こっぽんおりブログ

朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋(愛称:こっぽんおり)のブログです。

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京都朝鮮歌舞団の公演のおしらせ

2013-04-17 22:55:56 | おしらせ

今週4月19日金曜日、京都朝鮮歌舞団のチャリティーコンサートがあります。
京都朝鮮歌舞団の初の取り組みです。

4/19(金)@京都府立府民ホールALTI
<京都朝鮮歌舞団企画☆
ウリハッキョチャリティーコンサート♪>
<씨앗>~the seeds~
@京都府立府民ホールALTI
18:30開場/19:00開演
チケット \2,500(全額寄付されます)
*お問い合わせ
075-313-6161

*出演者
京都朝鮮歌舞団
和太鼓&三味線/山内利一
舞踊/大阪朝鮮歌舞団 白佳実 玄和菜
兵庫朝鮮歌舞団 金伶奈 鄭香蓮
エレクトーン/田凰諭
オカリナ&チャンゴ/徐香淑
ピアノ/柳原由佳
☆カヤグムと三味線のコラボ等、見所満載です












3月24日、大阪での集会

2013-04-16 02:29:07 | 活動報告

3月24日、大阪のモアパレードで訴えられた、
京都朝鮮高級学校卒業生のリレートークを掲載します。


こんにちは。私は現在、同志社大学法学部に在籍し、留学同京都で活動しております。私は2012年に京都朝鮮中高級学校を卒業しました。今回はこの場をお借りし、朝鮮学校卒業生として3000人の参加者の皆様の前で朝鮮高校無償化適用除外問題についてお話しさせていただくという機会を与えられ、大変緊張と共にプレッシャーを感じております。ですが、無償化適用の除外を受けた当事者として、適用を受けぬまま卒業を迎えた者として、当時感じたこと、卒業して感じたこと、そして今の思いを自分なりに述べたいと思います。
 高校無償化法案が閣議決定された2010年1月当時、私は高校1年生でした。そのころ自民党から民主党へ政権が移り、少しは在日朝鮮人に対する処遇が良くなるかなと思っていた矢先、この法案が発表されました。しかし、喜びもつかの間に中井拉致問題担当相の発言をきっかけに雲行きが怪しくなり、4月に朝鮮学校が除外された形で施行となりました。
感情としてはさっきの朝高生の気持ちと同じです。私はそれだけでもショックだったのにもかかわらず、さらに新たに入学してきた新高校1年生の人数が激減し、今まで2クラスであったのが1クラスになったのです。今までは在日朝鮮人を取り巻く問題について教科書や講義で聞いてはいたもののどこか実感がわかず大変なんだという印象でしかなかったものが、その時初めて在日朝鮮人に対する差別と朝鮮学校の生徒数減少という在日朝鮮人問題が今まさに目の前で起こっているという事を身体で感じるとともに自分の問題として考えるようになりました。そのような視点で周りを見渡してみると、朝鮮学校の学費は助成金が十分に出されていないこともあり日本の学校と比べれば高く、日本社会でいえばマスコ
ミの「北朝鮮」に対する偏った報道によるマイナスイメージ、(私も日本人に「朝鮮人」と発言することに抵抗があったり、通名でカードを作っていたりしていました。)朝鮮人に対する偏見、蔑視などなど、自分の周りにも様々な問題が転がっているではないか!と痛感しました。経済的負担、将来の不安、教育内容の一方的な決め付けといったことから日本の高校に通わせる、通わざるを得ない、若しくは通いたいと思う親や本人を責めるのははたして正しいのだろうか、と無償化適用除外を受けて考えるようになりました。もちろん朝鮮学校がすべて完璧ということではありませんが、少なくとも、朝鮮人として日本社会で生きていくことがとてもしんどいことであることは間違いないと思います。これがきっ
かけでこの状況をこの社会を変えたいという気持ちが次第に強くなり今にいたります。動機はそれだけではなく単純にこんなにいい先生たちがいて民族の誇りをもたせてくれた学校がこのまま行くと無くなるという事がとても残念でならなかったのです。
 その後も審査手続きを待ってはまた待たされ、ようやく決着と思いきやヨンピョンド砲撃事件を理由に再び停止され気づけば私も卒業を迎えておりました。その間、署名活動を何度も行い、京都朝高は行政のお偉いさんを招き授業を見せ、公演を見せ、マスコミの取材を受け、なぜ私たちがここまでしなくてはいけないのだろうか、何か悪い事でもしたのだろうか、と怒りと悔しさが入り混じり、私たちのように期待と落胆を何度も繰り返しながら卒業していった朝高生がどれほどいたでしょうか。今年も適用を受けぬまま、更に除外が決定されて後輩が卒業を迎えてしまいました。

卒業して法学部に入学したのは平等を実現するための法律がこの状況をどのように判断するのだろうか。現に差別され苦しむ人々がいるのにそれを法は許容するのだろうか。「そこのとこどうなの?」と、法に対して疑問を持ったことが理由の一つです。もう一つは本問題についてだけではなく、同時期におこった在特会による京都第一初級学校襲撃事件についても、多くの在日朝鮮人と日本人の弁護士の方々が闘っているという事を聞き、私もその一員となって一緒に学校を守りたいと思ったからです。
そして入学したのと同時に留学同(在日本朝鮮留学生同盟)と出会いました。留学同には私のような朝鮮高校出身者や、途中から日本の中学、高校に通った人、ずっと日本の学校に通っていた人など色々な経緯を持つ在日朝鮮人の大学生が集まります。中には名前や国籍、ルーツに悩んで生きてきた人もいます。私は朝鮮学校出身者であるため、周りはみな朝鮮人で、日本社会で生きてはいたもののその中の同胞社会で生きてきました。私にとって当たり前であった二つの名前を使い分けること、旅行に行きやすい韓国国籍に変えること、ムカつくことがあると朝鮮語で愚痴ること、これが可能なのはまさに日本の過去の過ちから生まれた産物でそれに反対しているはずなのに自分の都合がいい時だけ利用していまし
た。しかし彼彼女にとってはその一つ一つが当たり前ではなく壁でありそれが原因で苦しんできたのです。私は彼彼女らのことを全く考えずに生きてきました。私は無意識的に彼彼女らを傷つけていたことに気付き、もっとも基本的な事がなっていなかったことにとてもショックを受けました。自分の周りの人たちの痛みをできる限り理解しようとすることが運動を行う初歩の初歩だということを初めて知ることになったのです。留学同に入ってからも無償化適用を求める署名活動やパブコメ、文科省あてに葉書を送ったりしました。まさか高校1年のときの問題に卒業した後も取り組むことになるなんて思いもしませんでした。高校の時散々冷ややかな目で見られながらそれでも必死になって署名を求めたのに、卒業
してもなお署名活動をしなければならない事実が信じられませんでした。私が卒業して感じることは無償化除外の問題のみならず在日朝鮮人問題、ひどい場合、在日朝鮮人の存在すら知らない同世代がとても多いことです。私は認知しながら一方的に嫌うことはもちろんいけないことですが、そもそも知らないという事がもっとも危険なことであると考えます。認知して、いけないことだという判断さえもできない状況で何も知らないことからくる差別、偏見、蔑視がどれほど恐ろしいことでしょうか。一体日本の歴史教育がどうなっているのか疑問に思わざるをえません。
 私が今留学同の活動をしているのはざっくりいえば在日朝鮮人が堂々と生きていける社会を作るためです。留学同の活動というよりかは一人の在日朝鮮人としての運動といった方が正確かもしれません。私は法律家になって闘いたいと思い大学に進学したのですが、一年間の留学同の活動を通して、私は法律家である前に朝鮮人なのだ、今の自分でも十分にやるべきことはある、と強く思うようになりました。

在日朝鮮人に対する差別は今回の問題だけではありません。過去にも民族教育や国籍、大学受験資格、地下鉄定期券、再入国許可証、年金など国家レベルで生活にかかわるほとんどの権利が与えられておらず、現在でもまだ残っているものもあります。通名強要や入居拒否、在特会、ネットでのいわれのない誹謗中傷など私人間でも在日朝鮮人として生きることが常に妨害され、全国的な補助金のカットや万景峰号の運航停止、総連幹部の再入国禁止、マスコミの北朝鮮バッシング、などと挙げればきりがないほど手を変え、品を変え、様々な手段で解放後60年がたった今でも変わらずに行われている現状の中で、朝鮮人として生きることが難しい、堂々と生きられない、朝鮮学校にも通えないといったことから、朝
鮮人に対する日本社会の在り方を受け入れて別の道に進む同胞、反対はしつつも別の道に進まざるをえない同胞、在日朝鮮人が力をつけたら差別されないと考える同胞など在日朝鮮人の在り方に対する考え方も多種多様になり、かつて朝鮮、韓国国籍保有者が60万人であったのが現在では40万人に減少していることがよくそれを物語っていると思います。

日本が過去の過ちを反省せずむしろ在日朝鮮人の存在を日本から排除して無かったことにする。この姿勢が今回の無償化排除という形で現れただけです。私たちは無償化適用を最後まで訴え続けていくだけではなくその背後にある日本政府の、日本社会の朝鮮人は差別されてもいいという姿勢そのものに反対していかなければなりません。先代が民族弾圧に屈することなく60年もの間、朝鮮学校を守ってきたから今の学校がありますし、今の在日朝鮮人がいます。4.24教育闘争をはじめ奪われた多くの権利も多くの日本人の方々と、ともに運動で勝ち取ってきました。法は運動で変えられるのです。朝鮮高校無償化適用を目指して、朝鮮人が朝鮮人として当たり前に生きられる社会がくるまで、最後まであきらめずに闘
い続けましょう。

3月24日(日)新校舎見学会と、大阪での「朝鮮学校ええじゃないか」集会&パレード

2013-04-02 21:57:26 | 活動報告
3月24日の午前中、京都朝鮮初級学校の新校舎見学会に、連続講座の一環として行ってきました。
参加者は十数人で、まだ机も運び込まれていない校舎を、学園理事の李蓮澤さんの説明を交えながら、一足早く見せていただきました。
地元住民の方たちとの話し合いを何度も繰り返され、反対意見も出た中、住民の方で朝鮮学校に理解を示してくれる方たちも出てきたというお話を聞き、少しは、ほっとしました。
駅から校舎までが、信号の無い道を渡らないといけない場所などもあり、そこは住民の方とも一緒に、横断歩道をつけるように要求していくとのことでした。
トイレの表示がチマチョゴリやパジチョゴリを着た子どもの姿で示されていて、かわいいなと思いました。
また、壁一面が鏡の多目的室、グラウンドや体育館も整備されており、子どもたちがのびのびと学び、民族文化を継承し、遊べるような工夫がこらされていると思いました。
一通り校舎を案内していただいた後、こっぽんおりのメンバーである上瀧浩子弁護士から、校長先生に竣工祝金の贈呈が行なわれました。

午後からは、行けるメンバーで大阪の集会とパレードに参加しました。
扇町公園で集会、西梅田公園へパレードというコースだったのですが、こっぽんおりからは、朝鮮高校卒業生とのリレートークと、各地の支える会の状況という二箇所で発言させていただきました。

集会後、西梅田公園までパレードがあったのですが、ビジネス街だからか人通りがあまりなく、車道の車にプラカードを掲げたりしながら進みました。
パジチョゴリを着たトラや、チマチョゴリを着たウサギの着ぐるみ、民族衣装を着た子どもたちなども参加して、ふうせんや薄布なども準備されていて、華やかな雰囲気でした。
私たちは京都の朝鮮学校の関係者の方たちの中に入らせていただいたのですが、
終盤に右翼の街宣車が通り、道路の反対側に旭日旗等を掲げてアピールしている集団がいたりもして、
子どもたちも参加している中で、そのような行動をしている人たちが現れたことに、辛い気持ちになりました。