【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

立憲民主党の第25回参院選の比例区(50人)の公認候補は15人以上に、筆者は初めて国会内で三脚を使って取材

2019年05月07日 21時03分06秒 | 第25回参院選(2019年7月)

[写真]立憲民主党公認の、斉藤りえ候補予定者、2019年5月7日、国会内で、宮崎信行撮影。

●新聞のような候補者写真を撮影。

 いかにも新聞の候補者写真という写真をとれてうれしいです。私がつとめていた会社はこの写真は完全に共同通信に依存するよう上意下達されていましたので、初体験。

 

 こういう懸垂幕が後ろにあると、こういう写真がとれるようです。

 さて、私・宮崎信行としては、10年前の衆院選カテゴリーでは、実に505本以上の記事を書きました。その後、「選挙ネタ」にアクセス数が集まることは把握しながらも、燃える闘魂がなく、選挙記事は書いていませんでした。

●「斉藤りえ候補」の擁立発表で、立憲、比例(50)のうち15名以上の候補者擁立。

 2019年通常国会は、7年政権が続き、改正法案も完全に選挙モードに入っています。

 きょう、連休明け、令和元年2019年5月7日(火)は、斉藤りえ候補予定者の公認が立憲民主党から発表されました。立憲はいかんせん党本部機能が脆弱なので、全国比例に出る人は、いきなり、衆議院本会議場裏の第16控室で記者会見。ちょっと気の毒だったり、勘違いしたりしそうですが。福山哲郎幹事長は、「既にLGBT(性的少数者)当事者の候補を擁立しているが、今回は、子育て中で耳が不自由な、前東京都北区議の斉藤りえさんに障害当事者として出馬してもらうことになった」としました。斉藤さんは「4年前に、北区議になり、北区では議会活動で様々な配慮をしていただきました」とし、「民主主義国会の議会において障害当事者は一定数必要だ」と強調しました。「筆談ホステス」の異名もあります。


[写真]記者会見のようす、宮崎信行撮影。

 4年前に「日本を元気にする会」公認で北区議に当選しましたが、この政党は既に政党要件を失っています。今回、立憲民主党公認で出馬することについて、ベテランの立憲区議は「初めて知りました」と歓迎しました。この区議とは、自治体内で引っ越したことについて「どういうことかな」と話していましたが、今回の動きにつながったようです。

 これで立憲公認の比例候補者は15人。比例の定数は今回から50議席です。今回は全体の割合を俯瞰するのではなく、とにかく、議席を増やすためのたたかいとなりますから、まだまだ空中戦に強い候補者の公認の余地はあるんだろうと思います。

●令和元年、国会内で三脚を初めて使用。


[写真]カメラと三脚。

 平成9年から国会内の取材を断続的にしてきた宮崎信行ですが、令和元年、今回初めて、一眼レフカメラと三脚を持ち込みました。これはサブスクリプション(定額課金)サービスを活用して、きょう手元にあるものです。令和のジャーナリストは一人で全部できないといけません。レガシーメディアでは1社(NHK)を除き、ことしになってから世知辛い話ばかり、「話」というか空気が固い。今日も、カメラマンの人から「宮崎さん、どうしたの」と言われ、「次からはお願いしようかな」と気遣うと、「まあ、宮崎さんは新しいもの好きだから」と。亡父からの相続が終わり、こういう令和の新しい道具を取り入れながら、少しずつ新しいことをしていこうと考えています。

 だいぶ相続については、人に言えない悩みばかりで長年苦労しましたが、ようやく解放されつつあります。私も、精神障害者であり、連休の読書によると、双極性障害2型の遺伝率は80%と、身長・体重よりも高い率。でも、有病率は1%から3%とされ、日本全体で100万人以上ということになります。私は今も障害者年金を受給していますが、既にきょねん「寛解」という診断を受けました。



 帰りがけに、肩に三脚を担ぎ(映ってない)、クールビズ実質初日の私の写真を自撮りしたら、相続完了のストレスフリーと、選挙痩せで、引き締まりつつあります。今後、医療機関の指導も受けながら、もう30キロ痩せたら、新しい挑戦もしていこうと考えています。まずは、参院選ですね。

 この記事は雑多な内容が含まれており、この記事に登場した人物同士の関係はありません。このエントリー記事の本文は以上です。


【きょう(5/7)国会】令和元年は「障害者雇用」「子ども子育て」「マイナンバー健康保険証」の審議から

2019年05月07日 20時20分00秒 | 第198回通常国会2019年1月、改元、参院選へ激闘

[写真]5月上旬の国会議事堂裏、5年前の2014年、宮崎信行撮影。

 連休が明け、国会が再開しました。ただし、正直もう、過去に無いほどの選挙モードです。7月4日の参院選よりも、同時か手前に衆院選があることの確率はかなり低いでしょう。ただし、前のめりでムードが出来てしまうと、安倍首相の判断が変わるかもしれません。立憲パートナーズのみなさんも、7月上下旬の予定から逆算して、日常の手続きのたぐいを済ませる、というような意識が必要かもしれません。私も仲の良い選挙番の参議院議員から、突然動画ファイルだけがメールされてきたりしますが、「最大化」のために、以前から仲の良い候補者に限っては、自分がやれることを、自分でがんばっていきたい。

【衆議院厚生労働委員会 令和元年2019年5月7日(火)】

 午前9時から「障害者雇用促進法改正案」(198閣法53号)

 厚労省作成の概要からして、「民間がこうだから、行政も見習おうね」という珍しい立て付けの法案作りとなっています。

 春の統一補選で初当選した、維新の藤田文武さんも質問しました。調子に乗らずに、行革でがんばっていただきたいものです。

【参議院内閣委員会 同日】

 参議院第1種常任委員会は2つだけ開かれました。

 「子ども子育て支援法改正案」(198閣法15号)

 参考人質疑。介護保険の審議でも呼ばれていた埼玉県和光市長さんが、保育園などの議題でも登場。介護保険法の審議の際は、ヘルパーを町内会がやるという改悪について「それは無理だ」と正論を吐いていました。ちなみに、和光市から永田町は地下鉄で乗り換え無しで35分のようです。せっかくの国会での参考人質疑ですから、東京・国会から遠隔地にある首長さんの話も聞きたいものです。保育園の預けている子供の事故などの問題に取り組んでいる人も意見を語りました。

【参議院厚生労働委員会 同日】

 「マイナンバー健康保険法改正案」(198閣法25号)

●衆議院本会議は無し。定例日ですが、連休明け初日ということもあり、衆本はありませんでした。

 このブログは、衆議院インターネット審議中継、参議院インターネット審議中継などを活用して、宮崎信行が一人で取材し、一人で執筆しています。このエントリー記事の本文は以上です。