自民党、公明党の妨害で、第171通常国会(1月5日召集)の参院決算委員会が開けない異常事態に陥っていることがわかりました。
民主党埼玉9区総支部長の前衆院議員、五十嵐文彦さんがブログ「がらちゃん日記」の2月21日付エントリーで明らかにしました。
元時事通信記者の五十嵐さんによると、20日に開かれた埼玉県選出(来夏改選)の参院議員島田智哉子さんの新年会で、島田さんが所属する参院決算委員会の家西悟・委員長(全国比例)と話した際、「自公与党が決算委理事の補欠選任にも応じないので、決算委員会が全く開けない。大変困っている」と打ち明けられたそうです。
昨年の第169通常国会の議事録をみると、小川敏夫さん(東京)は召集から5日後の1月23日に第1回の決算委員会を開いています。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/169/0015/16901230015001c.html
「決算重視」は参院改革の目玉です。GHQ民政局の軍人が英語でつくった草案はほとんどそのまま今の日本国憲法になっています。日本国憲法の文章がこなれていないのは、このためです。第14条、第24条の一部には20歳の女性軍人の思いつきがそのまま残っています。
この中で、貴族院の存続はさすがに無理だと考えた日本国政府がGHQに提案したのが「参議院」というアイディアです。
参院自民党の尾辻会長は人柄の良さでは知られますが、昼行灯(ひるあんどん)です。おそらくたんなる怠慢がこのような事態を招いているのだと思います。
また、参院公明党も白浜一良さんは人を怒鳴りつけるし、弘友和夫さんはチンピラ同然の人物で、あまり良識の府とは思えない人物が増えてきました。浜四津敏子さんは公明党本部での勤行(ごんぎょう)や創価学会婦人部の応援が中心で、会派の仕事はあまりしていないようです。
自民党と公明党は政権の存続ばかり考えていますが、参議院の存続にも配慮しなければいけません。
(五十嵐さんのブログから引用はじめ)
「島田ちや子参議院議員新年会」
2009.02.21 Saturday
昨夜は大宮で行われた島田ちや子参議院議員の新春の集いに出席しました。鳩山幹事長、上田知事も出席され、大盛況でした。その中で家西悟参議院決算委員長と話をしましたが、「自公与党が決算委理事の補欠選任にも応じないので、決算委員会が全く開けない。大変困っている」とのことでした。自公両党の審議拒否によって19年度決算の審議が全く行えないとなれば、「国会議員のサボタージュ」と言われてしまいます。審議拒否の明確な理由もないようですので、委員長にはお気の毒なことです。 (引用おわり)
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