◎長年続いてきた「水戸黄門」が終了するそうですが、打ち切りになった原因はどこにありますか?
komasaram
3週間前、7月8日付の毎日新聞夕刊によると第43部で一部の脚本を担当している脚本家の黒土三男氏は「予定調和の絵空事だと若者がウソっぽいと感じ、見なくなる」「時代劇こそ今を書ける」「もっと人間を書こうよ、あえいでいる庶民の姿を書こうよ」というコンセプトで引き受けたようです。
YAHOO!JAPAN検索 予定調和+絵空事+水戸黄門
ただ印籠による権威主義の予定調和を求める頭の古い「水戸黄門」ファンがこれについて行けなかった可能性はあります。国語の試験では「この作品で作者が言いたいことは何か」という問題がよく出ますが、「水戸黄門」ファンはこの作品にある作者の意図を読みとっているでしょうか。「水戸黄門」の製作者が視聴者を理解できていなかったかも知れませんが、逆に視聴者が「水戸黄門」を理解しなかったとも考えられます。視聴者は「印籠」や「お風呂」のような「場面」だけに跳び付き、そういう視聴者が社会の中で少数派になった、スポンサーの商売を支えるほどの消費者層ではなくなったと言えますね。
「水戸黄門」の製作者は古いファンを失うのを恐れて、思い切った改革(印籠をなしにするとか、移動範囲を関東だけにするとか、光圀の若い時代を描くとか)ができなくてリニューアルも中途半端。結果、新しいファンにとっては「水戸黄門」は相変わらず古いままで、前からのファンは細かい変化に不満を持ち、離れて行ったのでしょう。
sun_desire_3344sh55in679さん
>個人的には”子ずれ狼”の再放送を希望します。
「こづれおおかみ(子連れ狼)」です。
子供を「つれ」ているから子「づれ」狼です。
それとも「こづれ」を「こずれ」と書くべきだという、現代かなづかいの表音主義を更に進めるお考えでしょうか?
tabunnsaisyonokonnnitihaさん
>由美かおるの入浴シーンがなくなったからでしょ。
mf3956さん
>由美かおるが出なくなったからです。
それがメインだとすると終わってよかった気がします。
私は東野英治郎の時代(の末期)から見始めたので、由美かおるなど「最近」レギュラー入りした人であって、あんな「新入り」の入浴シーンが番組の看板になることに内心、腹が立っていたところがあります。
「女優のお風呂シーン」だけが売りならバラエティか現代ドラマや韓流に放映時間を明け渡した方が、パナソニックにとっても商売になるでしょう(韓流やバラエティが後番組になるかどうかわかりませんが)。
まあ「水戸黄門」を観る人の中に「女優のお風呂」だけを見たがるバカなスケベオヤジが増えて、そいつらは「お風呂シーン」がなくなったら観なくなって、きちんとドラマとして観たいという視聴者が少なくなったのが問題。日本人の(特に「水戸黄門」視聴者の)知的レベルが低下したからでしょう。
そもそも徳川光圀の隠居の10年間をテレビで42年も描いて、劇中の時間軸はどうなっているのか。
40年といえば「助さん」が「ご隠居」になるような歳月です。
私としては由美かおるの卒業は当たり前で、原田龍二と合田雅吏が去ったことと、その後の脚本でこの番組は破綻したと思っています。その意味では惰性で作り続けてきた作り手の方にも多少の責任はありますね。
>今やっている水戸黄門はなんですか?初回からリメイクしているんでしょうか??
まあ「必殺渡し人」で高峰三枝子の入浴シーンが定番でしたが、これは「渡し人」だけの演出でした。
そんなわけで「由美かおるのお風呂シーン」だけが目当ての人ばかりではもう打ち切りは当然。
疾風のお娟は第42部以降は商家の女将さんになって、江戸のシーンなどでは出ていたようですが、そういうところを皆さん観ていないようでは、今後放送しても無駄でしょう。つまり視聴者が「水戸黄門」(それを作っているスタッフの意図)を理解していないのです。
jetgetsunsetmoonさん
>水戸黄門的な存在が邪魔だということでしょう。
確かにそうですね。
↓
>テレビドラマ「水戸黄門」が老害を助長してはいませんか
amaflatさん
>この時間枠はずっと松下電器(パナソニック)です。
確かにビエラやDIGAのような映像機器をお年寄りに宣伝しても効果は見込めませんね。高齢者はブルーレイなんかわからないでしょうし。
↓
「水戸黄門」などの長寿番組の打ち切りについて
回答日時:2011/7/29 20:51:34
編集日時:2011/7/29 23:38:05
komasaram
3週間前、7月8日付の毎日新聞夕刊によると第43部で一部の脚本を担当している脚本家の黒土三男氏は「予定調和の絵空事だと若者がウソっぽいと感じ、見なくなる」「時代劇こそ今を書ける」「もっと人間を書こうよ、あえいでいる庶民の姿を書こうよ」というコンセプトで引き受けたようです。
YAHOO!JAPAN検索 予定調和+絵空事+水戸黄門
ただ印籠による権威主義の予定調和を求める頭の古い「水戸黄門」ファンがこれについて行けなかった可能性はあります。国語の試験では「この作品で作者が言いたいことは何か」という問題がよく出ますが、「水戸黄門」ファンはこの作品にある作者の意図を読みとっているでしょうか。「水戸黄門」の製作者が視聴者を理解できていなかったかも知れませんが、逆に視聴者が「水戸黄門」を理解しなかったとも考えられます。視聴者は「印籠」や「お風呂」のような「場面」だけに跳び付き、そういう視聴者が社会の中で少数派になった、スポンサーの商売を支えるほどの消費者層ではなくなったと言えますね。
「水戸黄門」の製作者は古いファンを失うのを恐れて、思い切った改革(印籠をなしにするとか、移動範囲を関東だけにするとか、光圀の若い時代を描くとか)ができなくてリニューアルも中途半端。結果、新しいファンにとっては「水戸黄門」は相変わらず古いままで、前からのファンは細かい変化に不満を持ち、離れて行ったのでしょう。
sun_desire_3344sh55in679さん
>個人的には”子ずれ狼”の再放送を希望します。
「こづれおおかみ(子連れ狼)」です。
子供を「つれ」ているから子「づれ」狼です。
それとも「こづれ」を「こずれ」と書くべきだという、現代かなづかいの表音主義を更に進めるお考えでしょうか?
tabunnsaisyonokonnnitihaさん
>由美かおるの入浴シーンがなくなったからでしょ。
mf3956さん
>由美かおるが出なくなったからです。
それがメインだとすると終わってよかった気がします。
私は東野英治郎の時代(の末期)から見始めたので、由美かおるなど「最近」レギュラー入りした人であって、あんな「新入り」の入浴シーンが番組の看板になることに内心、腹が立っていたところがあります。
「女優のお風呂シーン」だけが売りならバラエティか現代ドラマや韓流に放映時間を明け渡した方が、パナソニックにとっても商売になるでしょう(韓流やバラエティが後番組になるかどうかわかりませんが)。
まあ「水戸黄門」を観る人の中に「女優のお風呂」だけを見たがるバカなスケベオヤジが増えて、そいつらは「お風呂シーン」がなくなったら観なくなって、きちんとドラマとして観たいという視聴者が少なくなったのが問題。日本人の(特に「水戸黄門」視聴者の)知的レベルが低下したからでしょう。
そもそも徳川光圀の隠居の10年間をテレビで42年も描いて、劇中の時間軸はどうなっているのか。
40年といえば「助さん」が「ご隠居」になるような歳月です。
私としては由美かおるの卒業は当たり前で、原田龍二と合田雅吏が去ったことと、その後の脚本でこの番組は破綻したと思っています。その意味では惰性で作り続けてきた作り手の方にも多少の責任はありますね。
>今やっている水戸黄門はなんですか?初回からリメイクしているんでしょうか??
まあ「必殺渡し人」で高峰三枝子の入浴シーンが定番でしたが、これは「渡し人」だけの演出でした。
そんなわけで「由美かおるのお風呂シーン」だけが目当ての人ばかりではもう打ち切りは当然。
疾風のお娟は第42部以降は商家の女将さんになって、江戸のシーンなどでは出ていたようですが、そういうところを皆さん観ていないようでは、今後放送しても無駄でしょう。つまり視聴者が「水戸黄門」(それを作っているスタッフの意図)を理解していないのです。
jetgetsunsetmoonさん
>水戸黄門的な存在が邪魔だということでしょう。
確かにそうですね。
↓
>テレビドラマ「水戸黄門」が老害を助長してはいませんか
amaflatさん
>この時間枠はずっと松下電器(パナソニック)です。
確かにビエラやDIGAのような映像機器をお年寄りに宣伝しても効果は見込めませんね。高齢者はブルーレイなんかわからないでしょうし。
↓
「水戸黄門」などの長寿番組の打ち切りについて
回答日時:2011/7/29 20:51:34
編集日時:2011/7/29 23:38:05
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