FACE OFF

毎日がスタート

映画その④

2006年12月18日 01時15分54秒 | 私生活
最後に、この映画を見て改めて思った事。

飲み食い、ホッケー、仕事、好き勝手生きられる事を感謝する事。
先人達への敬意を忘れぬ事。
普段の俺の悩み、苦痛なんで屁みてーなもん、って事。
そして、月並みだけどやはり平和を愛し追求する事。

謙さん快心の演技も必見ながら
一人でも多くの人に見てもらいたいと心から思いました。
見に行く前に是非簡単な予備知識を。
更に「深く」見ることができるでしょう。
お勧めを下記に紹介しておきます。
硫黄島探訪
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映画その③

2006年12月18日 00時57分53秒 | 私生活
時間の都合上、全てを表現するのは難しいだろうけど
またこんな映画が製作されるのであれば、負傷などで人知れず
自決などで亡くなった方々の想いも表現してほしい。

自分の持っている生還者手記の本から。

洞窟に並べられている重傷者達。火炎放射器でマグロの如くブクブクに焼かれ
目にはイッパイの涙が流れていた。その兵隊達を若い見習いの軍医が注射に
より「処置」していくのだ。順番を待つ人たちの胸中はいかに。
手を持たれ注射される兵隊がいう「軍医殿、泣いておられるのですか」
軍医の涙が兵隊の顔に落ちたのだろう。
「俺は学校で治すことは教わったがこんなことは習わなかった。
俺も後からすぐ行くよ」(有り難うございます。冷たい水が飲みたい・・・)
無心に話していた兵隊はもう死んでいた。こんな光景が随所で見られた。




今の俺の悩みなんて屁みてーなもんだ。
この映画を見て心から思った事。

飲み食い、ホッケー、仕事、好き勝手生きられる事を感謝する事。
先人達への敬意を忘れぬ事。
そして、月並みだけどやはり平和を愛し追求する事。

謙さん快心の演技も必見ながら
一人でも多くの人に見てもらいたいと心から思いました。
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映画その②

2006年12月18日 00時29分52秒 | 私生活
この映画も恐ろしいほどに生々しく表現されているし
戦う各階級別、各兵士の想いが良く主張されていたのが良かったと思う反面、
栗林中将やロス五輪金メダリスト「バロン西」の最後だけは
もっとオブラートに包んだ表現にしてほしかった。
2人の生存は西中佐が1945/3/22栗林中将が3/25深夜の突撃まで
確認されているものの、結局その最後の詳細は今もってナゾなはずである。
ナゾだけに、あの2人の最後(詳細は映画で)はもっと違った
表現が相応しい。もちろん大半の観客はその事実なんて知らないから
何とも思わないだろうけど、逆にあれが事実とも思ってほしくない。

神秘的な表現を好むコテコテ日本人の俺と違い、
白黒はっきりしがちな欧米人らしさか。
まあ、大好きなイーストウッドが監督だけに苦言は言いたくないけど。

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映画を見て①

2006年12月18日 00時29分31秒 | 私生活
一人で映画館。
もちろん初体験。ってかもともと映画館じたい人生10回もないけど。

「硫黄島からの手紙」

ホントは後輩牛若丸と行こうか♪なんて言ってたけど、
2人で真昼間から時間合わすなんて、営業サボる以外なかなか難しい。
まあ、俺としては「しっとり」浸りたい気分もあったので
1人なら、それはそれで大歓迎。

硫黄島や守備隊司令官「栗林中将」の名前なんて、この世界に興味なければ
一生耳にしない人も大勢いるはず。
でもかなりの客数。今をときめく謙さんパワーなのか?
どんな理由にせよ、日本古来の伝統が薄まりつつあるこのご時世
先人達の思い、陰ながら死んでいった防人達の生き様が
クローズアップされることは、いい事なのかもしれない。

映画じたいは迫力十分、是非この映画を見て戦争の激しさ、悲惨さ、
愚かさを感じつつも、「確実」な死を悟りつつも先人達がどんな想いで
戦ったかをみんなにも知ってほしいと思った。
もちろん、戦争を体験したことのない俺が偉そうに「知ってほしい」なんて
言う資格はこれっぽっちも無い事は承知だが。

映画論になりたくないのだけど、ぶっちゃけこの世界にそこそこ精通する
俺にはどんな映画もお腹一杯にはなれない。
やはり生還者の証言や戦死者の手記こそが一番生々しい想像をかきたて
また、涙をも誘う。


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