0wW55titi4BmQXbaxpNTVrDBJwt0mRuhrQE2JXZcw-w

七夕 短冊にたくした願い 京都初級

先日、京都朝鮮初級学校を訪問しました。

玄関を入ると、笹の枝葉に歓迎され、
ひもでくくられた色とりどりの短冊には、
こどもたちの願いがしたためられていました。

はしりがはやくはしれるように

じがきれいになれるように

しけんをがんばりたい

ぴあのじょをずになりたい

コマチュック大会で優勝できますように

大きくなったら母さんと舞踊をいっしょにしたい

おじいちゃんおばあちゃん100さいまでげんきにしてください

日本語で、ウリマルで、その両方で、書かれた個性あふれる文字。
そして、ありのままの思いで、なんら飾ることのない願いごと。

みんなの願いが、ぜんぶかないますように！！

2017年 京都朝鮮中高級学校 中級部6・15記念行事

補助金拡充をめざすシンポ＆交流会を、中高級学校で開催していた日。
中級部の各学年は、６･１５記念行事をされていました。

朝鮮学校の教育のなかでは、
朝鮮半島の南北の国家がひとつになって、
統一祖国になることをめざそうと教えられています。

生徒たちもその期待をこの行事に込めています。

第１部は、ちょっとした運動会。
第２部は、統一ピビンパ、統一スイーツの料理づくり。

スバラシイ完成度です！！
6・15南北共同声明が一日でも早く実現するように・・・
そんな願いが詰まっています。