私が激しい衝撃を受けた「9・11」から3年が経ちました。
郵政解散総選挙(2005年9月11日)は3年前。きょうもあのときと同じようにTVはお経のように自民党政治家の声が繰り返し放送しています。
3年前と比べてあなたの生活はよくなりましたか?
投票とは未来(向こう4年間)に向けてするものであって、過去に向けてするものではありません。
郵政民営化が「金融改革」だということに気付かずに、TVでのイメージだけで自民党に投票した人たち。本当に次の総選挙には投票所に行かないでください。あなたたちは有権者として政治を分析するという義務を果たしていないのだから、投票する権利も行使すべきではありません。ハッキリ言って、迷惑なんです。
投票率が60%と仮定すれば、3500万人が「民主党バス」に乗り込めば憲政史上118年目にして、初の「投票行動による政権交代」が実現し、二大政党制が68年ぶりに復活します。3500万人--そんなに難しくもない気もします。
「9・11」から3年が経ったということは、逆に言えば1年以内に解散があるということにもなります。最大で最後の政権交代のチャンスです。
おかげさまでベスト10を維持しています。
「政権交代=二大政党制」で「今日よりも良い日本へ!」と思う方は・・・
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自民圧勝「296」、与党3分の2超…郵政法案成立へ
(2005年9月12日11時56分 読売新聞)
第44回衆院選は11日投票が行われ、即日開票された。自民党は絶対安定多数(269)を大きく上回る296議席を獲得し、公明党と合わせた与党全体の議席が総定数の3分の2(320)を超す圧勝となった。
小泉首相が最大の争点に据えた「郵政民営化」は有権者に信任され、首相の政権基盤は一気に強まった。郵政民営化関連法案が衆院選後の特別国会に再提出され、成立するのは確実だ。民主党は公示前勢力を大きく割り込む惨敗となり、岡田代表は辞任する意向を表明した。今回の自民党の歴史的勝利は、2大政党化の流れや、衆院と参院の関係などにも影響を与えそうだ。
参院が否決した法案を衆院が再議決して成立させるには、衆院の出席議員の3分の2以上の賛成が必要で、与党は議長を含め、321議席を得ることが求められる。今回、自公両党がこれを上回ったことで、郵政民営化関連法案の成立は確実となった。ほかの法案についても、与党は、参院の動向に影響されず、安定した国会運営が可能となる。憲法改正の発議は「各議院の総議員の3分の2以上」の賛成が必要だ。
自民党が、衆院選で単独過半数(現在は241)を突破したのは、1990年以来、15年ぶりだ。280の自民・民主対決選挙区で、自民党は214議席を制し、民主党を突き放した。前回2003年衆院選で民主党が強みをみせた首都圏や大阪などの都市部でも圧勝した。比例選では、民主党が前回占めた第1党の座を取り戻した。
自民党の勝因は、先の通常国会で否決された郵政民営化関連法案の是非を国民に問う、とした小泉首相が、都市部の無党派層から幅広い支持を集めたことだ。反対票組を公認せず、女性や公募新人らを対抗馬に立てる首相の手法が、自民党の刷新を印象づけた。
公明党は、公認候補を立てた9選挙区のうち、沖縄1区で敗れた。公示前よりも3つ減らし、31議席にとどまった。
民主党は、公示前よりも64議席減らし、113議席となった。政権公約(マニフェスト)で年金改革などを打ち出したが、改革イメージを示せなかった。
共産党は公示前と同じ9議席、社民党は公示前を2つ上回る7議席を確保した。国民新党は4議席、新党日本は1議席だった。
郵政法案をめぐって自民党が事実上の分裂選挙となり、民主党を加えた三つどもえの戦いとなった31選挙区では、自公両党は14、民主党は4、反対票組は13議席をそれぞれ確保した。
小泉首相は11日夜、報道各社のインタビューで、「国民は、私の郵政民営化を正論だと判断を下した」と語った。
首相は、20日にも召集される特別国会で首相に選出された後、現在の第2次改造内閣の閣僚を基本的に再任する形で、第3次内閣を発足させる。10月中にも同法案を成立させた後、内閣改造に踏み切る考えだ。
選出された衆院議員の任期は09年9月までだが、首相はインタビューで、「06年9月(の自民党総裁任期切れ)までが私の任期だ。それ以後(の続投)はない」と語った。
◆民主・岡田代表が辞任表明◆
岡田代表は12日未明、「民主党代表を辞職する。速やかに次のリーダーを選定していただきたい」と語った。今月下旬にも、党大会に代わる両院議員総会を開いて新代表を決める。1996年結党の同党は、00年と03年の衆院選で躍進したが、今回の惨敗で抜本的な建て直しを迫られる。
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