気ままな日記

東京近郊を生活圏とする北九州出身のしがない元サラリーマン

過去の単身赴任地での生活などを含め紹介

岩手・秋田への旅(盛岡市・田沢湖・阿仁・八郎潟・秋田市)②

2013年07月06日 22時22分00秒 | おでかけ
今日は昨日以上に強い雨

岩手山は雲の中で、見ることができません。残念


雫石から田沢湖へ

田沢湖へ向かう路沿いの川は、水が蕩々と流れています。




田沢湖も雨


雨の田沢湖ですが、御座石辺りは青く深い色をしています。
天気が良いときれいなのでしょうね。




田沢湖の水位が高く感じられます。


御座石神社です。





ここから秋田県の北部に向かって山越えです。


さぞ山深いのだろうと思っていたのですが、センターラインのある舗装路が続き難所という感じは全くありません。
ちょっとがっかり


平行して秋田内陸縦貫鉄道が通っています。
一度乗ってみたいローカル線です。

阿仁合の町に到着

この辺り一帯は、かつて金・銀・銅を採掘していた鉱山(阿仁鉱山)で栄えた町です。


阿仁町郷土文化保存伝承館と異人館を見学


異人館です。


伝承館には、かつて鉱山の町として栄えていた頃の写真や道具などが展示されています。

興味深く資料を拝見しましたが、残念ながら町並みからは、鉱山で栄えていた町の雰囲気を全く感じることはできませんでした。
鉱山の遺構が残っていそうなのだけど、全くなし。

がっかり



阿仁からさらに北上し能代へ
能代の町を見学したかったのですが、時間がなく八郎潟へ


八郎潟の道の駅「おおがた」にある大潟村干拓博物館へ

とても立派な建物です。
(この立派な建物は税金で作ったのでしょうね。見学者は他にいないようです。)

八郎潟は埋め立てではなく、堤防を築いて排水した干拓だということが理解できました。
干拓なので、海抜はマイナスなのですね。


八郎潟の道は、広大な田んぼの中をほとんど一直線で走っています。
釧路湿原の中の道を思い出します。

この干潟の全貌を見たくて、寒風山に登ることにしました。
寒風山を見上げると、頂上付近は雲の下



これなら八郎潟を見渡すことができるのではないかと登っていくと、山頂付近の駐車場に着くと同時に雲がかかってしまいました。

ついてないなぁ


そろそろ帰路につかねば、と秋田市内に向かいます。

秋田市内に入ったところで秋田城趾という看板を見つけ、寄ってみることにしました。

秋田城趾にある護国神社です。


ここには、さざれ石があります。
私、さざれ石を初めて見ました。
こんなんだったんだぁ
細かな石が固まったような岩です。

さざれ石が巌になり、さらに苔がはえるのですね。


秋田城趾は、塀が再現されていました。



当時の中央政府が蝦夷を制圧するためにつくった軍事・行政の拠点です。

多賀城よりも広いんじゃないかな。



雨の中、岩手・秋田を駆け抜けた二日間でしたが、東北の史跡に触れることができました。