【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【GDP12・7%減】「まずは景気だ」詐欺で日本経済沈没寸前

2009年02月16日 09時32分56秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ

 「まずは景気だ」として解散を先延ばした麻生自民党。「解散で政治的空白をつくる前に景気対策を講じる必要がある」という理論は一定の世論の支持を得ました。

 10月3日前後の解散は先送りになり、10月第1週は第1次補正を審議しました。これは「まずは景気だ」を世論が後押しし、予算にしては珍しく民主党も賛成に回りました。

 しかし、「まずは解散だ」が正解でした。麻生自民党は切腹して詫びるべきです。

 前のエントリーでも指摘した2008年10月-12月期のGDPは前期比マイナス12・7%(年率換算)になりました。まさに未曾有の恐慌です。

GDP年率換算マイナス12.7% 10~12月期(朝日新聞) - goo ニュース

 内閣府が16日発表した08年10~12月期の国内総生産(GDP)速報によると、物価変動の影響を除いた実質GDP(季節調整済み)は前期比3.3%減、年率換算では12.7%減だった。年率換算で2ケタ台のマイナスは、第1次石油危機の影響を受けた74年1~3月期(13.1%減)以来、戦後2度目だ。実質GDPのマイナス成長は3四半期連続。今の景気後退は戦後最悪になるとの見方が強まっている。

 ◇

 しかも、これは外需の低迷が大きく寄与しています。「外需が低迷している」と言われて一人一人の国民になすすべがあるでしょうか。解散総選挙なら一人一人の国民になるすべがあったのですが。政権交代が最大の景気対策ですから。

 年間換算なら、1年間の国政府の税収が吹っ飛んだ計算になります。
 四半期に限っても、1年間の法人税収が全部消えてしまったことになります。

 それが四半期の前期比マイナス12・7%です。

 これは相当ヤバイですよ。

 自民党による「まずは景気だ詐欺」は自民党議員全員が同罪です。

 麻生首相は切腹しないのなら、解散する。二者択一です。

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