気ままな日記

東京近郊を生活圏とする北九州出身のしがない元サラリーマン

過去の単身赴任地での生活などを含め紹介

山形県:銀山温泉・酒田への旅 ①

2015年01月23日 21時01分13秒 | おでかけ
20年ほど前、新潟で単身赴任生活していた頃、東北へ車内泊旅行によく出かけていました。
そのなかで印象に残っていた温泉が銀山温泉
当時は、日帰温泉を利用しただけだったのですが、それ以降、泊まってみたい宿題の温泉地になっていました。

仙台で生活していた頃も、鍋越峠を越えて付近まで来たけれど立ち寄らずじまい。


その宿題の温泉、銀山温泉へ思い立って出かけてきました。

まずは、東北新幹線・こまちで仙台へ


昨年3月まで生活していた仙台の街、懐かしいけれど、パス


仙台から『リゾートみのり』で、雪の奥羽山脈を越え、山形県・新庄へ向かいます。



茶色いボディーのディーゼル列車です。

仙台駅を9:25出発

ディーゼルエンジンがゴーと唸り、それにターボチャージャーのヒィーンという音が途中から加わります。
トルクコンバーターが滑りながら、3段?で変速しつつ徐々に加速

いいなぁ、ディーゼルカー。
このディーゼルカーで、雪深い奥羽山脈を越えるのです。

仙台から東北本線で、松島を通って小牛田へ

途中、チラッと松島の景色を見ることができます。



ほんとにチラッとだけですけど。


小牛田から陸羽東線へ

田園風景を走ります。

田んぼでは、白鳥や雁などの鳥が餌をついばんでいます。

 

雁がきれいなV字で飛んでいます。


白鳥たちです。




しばらく走ると



鳴子温泉の入り口に立つ こけし が現れます。

鳴子温泉駅で25分間の停車

足湯を楽しむこともできます。

11:25 鳴子温泉駅を出発

いよいよ本格的な山越えです。

鳴子温泉駅を出てしばらく行くと長いトンネルに入り、エンジンに負荷がかかっているのかゴーという音が更に響いています。

トンネルを出ると鳴子峡

右手に国道のアーチ橋が見えます。




紅葉の時期は、このアーチ橋の上から列車を撮影しようと多くのカメラマンがカメラをかまえているのですが、今日は全く姿なし。


リゾートみのりは更に高度を上げていきます。

そして峠の駅、堺田駅を通過




この駅の前には目に見える?分水嶺があります。
一本の小川が東西に分岐し、一方が日本海に、もう一方が太平洋に流れ出るのです。

仙台にいた頃、何度か来たなぁ。

ここからは、雪の中を下っていきます。


途中、最上駅(だったかな)で新庄から来た列車と行き違いのために停車

 


 

そして、12時半頃、新庄に到着

新庄は山形新幹線の終着駅です。



標準軌の線路はここで行き止まり。





新庄駅前の食堂でラーメンをいただきました。

鶏ガラに魚介の風味がほんのりと加わったおいしいラーメンでした。
暖まる~


新庄から山形新幹線で一駅、大石田へ




大石田からは、旅館のお迎えバスで銀山温泉に向かいます。


そして、銀山温泉に到着




大正から昭和初期にできた温泉宿が雪の中、静かにたたずんでいます。

温泉は硫酸塩で硫黄の香りが漂います。

暖まる~、気持ちいい~

夕食は地元の食材をふんだんに使った料理が次から次に出てきます。
どれもおいしくいただきました。

夕食の後は、温泉街を歩きます。

 



ランプの暖かい光がほんとにきれい
氷柱もオレンジ色に輝いていました。

すばらしい温泉です。
やっと来ることができました。
来てよかったなぁ

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