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もしNHK大河ドラマで史実通りの「水戸黄門」をやったら

2011-07-22 05:38:00 | ドラマ、時代劇、歴史
質問&回答ページ

komasaram

余り「史実」通りだと若年期の光圀はドラマの主人公にふさわしくない行状が多々あったようなので「光圀の青少年時代から描き、移動先は関東からほとんど出ないで、舞台はもっぱら水戸と江戸」ということにして、あとは脚色していいでしょう。
大河ではすでに「元禄太平記」で森繁久彌が光圀を演じたようで、また「八代将軍吉宗」では長門裕之が光圀を演じ、「葵 徳川三代」では中村梅雀が演じたようです。
家光が1623年に将軍になり、5年後の1628年に光圀誕生でここから話が始まります。先代将軍徳川秀忠は1632年没で、光圀が数え年5歳の時に亡くなっています。その後、光圀の成長期は春日局、柳生十兵衛、家光の晩年に重なるのでこれらの人物もいろいろな役者さんに演じてもらうのがいいでしょう。

徳川光圀の生きた時代の年表と年齢

水戸(徳川)光圀は島原の乱の時に大体10歳くらい。家光が50歳手前(数え年48歳くらい)で死んだ時に光圀は20代初めくらい。家綱の時代の明暦の大火の直後で光圀は30歳くらい。犬公方・綱吉が35歳くらいで将軍になった時、光圀は大体50歳くらいでした。

それから光圀の訪れた場所ですが、Wiki新編鎌倉志によると、光圀は寛永17年(1640年)や同19年(1642年)、慶安2年(1649年)、寛文3年(1663年)などの少年期から青年期にかけて父頼房に伴われての日光東照宮参詣などを兼ねて鎌倉や熱海へ立ち寄っているそうで、藩主になって以降も光圀は鎌倉を巡遊しているようです。

「トリビアの泉」で紹介された光圀のその他の訪問先を挙げますと、水戸と江戸は当然として、北は勿来関(なこそのせき)=今の福島県いわき市までが訪問先の北限で、あとは筑波山、銚子、藤代、板久(たぶん潮来)で、「トリビア」では水戸黄門の最大の遠出は「鎌倉」となっていますが、本当は前述の熱海になりそうです。これだけでも十分にドラマはできます。

あと、光圀隠居の前年、松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅をしています。芭蕉もTBS「水戸黄門」で2回登場しています。大河でも登場してもらうと面白いかも。
光圀隠居後になると、藤井紋太夫刺殺事件がTBS「水戸黄門」で2回は描かれているので、大河でもやるべきでしょう。また、後の8代将軍徳川吉宗(源六、頼方、新之助)が14歳くらいの時に紀伊藩江戸屋敷で5代将軍綱吉に謁見しており、大石慎三郎「大岡越前守忠相」によるとこの切っ掛けを与えたのが老中大久保忠朝で、大河「八代将軍吉宗」では鶴姫(演じたのは斉藤由貴)の役割にされていたようですが、「光圀」を大河で描くなら光圀が若き吉宗を綱吉に合わせる脚色がいいでしょう。TBSの「水戸黄門」では光圀が近畿を訪れて若き吉宗に合う話がありますが、大河の光圀は熱海から西へは行っていないということでいいでしょう。

佐々介三郎と安積覚兵衛も登場させるのはいいとして、松之草村小八兵衛も登場したら面白いと思います。松之草村小八兵衛は光圀に仕えた忍者で、茨城県で勝手に弥七のモデルと決めつけているようで、TBS「水戸黄門」の公式設定ではないようです。「風車の弥七」「うっかり八兵衛」「ちゃっかり八兵衛」はTBS「水戸黄門」のオリジナルキャラクターです。だから小八兵衛の出る幕がなかったのでしょう。他局でこちらの小八兵衛を描くのもいいでしょう。

民放で娯楽時代劇としてやるなら、今では無理かも知れませんが一度「青年水戸黄門」として家光から家綱の時代に20代~30代の光圀が江戸や水戸で素浪人に化けて暮らし、クライマックスでは葵の紋の服で悪人たちの前に現れてチャンバラ…という松平長七郎のような番組を作ってもよかったと思います。それをやらなかったテレビ局の頭の固さが問題です。

少年光圀役は加藤清史郎か濱田龍臣、もっとも大河でやるなら2014年以降になり、彼らは中学生以上になっていますから、もっと小さい時代は別の子役に任せて、バトンタッチした後になりますかね。

回答日時:2011/7/22 05:36:48
編集日時:2011/7/22 13:37:10
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大河ドラマで何故水戸黄門はやらないんですかね?

komasaram2010

水戸藩2代目藩主徳川光圀であれば、江戸時代初期を扱った時代劇で登場したことがあります。

1975年の「元禄太平記」で森繁久彌が光圀を演じたことがあるようです。
1995年の「八代将軍吉宗」では長門裕之が光圀を演じています。
2000年の「葵徳川三代」で中村梅雀が光圀を演じています。

テレ朝「暴れん坊将軍」に対しNHK大河「八代将軍吉宗」があったように、テレビ局がその気になれば徳川光圀を主人公にした話はできます。

ただ史実の光圀は関東からほとんど出ておらず、行った場所も水戸と江戸を往復したほかは東照宮のある日光、そのほか南は鎌倉、西は熱海などがせいぜいで、移動も徒歩でなく駕籠や馬を使ったようです。
光圀が主人公で、かつ、このような本当の光圀の姿を描いた時代劇を観てみたいものです。

だから大河ドラマで光圀を描く場合、諸国漫遊なし、印籠提示なし、それからよく言われる「副将軍」などという役職も正式には存在しなかったようなので、これも排除することとなります。

TBSの「水戸黄門」の場合、石坂浩二版で少し史実に近づけたとされていますが、関東から出た諸国漫遊は相変わらずで、疾風のお娟のような架空のキャラクターも出てきて、丁度、光圀・助・格・弥七の布陣だった東野英治郎版の第1部と大して変わらない気がします。それでも石坂版は批判されて叩かれています。

だから水戸黄門を史実通りに描くと視聴者が受け入れるかが問題です。
時代劇について「史実通りでない」と言いながら史実に近づけると「つまらない」と言う身勝手な視聴者。

私個人は「水戸黄門」をもっとリニューアルして、諸国漫遊も印籠もなしにして、水戸と江戸を舞台に、子供時代の光圀を描く話を作るべきだと思います。
大河で「水戸黄門」をやると、3代将軍家光の治世から話が始まり、光圀は家光の時代に少年時代を送り、家綱の時代に藩主となり、隠居するまでの水戸や江戸での生活が描かれることとなります。
要するに諸国漫遊や印籠や「副将軍」のような余計なものを排除した史実通りの「水戸黄門」になるわけで、そういうのもぜひ観てみたいものです。
ただNHKがそういう冒険をするかどうか問題ですね。
何より固定化されたフィクションの「水戸黄門」を期待する視聴者が最大の敵です。
関東を舞台にして少年時代の光圀を描いた全く違う話ではだめですか?

「遠山の金さん」に関してはNHKは大河以外のNHK時代劇で「オトコマエ!」を放送、柴田恭兵が遠山景元を演じています。

時代劇に関して「史実と違う」という批判が多いのですが、では時代劇を史実通りのものだけにしたらどうでしょうか?

1・西田敏行主演のNHK大河ドラマ「八代将軍吉宗」はどう評価できますか?
2・もしNHK大河ドラマで「水戸光圀」「遠山景元(金四郎)」をやったら人気は出ると思いますか?


石坂浩二の水戸黄門はなぜ評判が悪かったのですか?

印篭も出さず漫遊もしない、主に関東にとどまっている水戸黄門のドラマができたら受けるでしょうか?

マンネリすぎる「水戸黄門」に改革案

回答日時:2010/10/5 17:12:41
編集日時:2010/10/5 23:50:42
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>「水戸黄門」放送終了をどう思いますか?
「水戸黄門」でこういうお話があってもいいのではないでしょうか?
「水戸黄門」の舞台を関東だけにしたらどうか

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