【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

野党4党共同演説会 衆議院東京12区、共産党の池内沙織衆議院議員、生活の党青木愛参議院議員も握手

2016年07月25日 20時49分16秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)

 野党4党の共同演説会が、平成28年2016年7月25日(月)、衆議院東京12区内の施設で開かれました。都知事選の応援。

 出席者は、写真=筆者撮影=の左から、山尾志桜里民進党政調会長(衆議院愛知7区)、池内沙織・日本共産党衆議院議員(衆議院東京12区比例)、日本共産党の小池晃書記局長(参議院全国比例・2019年改選)、福島瑞穂・社民党副党首(参議院全国比例・2022年改選)、生活の党の青木愛参議院議員(参議院全国比例・2022年改選)ら。

 諸派も含めて、6名の登壇者のうち、5名が女性で、小池さんは「私だけ黒一点だ」と笑わせました。

 会の冒頭では、池内沙織代議士と青木愛参議院議員ががっちり握手。この選挙区では、2009年8月の第45回衆院選で、青木さんが4年も任期を残した参・全国比例から落下戦で出馬し、当選。次の第46回衆院選では、公明党の太田昭宏さんが国政復帰し、与党、国土交通大臣となりましたが、青木さんも次点で比例復活し、議席を維持しました。しかし、おととし末の第47回衆院選で、太田さんに続き、共産党公認の池内さんが次点となり、比例で当選。民主党の岡田克也代表代行(民進党初代代表)と玄葉光一郎選挙対策委員長がしきった、野党調整候補となった、青木さんは次々点となりました。共産党公認候補が、小選挙区で、野党調整候補の得票を上回ったのは、東日本では東京12区だけでした。西日本では、京都1区。また、沖縄1区では共産党公認の赤嶺政賢衆議院議員が小選挙区当選しました。

 今回、青木さんが、落下傘の地から再び、参議院全国比例に舞い上がる決断をしてくれ、当選したことで、野党共闘の道が大きく開けました。

 野党4党のシナジー(相乗効果)を感じる場面が多く、主催者発表は聞いていませんが、ハコからして、千数百人以上が詰めかけたと思われます。

 野党4党統一候補で、小選挙区比例代表並立制の平成6年改正公職選挙法にもとづく、第48回衆院選をしっかりたたかいぬき、政権交代可能な二大政党政治を実現していきたいと、改めて、私自身も決意しました。

 このエントリー記事の本文は以上です。 


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