[画像]安倍晋三首相、2018年3月30日の衆議院インターネット審議中継をスクリーンショット。
安倍晋三首相(自民党総裁)は「生活するお金がなくて困った経験があるかとのお尋ねがありましたが、私にはお尋ねのような経験はありません」と率直に答弁しました。
これは、きょうの衆議院本会議で、生活困窮者自立支援法の政府案と野党6党共同対案の「子どもの生活底上げ法案」の審議。中谷一馬・立憲民主党衆議院議員の質疑に答えました。
安倍首相は「想像力と共感力が欠如しているととのご批判は甘んじて受け入れます」とも語りました。
そのうえで安倍さんは「しかしながら、それでもなお、私たち政治家は責任を果たさなければなりません。子どもたちの無限の可能性が、家庭の経済事情に左右されることがあってはならない。それは、政治家としての私の信念です。その強い思いのもとに、私は総理大臣就任後も、地元や東京の児童養護施設などを訪れ、厳しい経済環境にある子供たちの声に率直に耳を傾け、それを政策に反映してきました」と述べました。
安倍晋三さんは、小学生のころ、父・晋太郎さんが3回目の衆院選で落選し、3年余り浪人した時期があり、その頃は家庭が暗かったと話していたことがあります。
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(C)2018年、宮崎信行。
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