北風と太陽・保存版 統一教会から娘を家族のオープンな話し合いで取り戻した父kokoroのブログ。

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ラブ・ソナタ名古屋11/26と 諸教会の信者虐待問題

2009-11-21 10:56:18 | カルト

私はクリスチャンではないので、宗派間の宗教論争にはあまり関わりたくない。

  

Photo_2 またかかわられ方も、聖書も理解してない人間が何をいっているのかと、門前払いだろう。

しかし、カルトの問題は、統一教会に入信した娘の問題に直面する中で、私にとっては避けては通れない問題となった。

  

カルトを学び、私の到達した結論は

「信ずることによって、人間の理性までも教義の天秤にかけて否定し、人間喪失の世界を生み出すものがカルト。」

  

その言葉を、統一教会に子供を奪われた家族の立場で言い直すと。「親を堕落と決めつけ、親以外の真の父母が登場し、それに総てを捧げてしまうことによって、家族関係を崩壊させるのが統一教会的カルト」。私にとってこれ以外のカルト定義はない。

  

統一教会問題に関わって、私自身青春時代に日本基督教団の名古屋市内の某教会に通い、多くの聖書の言葉を学び、また娘のことを通してヨシュア(日本基督教団牧師)さんから、あらためて聖書の言葉の素晴らしさを学んだ私にとって、統一教会の教義と信者への虐待問題を抱えるキリスト教各派の聖書解釈の異様さを感じた。

  

端的に言うと、サタンばかりがもてはやされ、信仰するものと信仰しないものの差別化である。統一教会でもそうであるが、信仰の深さについて、人間同士がとやかく言うなんていうのは、神から見れば滑稽な話である。

  

サランヘヨさんの紹介で、沖縄のキリスト教会の教会で虐待被害に遭い、周りの教会も見て見ぬふりと言うよりは、逆に虐待する教会の弁護にまわり大変な思いで自らを解放されたスイトピーさんを知ることになった。

  

一か月ほど前に、サランヘヨさんから11月26日に開催されるラブ・ソナタ名古屋について、問題ありのコメントを頂いた。

ラブ・ソナタの問題点については、キリスト教各派の虐待問題に警鐘を鳴らしている「随想 吉祥寺森から」で詳しく記されているので参考にされたいが、その記事の中にスイトピーさんが虐待に遭われた教会の名前があった。

  

たまたま名古屋での開催となり、地元住民として黙っていてはいけないと思い今日のブログとなった。

ラブソナタは全国で開催されているようだ。日本基督教団を除く、プロテスタント系?各派の教会が集まって開催されているようである。

  

その中で、大きな力を持っているのが、韓国系プロテスタント教会のオンヌリ教会で、戦前からの日韓の関係を強調して日本人に贖罪の意識をもたせ、お金を集めているようである。

統一教会のパターンである。笑ってしまいたいところだが、被害のことを考えると笑ってばかりもいられない。

  

日本国中であまりにも多くの教会が、牧師の虐待、カルト化の問題を抱えていることを知るにつれて、すこしでもその被害をなくすために、ラブソナタ名古屋11/26に警鐘を鳴らしたい。

写真は前日無料でチケット無しで入場できるワーシップナイトのポスター

  

尚、最近の啓蒙活動として、11/1311/15沖縄カルト被害者連絡会の主催で「特別セミナー」があったことを紹介しておきます。内容についてはDVDを作成し、販売されるようです。お問い合わせはswan.deer-061022@@mippi-mail.com 送信されるときは@を一つ削除してくださいとのことです。

  

      特別セミナー 「健全な教会と健全な信仰」

  
~現代のキリスト教会に起こる、様々な問題をともに考えるために~

講師紹介
 ウィリアム・ウッド (カルト研究リハビリセンター 所長)。
 パスカル・ズィヴィー (マインドコントロール研究所 所長)
 村上 密 (アッセンブリー京都教会 牧師) 
 ジャン・ドウゲン (ニューライフキリスト教会 牧師)
 高橋 誠 (那覇ホーリネス教会 牧師)




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Kokoroさん、いつも興味深い記事、有難うございます。 (ユニテリアン)
2009-11-21 15:57:59
Kokoroさん、いつも興味深い記事、有難うございます。
韓国人の「意固地ぶり」については、元駐日総領事の徐(ソ)・ヒョンソプ氏著「日本の底力」(原題「日本」はある」)などが参考になるかと存じます。オンヌリ教会やヨハン教会等が、統一協会と同質の「反社会的カルト集団」であるかにつきましては疑問がありますが、韓国・朝鮮人の「背景」を注視するとわかりやすいと思います。
韓国では、「族譜」「地盤」「学歴」が揃わないと、社会のエリートになれません。具体的には、王族か「両班」の末裔で、慶尚道(京畿道も何とかこれに対抗)出身、ソウル大・高麗大・延世大・梨花女大の法科・医科卒、というブランドです。ES細胞論文偽造事件の黄(ファン)・ウソク教授やノ・ムヒョン前大統領らの悲劇は、これを物語っています。オンヌリ教会やヨハン教会の創立牧師、そして文鮮明や「摂理」の鄭明析たちも、やはりこのエリート集団から外れた、コンプレックス意識が強い面々ばかり。「出稼ぎ宗教事業」にでも乗り出し「成功」を収め、故郷に錦を飾ることに執心しているのです。
屈折感情にとりつかれた人間は、自らの心を癒さない限り、他者の「救済」などできません。今日の韓国・朝鮮人一部「宗教家」が引き起している問題は、実は「宗教問題」ではなく「社会問題」「心理問題」と言えるのではないでしょうか。
今回のラブソナタ名古屋には、韓国オンヌリ教会か... (サランヘヨ)
2009-11-30 03:43:06
今回のラブソナタ名古屋には、韓国オンヌリ教会から430名の方が奉仕に来られたそうです。私は25日のワーシップナイトに参加しましたが、メッセージをされた末松牧師をはじめ、舞台に上がった牧師数名は、みな問題視されている牧師ばかりでした。
 
ちなみに、今日の内藤vs亀田戦の行われた埼玉スーパーアリーナで、過去にラブソナタで23000名の参加があり(その内7000名が求道者)、韓国オンヌリ教会からは5000名の自費での参加者が来られたそうです。

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