こめぞう長屋の井戸端で縁台に腰掛けながら、暫し四方山話に花を咲かせましょう!
美味しいコーヒー入りましたよ
朝日新聞 2010年8月14日 4面より引用
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ブラジル日系ママの試み広がる
おむつ台設置□上映後に交流の場
イレーネさんは、週3回は映画館に
通う映画フリーク(マニア)だった。
だが、2007年9月、長男を出産した後
は、乳児を抱えて映画館に行くのをた
めらい、いら立ちが募っていた。翌年
ネットでその思いを書きこんだところ
同じような境遇の女性たちと意気投合
した。みんなでそんな状況を変えよう
と動き出した。赤ちゃん連れの母親が
映画を見やすい環境を作るよう、映画
館に掛け合った。乳児をびっくりさせ
ないよう、映画の音響は通常の上映時
より小さくし、冷房も控えめ。館内の
一部に、はいはい出来る特別のカーペ
ットを敷き、床にはおもちゃがちらば
る。映画を見ながらおむつを取り替え
られるように台も置き、明かりの一部
はつけたままだ。これが受けた。出産
後家にとじこもりがちだった母親たち
が訪れるようになった。(中略)
上映後、近くの喫茶店でコーヒーを
飲みながら、育児の悩みなどを打ち明
ける場も設けた。「夜泣きする赤ちゃ
んを窓から投げ出したくなることもあ
る」「休職していて、復帰できるかど
うか心配」などと深刻に話す人に、他
の人が「私もそうだった。自然な感情
よ」などと応じる。
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▼我が家も映画好きですが、さすがに
乳児を連れては映画館へいけなかった。
そのころはまだ小さな映画館もたくさ
んあって宮崎駿監督の映画はほとんど
見ていました。紅の豚、となりのトト
ロ、魔女の宅急便、思いでぽろぽろ、
等々最近では町の映画館も複合映画館
にとって変わられて1軒も残っていま
せん。
乳幼児連れで映画が見れるとは、意外
な発想ですね。泣き声でとても映画ど
ころではないような気がしますが、実
際は案外静なんでしょうか。
和田秀樹著 大和書房 P182より引用
ISBN978-4-479-79190-4
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家でテレビばかり見ていると一気に
老けこむ
ともあれ、定年を迎えてヒマにな
ったら、できるだけ外に出て遊ぶこ
とだ。やっと毎朝の通勤電車から開
放されたので、朝から家の中でゴロ
ゴロしていられることに喜びを見出
す人もいると思うが、これは自分を
老けこませることにイかならない。
いったん外出に億劫になる、遊びに
対する意欲もどんどん衰えていく。
まさに悪循環の始まりである。
とくに
出不精の人が気をつけなけ
ればいけないのは、テレビの存在だ。
これは、家の中でゴロゴロする生活
を助長するという意味で、老化予防
の天敵とさえ呼べるかもしれない。
なにしろ朝から晩までダラダラと何
かしら放送しているので、うっかり
すると一日中、その前から動かなく
なってしまうのだ。(中略)
むしろ、
一面的な決めつけを無理
やり刷り込まれて、思考停止してし
まう視聴者のほうが多い。「テレビ
でみんながこう言っているんだから、
それが正しいんだろう」という具合
に、何となくテレビ世論に流されて
しまうのだ。
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▼朝などにテレビを見ているとその
まま気が付いたらお昼だった、とい
うことがよくあります。なにしろ番
組と番組との境目がなく、ただ何ん
となく眺めていてとっくに内容は変
わっているのに私は気がつかない。
ダラダラテレビの典型的な現象です。
ストレスを発散させているようで、
意外に役に立っていないのでは、な
いかと思いますね。テレビ局もなる
べくチャンネルを変えないように工
夫をしているみたいです。テレビの
誘惑に勝つには並大抵の努力では勝
てそうもありませんね。さて朝ドラ
にスイッチオン。