気ままな日記

東京近郊を生活圏とする北九州出身のしがない元サラリーマン

過去の単身赴任地での生活などを含め紹介

山寺・立石寺(山形県)

2012年06月23日 20時22分37秒 | おでかけ
仙台市からJR仙山線で山形県へ山越えをすると、山寺と呼ばれる立石寺があります。
立石寺は、松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」と句をしたためたことで有名な天台宗のお寺です。


以前、私が立石寺に来たのは学生時代、もう数十年前です。
しかし、変わっていませんでした。
駅前のお土産屋さん、旅館と、風情はそのままのように感じられます。


駅から向かいの山を見上げると、岩山の上に五大堂が見えます。





まずは根本中堂と日枝神社にお参りをし、山門をくぐって小径を登っていきます。

地獄と極楽の境といわれる姥堂を過ぎ、しばらく登ると芭蕉句碑、せみ塚です。
まだ蝉は鳴いていません。


弥陀洞をみて、仁王門へ





さらに登って奥乃院に到着



奥乃院の左には大仏殿があり、5mの金色の阿弥陀如来像が安置されています。
柔和なお顔をされた大仏様です。


そしてやってきました、五大堂へ




眼下に見える麓の町がミニチュアのようです。

ちょうど山寺の駅に仙台発山形行の電車が入ってきました。




山寺の町が南東に向けて家並みが伸びています。



これが二口峠へ向かう街道の街並みです。

仙台にいる間に、秋保から二口峠を越えて山寺へ、この古道を歩くつもりです。





山を下りて見上げると、五大堂が崖の上に建っているのがよくわかります。




山寺巡りは、ちょっとした山登りでした。

やっと登った栗駒山

2012年06月16日 20時39分13秒 | おでかけ
朝、窓を開けると曇り空、雨は降っていない

天気予報では、午後から雨

午前中に栗駒山へ登るぞ!!


ところが高速道路を降りた頃からポツリポツリと雨が降ってきました。
やばいぞ
今日も登れないか・・・


登山口の「いわかがみ平」1113mに到着
小雨、視界200m位か

最短の中央コースを使って山頂までピストンすることにしました。


セメントで固められた石の登山道を上ります。
直登と思えるくらい、登山道はほぼ真っ直ぐ伸びています。

雨脚が強くなってきました。
途中で防水ジャケットからカッパに着替えます。


高度を上げるにつれ風も強くなってきます。
ガスも濃くなってきました。


突然、ウサギが登山道を駆け下りてきてビックリ
(二羽のウサギに出会いました。)


所要時間1時間10分で山頂に到着




当然ながら景色は全く見えません。


気温が低いなか風が強く、寒さを感じます。

チョコレートをひとかけら食べてすぐに下山

天候がさらに悪化してきました。


急いで降りていると、60代位の女性グループが登ってきました。
大丈夫かなぁ


ゴアテックスのトレッキングシューズは水を通しません。
カッパも、汗はかくけれど蒸れるほどではありません。
さすがゴアテックスだなぁと関心しつつ、下ります。

途中、石の上で滑って尻餅をついてしまいました。
いてて


50分ほどでいわかがみ平に到着

身体が冷えて、寒い~


今回の山行では、期待していた景色や草花を見ることができず残念


梅雨が明けるまで、山登りはしばらくお休みだな

栗駒・世界谷地(宮城県)

2012年06月09日 21時21分28秒 | おでかけ
久しぶりに雨の休日となりました。
本来ならばゆっくりと家事でもして休養するのでしょうが、そうはいきません。
今週末は天気が良ければ栗駒山に登ろうと目論んでいたのですが、この天気のなか山登りは無理なので栗駒さんの中腹にある湿原・世界谷地に行ってきました。


栗駒に近づくにつれ、雨の振り方が激しくなってきます。

散策も無理かなぁと思いつつ、勇気ある撤退ができずに世界谷地の駐車場に到着
雨は小降りになってくれました。


フィールド・ジャケットのフードを被って湿原に向かいます。

駐車場から湿原までは、歩いて10分程度
ブナ林のなかを歩きます。




雨が降っているせいか、新緑がとても綺麗







湿原に到着



軽くガスがかかっています。





白いワタスゲがたくさん




 




ワタスゲの中にオレンジ色の花(ツツジでしょうか)が咲いています。





蜂が蜜を求めて花々を巡っています。




1時間程度でしたが、気持ちの良い散策でした。


もう梅雨に入ってしまうのかなぁ
しばらくの間、山に登れなくなるのが残念です。

仙台の街

2012年06月03日 21時31分14秒 | おでかけ
今日は仙台の街をぶらぶら


仙台藩の頃の町の中心だった場所が「芭蕉の辻」


今は、目抜き通りから少し入りこんだところに位置しています。








そして、現代の目抜き通りのひとつである常禅寺通




きれいな通です。
人通りが多く、賑わっています。



ランチに、「えごまらーめん桂苑」で 海老ワンタン入りのラーメンをいただきました。
魚風味のあっさりしたラーメンで、おいしいです。


えごま(ごまの一種?)を自分で擂ってラーメンへ入れます。
あまりえごまの香りがしないなぁ

船形山(宮城県)登山

2012年06月02日 19時33分52秒 | おでかけ
今日は船形山(1500.2m)に登りました。
船形山は、宮城県と山形県の県境にある船形連峰の盟主です。


当初、色麻町の大滝キャンプ場から登る往復4時間程度の当麻ルートをとる予定でしたが、大和町の船形神社から大滝キャンプ場へ抜ける林道が閉鎖されており、とりあえず船形神社の奥にある、もう一つの登山口、旗坂キャンプ場へ
ここからのルートだとガイドブックでは往復8時間程度とされており、当麻ルートを前提とした9時頃の登山開始では遅すぎるかな。

登らずに近場を散策しておしまいにしようかとも思ったのだけれど、天気も良いので、旗坂キャンプ場からの升沢ルートで登ることにしました。
 (去年の妙高山、そして先週の大東岳で、私の脚力では8時間コースはちょっと厳しいと自覚しており、不安)


9:10 登山開始
 いきなり急な登りになります。
 ブナ林の中、鳥のさえずりを聞きながら、一歩一歩登ります。
 途中、しばらく傾斜の緩い峰を進み、また険しい傾斜が続きます。

10:20着 三光の宮入り口 10:30出発

ここからはきつい登りもなく平和なトレッキングになります。

30分ほど歩くと升沢小屋へ

11:05着 升沢小屋 11:10出発

沢を登ります。
ルートがわかりづらい・・・

沢が終わると、残雪の急坂を登ります。



写真ではわかりづらいのですが、かなりの傾斜なのです。

今日はステッキを持っておらず、アイゼンも履いていないので足が滑る~

下に登っている人がいるので、ここで滑ると危険

一歩一歩、つま先を雪に蹴入れ、慎重に登ります。

残雪部分が終わると、歩きやすくはなりますが急な登りが続きます。


稜線に出ると、なんとすばらしい景色

山形県側は、足下が大きく落ち込んでいます。
その向こうには山形県側の山々が続いています。

登りのつらさが癒やされるなぁ

船形山の山頂も見えます。



花がたくさん咲いています。

 


景色の良い稜線を登って山頂へ


12:00 山頂へ到着

山頂は、黄色い花が咲いています。
 


遠くには、月山を見ることもできます。


 


登ってきて良かった!!



12:35 山頂を出発


帰りは蛇ヶ岳(1400m)を経由


クマザサの中のわかりにくい道を進んで蛇ヶ岳へ 13:20

蛇ヶ岳からみた船形山







蛇ヶ岳から、雪の斜面をトラバースしながら下っていきます。




先人の足跡を頼りにルートを探りながら進みます。

ルートがわかりづらい・・・
滑る・・・

私のような素人には危ないルートです。


道を探りながら降りて、13:45 行きに通ったルートの蛇ヶ岳分岐に到着


途中、三光の宮に寄りました。



日、月、星を祀る石碑があります。


今日は膝の調子も良く、ここからスムーズに降りていくことができました。

途中、花が咲いています。

 


ブナ林の新緑が綺麗です。
鳥たちのさえずりもよく聞こえます。


いいなぁ



15:05 旗坂キャンプ場へ到着

大東岳よりも楽に感じた山行でした。

登りがずっと続くのではなく、所々に平坦路があるので足を休ませることができることがよいのでしょう。


景色も良く、花やブナの新緑も美しく、鳥もさえずり、本当によい山でした。




旗坂キャンプ場付近のブナ林です。


新緑がきれい



気持ちの良い登山ができましたが、難点は、小蠅のような虫が多いこと。
刺すことはないので虻ではないと思うのだけれど、まとわりつくので不快になります。

山頂付近にもたくさんいて、本当にウザイ存在でした。