6月10日、京都朝鮮中高級学校を会場にお借りして、
補助金拡充をめざすシンポジウムを開催しました。
100人近い人が集まり、
大学教員、大学生の姿がたくさんみられました。
遠くは、東京や島根からもお越しいただきました。
高校の先生や、この間で地域交流を深めつつある方々など、
顔ぶれを見ても、とても意義のある集まりでした。
滋賀県立大学の河かおるさんの基調報告は、
現在の朝鮮学校に対する補助金をめぐる動向がよくわかるものでした。
大阪で訴訟支援をされているアプロハムケの藤井幸之助さんの話は、
それを受けて民族教育への助成制度が必要だということをクリアに語るものでした。
静岡、ヘイト対策、保健室の取り組み、の各現場からの報告は、
地理的な広がり、多様な陣形、内容的な深まりを感じさせるものでした。
焼肉交流会では、滋賀ハッキョの愛校牛を、オモニ会のご協力のもと、
おいしくほおばることができて、
七輪を囲んで話の輪が尽きない様子でした。
なにより、最後に披露された、朝鮮学校生徒たちの、
民族器楽演奏、声楽合唱、舞踊部の群舞、吹奏楽部演奏は、
民族教育の真髄に触れることのできる、貴重な空間と時間でした。
この空気を肌で感じた参加者たちの思いや、
さらに細かな報告は、次号ニュースレターにてお届けします!!