こっぽんおりブログ

朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋(愛称:こっぽんおり)のブログです。

ニュースレター11号 特集☆民族教育権を認めろ!

2017-04-27 00:07:46 | 活動報告
こっぽんおりニュースレター11号 できました。


特集は「民族教育権を認めろ!」

2月の民族教育権の保障を求める街頭アピール
徳島事件裁判勝利報告集会
世界人権問題研究センター 呉 永鎬さん連載3回目 もっと知りたい!ウリハッキョ「学校閉鎖」を乗り越えて
保健室、学芸会レポート
などなど、今号ももりだくさん!
特に、高校生のアピールは必読です。

これを読めば、ウリハッキョ(朝鮮学校)がもっと身近に☆
ぜひお問い合わせください。
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ウリハッキョ応援団に、ぜひあなたも!


民族教育権の保障に向けて
高校無償化適用を! 補助金拡充を!!

寒風吹きすさぶ2月。
2013年2月20日に文科省令が朝鮮学校高級部生徒を高校無償化から排除してから、この時期は無償化適用を求め、そして民族教育権の保障を街頭で訴える「メモリアル月」として会の活動にインプットされました。

会の発足(11年秋)から最初の街頭行動は12年11月の三条河原町で、たった4人で署名を集めました。
13年3月の省令抗議のチラシまきは2人の行動でしたが、地元新聞に小さく報じられました。
14年2月からは毎年、京都朝鮮中高級学校から生徒たち、教員たち、保護者たちがぞくぞくと参加され、多い日は1か所で70人を超える連日の行動が展開されるようになりました。

卒業式を目前にした早春。
清々しく生徒たちを送り出すはずのこの時期に、なぜ生徒たちを街頭に立たせ、日本社会に対して「お願い」させなければならないのか。
こうなる前に知恵と人数を結集させて、10年4月に差別なき無償化制度をスタートさせられなかった責任を痛感しながら、街頭行動を呼びかける役に回り、もう幾年もが過ぎています。
この非力を死ぬほど恥ずかしく思いながら今年も街頭に臨みました。

行動に参加した教員のなかには、朝鮮大学校時代に文科省前に立ちつづけ、そして卒業し、終わりの見えない闘いのバトンを後輩に継がせているのではと不安感を持って街頭に臨んでいた教員もいたと後日知りました。
その教え子である生徒たちのスピーチと立ち振る舞いは、揺るぎなく堂々としていました。
差別と抑圧が継続する日本社会で、当たり前の権利を得るために闘うことが求められている人々が、身近なところに、どれほどたくさんいるのか。
その事実に目をこらし、感情を交換し、ともに希望をつむいでいく運動をもっと大きくしていきましょう。
この闘いは、当然、勝利するための闘いです。

滋賀県、そして京都府でも補助金の「継続」が確定しました!
全国で補助金打ち切りの攻撃が広がるなか重要な意義があると考えています。
この現状を支えている水面下の運動に学び、民族教育権の保障につながる確かで緻密なシステムをつくるために、今年は集中して取り組みたいと思います。