【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

民主党会派に4人入会 「川口ヒロシ議員」は2人に

2009年09月15日 00時56分54秒 | 第172特別会(2009年9月)鳩山政権発足
 民主党は衆院選で、308議席を獲得しましたが、第172特別会で「民主党・無所属クラブ」に新党大地代表の鈴木宗男さん(比例北海道)、新党日本代表の田中康夫さん、無所属の川口博さん(秋田2区)、川村秀三郎さん(宮崎1区)が加わり、312議席となり見込みとなりました。横路孝弘さん(北海道1区)が議長選出後、慣例によると、会派を離脱する見通しのため、「311議席」になります。

 衆院の3分の2数は「320」ですから、「311」には特段の意味はありません。

 また、これで「川口ヒロシ」議員が2人となりました。上記の秋田2区の川口博さんは県最北の小坂町長から4月、知事選に出馬し、「佐竹のお殿様」に惜敗。秋田2区には社民党候補がいましたが、地元の民主党員の強い要請で、出馬。当選しました。小選挙区当選者が幅を利かすのは当然で、民主党県連に入党、近く党本部も入党を認めるのではないでしょうか。

 もう一人は比例北関東の川口浩さん。元茨城県議で、比例北関東は単独候補者の1・2位が茨城県取手市を地盤とする政治家が占めたため「小沢名簿」として不満が出ていましたので、実力で悪評を跳ね返してください。

 さて、当選5回生の川内博史(かわうち・ひろし)さんと語感も似ていますから、「秋田の川口博さん」、「茨城の川口浩さん」、「隊長の川内博史さん」とで、電話の取り次ぎを間違えないように注意が必要です。

 東京20区の加藤公一さんと同姓同名の自民党幹事長も相変わらずしっかり小選挙区で勝ち上がっていますから、注意が必要です。

時事ドットコム:衆院勢力、312人に=3氏が民主会派入りへ

先月の衆院選で当選した新党日本代表の田中康夫(兵庫8区)、いずれも無所属の川口博(秋田2区)、川村秀三郎(宮崎1区)の3氏の民主党会派入りが14日、決まった。
 衆院選で民主党は308議席を獲得。先に新党大地の鈴木宗男代表(比例代表北海道ブロック)も民主党会派入りを決めており、実質的な勢力は312人となる。ただ、民主党が議長に推す横路孝弘氏は特別国会が召集される16日に選出されると、慣例により会派を離脱するため、民主党会派は311人となる先月の衆院選で当選した新党日本代表の田中康夫(兵庫8区)、いずれも無所属の川口博(秋田2区)、川村秀三郎(宮崎1区)の3氏の民主党会派入りが14日、決まった。


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