しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

市長ミ-ティング

2012年10月31日 | Weblog

年1回区単位で開く地域住民代表との市長ミーテイングに参加しました。

新潟市は8つの区がある。それぞれ開いている。2時間の時間内に25人の委員が意見を述べて市長が答える設定だ。事前に質問内容は提出を求められている。

意見もジャンル別に4つに分けられ、部門別に数名が意見を述べたあと市長が答える形式だ。

市役所の本庁、講堂に席は設けられていた。左右に傍聴、報道席、市役所幹部席もあった。

小生の隣に司会席、正面席は市長だった。緊張した。

事前に提出していた意見書を口語調に修正して発言した。事前提出質問に若干付け加えた発言もした。質問内容は担当部署が調べて回答例を市長に出していた筈だ。この場で加えた質問に答えてくれるとは思われない。しかし、饒舌な市長のよどみない答弁は事前に事務方が用意した内容とは思えない。

深い知識、幅広い視野での答弁。感服した。ここまで有能なのか。と改めて認識した。

ここ2日ほどシンポジュウムでお会いしている。多忙な毎日。この日の質問者の質問内容、十分に時間を取って用意できたとは思えない。それでも多くの質問に的確に答えていた。

ホームページで紹介され、議事録も出るらしい。楽しみです。


会議は2時間以内で。

2012年10月30日 | Weblog

昨日の会議は1時間半で終了した。楽だった。

会議は2時間が限度と良く言われる。

その通りと思う。3時間連続して休憩時間もなく行なった会議、フォーラム、シンポ。

参加したメンバーの疲労度はかなりのものだ。

昨日3時間を超えるシンポのコーディネーターを担当した人が疲労度を吐露していた。

準備が良かったおかげでシンポそのものは大成功だった。

終了した安堵感から緊張が抜けた虚脱感が残っているのだろう。起床することが難しい位の疲労感があるらしい。

小生は裏方だったので大したことはなかったが、3日続いた会議を担当した。そして本日も議事録作成があった。1時間半の会議の議事録は1時間半以内で作成できた。3時間の会議は3時間かかる。多くの会議に出て議事録を作成する担当の労力は大変である。

ワークシエアリングと言う言葉が広まって久しい。誰でも出来る作業なら特定の個人に集中させるべきでなく、複数の人間に分担し、作業を行なってもらうことを提唱したものだ。

小生も同感である。小生は月に5~6本は議事録を作成している。年間で50~70本の議事録となる。会議に出た数はそれ以上だ。一つの地域ボランテイアの作業量では多い方だろう。

給与をもらっている訳ではない。全て無償奉仕だ。NGO,NPOの職員でも無い。一自治会役員なににここまで!と思う。自身が負担に感じたらヘルプを求めよう。

やめることはできるのだ。名誉職に多くのポストを与え、誇りとプライドを持ってもらい仕事を分担してもらえば良いのだ。職場では高給を保障された「部長職」「会長職」「副会長職」

地域では「無給だが」いくらでも名誉職は作れるのだ。一つのコミ協に9人の副会長を設けて喜んで仕事をしてもらっている。という話を聞いた。

名誉があれば金はいらない。貢献したいと思う人は出てくる。誇りを与えて仕事をしてもらう。これが金の無い地域活動を盛り上げる一つの策だ。副会長、部長職を大勢設けてワークシアリング。これこそ地域活性の一つの方策だ。


準備良ければ成功80%。

2012年10月29日 | Weblog

準備80、本番20と申します。ほぼ1年前より準備して来た企画が終わった。

企画から本番まで多くの検討、会議が執り行われた。毎月1回の定例会。メンバー14人の意見交換。議事録作成、本会議での報告、次回会合までの調査と資料準備、行政との連絡調整。

企画テーマが決定されてから、多くの調査が専門業者を加えて検討された。外部講師の選定、シンポジュウムの開催時期、会場予約、パネリスト、コーディネーター、の選定、役割、当日の進行要領、運営スタッフの役割分担。20名からのスタッフの役割作業の確認まであった。

3日前にはリハーサル。音響、照明、パワーポイントのテスト。講師の基調講演リハーサル。司会進行、会場、控え室、来賓誘導、緊急時避難誘導係の任命確認、質問対応のマイク回し担当、会場看板、講師名札、スタッフ名札、弁垂れ(弁士の名前表示紙)、座席表と席札。

会場パネル。設置モデル。搬送段取りと手配。弁当手配と回収処分、細かな点までチエックが必要である。

当日の集合時間前に作業は始まっていた。作業開始予定時間には座席、会場表示物、受付台が並べられていた。気合が入っている!。

当日のシンポジュウムは寸分の狂いもなく進行した。

懸念されていた質問者の数の把握と対応策は発言カードの配布枚数制限で完璧にコントロール出来た。続々と続く質問者の挙手に対応すると延々と伸びがちな会議運営の弊害を回避できた。

懸念されていた入場者数もクリアーできた。7割方の席の埋まり具合だった。定刻開始、定刻終了。終了確認。全員笑顔での終了報告、解散となった。

関係されたスタッフの皆様「ご苦労様でした。お疲れ様でした」。

 


統合校の文化祭

2012年10月28日 | Weblog

新潟市の中心部中央区のシモマチ界隈(下町)は超高齢化地区となっている。

新潟市中央区22のコミ協中高齢化率のワースト10のうち上位4コミ協がこの地区だ。

高齢者が多く、若い人が少ない。結果して小中学校へ通う児童の数は激減した。小生が小学校時代に6学年で2千人の在校生を数えた小学校は80名に。

同規模だった中学校は3学年で70名となってしまった。

中学校区で2つの中学校が1つに統合。4つの小学校区が1つの小学校に統合される計画が進んでいる。統合されても中学校で400名。小学校でも同程度の数の児童数だ。

弊害は部活に及ぶ。中学の大切な課外活動であるサークル活動が出来ない。全高で70名の現在の生徒数では多くのサークルは成立しない。スポーツ関連、文化関連、それぞれ一つ程度のサークル数となっている。全員がいずれかのサークルに所属している。

良い面は集中して残ったサークルをバックアップする方向性が生徒、保護者側で確率されている点だ。昨日の文化祭はその証を見る良い機会だった。

120年の伝統を誇る名門中学。2年後には名前が消える。生徒は最後の伝統を守ろうと実に健気な努力を重ねて来た。生徒全員参加の合唱曲はなんと8曲。指揮、伴奏、曲紹介、すべて生徒が行う。続いての吹奏楽部の演奏曲は3曲。今年のコンクールで銀賞を獲得した「斑鳩の空」4パート。Sing Sing Sing、フライング・ゲット、実に素晴らしかった。

どの位の練習を重ねて来た事か。OBとして感激した。アンコール!ブラボーの声が会場に響いた。アンコール曲はまんがの「サザエさん」のテーマソングだった。

全曲終了後の指導者(ボランテイア)との花束贈呈式。演奏中感極まって涙を流しながら歌い続ける女子生徒の姿。大勢の聴視者の感動を呼んだ。

誇らしかった。こんな素晴らしい生徒たちを指導した教職員の皆様。厳しい教育環境を乗り越えての指導に頭が下がる思いだった。

昨日は新潟市長と話をする機会もあった。厳しい教育環境下で素晴らしい活動をしている中学の生徒の文化祭の様子。お伝えできました。^^


石原知事の意図は?

2012年10月27日 | Weblog

東京都の知事としての知名度で力があるだけでないのか。東京都知事を辞職してどんな力量が発揮できると考えているのか。

組織があってこその薩長統合、幕府倒幕の話でないのか。大阪の橋本市長との連携、みんなの党との連携と言っても、石原氏が国政で力を発揮できる勢力となる力は未知数だ。

一人の東京都民が「石原新党」を旗揚げしても組織基盤の無い一匹狼では大したことは出来ない。橋本市長が基盤を失いたくなく、市長を辞職して立つ気持ちが無いことと根は似ている。

国政で力を発揮するにはやはり、数の力が必要。第三局として統一会派が組織できて民主党、自民党、公明党、と対峙できる勢力となりうるのか。たちあがれ日本が一緒となっても大した数ではない。みんなの党は維新の会とは連携しても石原新党とは連携にはハードル。

維新の会は石原新党との連携にハードル。結局まとまらない。年末に衆議院の解散総選挙があっても結果は組織力の差が議席に反映されるだけだろう。

現在の第3局は組織連携が出来ていない。票の取れる組織が構築できていない。早期解散となればなるほど不利であろう。案外早い時期での解散となるかも。

自民が政権復帰。民主第2党、第3に公明が来るか、維新を含む第三局連合となるか位の変化と思う。

小澤新党(生活が第一)は消えるかもしれない。泡沫候補は淘汰されてしかるべき。いずれにしても政局のごたごたは早く終息してほしい。力の無い候補の寄り合い所帯は淘汰される。衆議院解散総選挙がゴタゴタを終息させる唯一絶対の解決策だ。

審判を待って国政を安定させてほしい。多くの難問を抱える日本の将来の為。

石原知事の暴走は一人の老人の暴走に終わる可能性が強い。


錯誤

2012年10月26日 | Weblog

定例で開催(毎月第2、第4)木曜日としていても中止、振替があると混乱してしまう。

通常会議を別の種類の会議に振り替えた為、開催通算回数に錯誤が出た。

小生の計算では第56回会議となる筈が「第58回会議」と資料で出てきた。

これは錯誤である。議事録を取っていない人が通常の月1回開かれるこの種の会議の回数はと単純計算して前回の開催回数を確認しないで資料を作成したことが原因である。

何がいいたいのかというと、「錯誤」ということは有りうること。検証しないで出すと間違いが起こりやすいということである。

議事録に記載された事項、「決定事項」を確認しないで方針を進めて交渉、提案をした人があったとする。この人が提案発表すると議事録を作成した人は驚いてしまう。

理事会の意向を無視して行う決定、提案には異議がある!となる訳である。熱心のあまり先行独断で動く若者の動きということかもしれない。目くじらたてなさんな。と言われるかもしれないが、チエックが足らないと天下の大新聞「読売新聞」でも一面記事の大ミスを犯す。

大ミスの責任は記事を書いた記者だけではないのだ。編集長、社長にまで責任が及ぶ。

気が付いたら正すこと。質して訂正を求める態度に正義と信義は守られる。そう信じてあえて苦言を呈したい。


自転車のトラブル

2012年10月25日 | Weblog

自転車のトラブルで多いのがタイヤ関連ではなかろうか。

「乗り心地が悪い」「タイヤの空気がすぐに抜ける」「空気圧が低い」「段差を超える時リムと接地面が触れる感じ」

どうも原因はタイヤの空気圧とチューブにあるらしい。

パンク?かと思い自転車屋さんに持ち込んだ結果の話だ。小生は結構体重がある。前輪より後輪に多くの体重がかかる。90キロ近い負荷が後輪にかかっていた。タイヤのチューブは自然に空気が抜けていくもの。長期間乗っているとかなり抜ける。そのまま乗っていたため、チューブのキズが大きくなって穴が空いた様だった。

カーボンがかなり落下していた。パッチで塞いでもらったが、多くの箇所でキズが見つかった。同じ原因で度々空気が抜けるとチューブ交換の要有りとの診断だった。

空気圧の適切な保持は重要だ。自転車に乗っていても重く感じる。段差でリムがぶつかる感じがする。などは完全に空気圧が不足しているのだろう。

家庭用の空気入れでは十分に高い空気圧は保てないらしい。自転車屋のコンプレッサーで空気を入れると良い。とのお言葉を頂いた。馴染みの自転車屋のご主人だ。空気入れは無料とのこと。

今回はパッチ補修(金1200円)で無事補修完了。さびて操作が固くなったカギも油をさしてもらい楽に動くようになった。馴染みのお店は大切に。


意識の違いは行動に現れる?

2012年10月24日 | Weblog

同じ様に案内しても徹底されない事態。原因はどこにあるのか。

会議案内を会議構成メンバーに同じ条件で出す。忘れる事なく、必ず出席してくるメンバー、

欠席となって後日聞くと「忘れていた」と称して反省感が薄い印象。時々思い出した様に出席するメンバー。

月に何度も開く会合の為、お手紙を出し、案内する訳では無い。会報とメール、会議終了時の確認くらいである。毎月第二第四の木曜日は定例会がある。位は認識できているのではないか。理事会、は第4定例会の前位の認識はあってしかるべき。と事務局長は息巻く。

たしかにそうだ。そのパターンで半年以上続いている。しかし、出てくる頻度が乏しいメンバー、理事、運営委員でない人などは全く頭の中に会議スケジュールなどは記憶に残っておらない。

会議に参画している理由、思い入れ、最近の生活事情、日々変わる諸事情により、変わってくる。

給料をもらっている会合では無い。ボランテイアの会合である。どこまで参加を求めるべきか。主催者側として持つ意識とボランテイアとして参画しようとする人の意識の差は実に大きい。声高に叱責したら以降出てこない人は多いだろう。限界を感じる。

要は「興味を持ってもらい、参加することが楽しみとなる会合」となるよう主催者側が努力することが肝要だろう。その為には準備が必要だ。一つの会合を持つ場合でも事前準備に幹部は事前打ち合わせが必要だ。

最近この打ち合わせがおろそかではなかったのか。

反省を含めてこのブログを書いてしまった。


腹筋運動でお腹の脂肪は減らせない?

2012年10月23日 | Weblog

ジムに通い筋トレで「腹筋」を鍛えています。

メタボが気になり、ブルース・リーみたいな腹筋を手に入れたい。と努力しています。

「腹筋運動でお腹の脂肪は減らせないの?」

やっている割に効果が目に見えてこない。そんなこんだで調べてみたらこんな事実がわかった。

「腹筋を使ったからといって、その周りを覆っている脂肪は減らせない」そうです。

「腹筋運動は、脂肪を燃焼させるための運動ではない」「腹筋を使ったからと言って、その周りを覆っている脂肪も一緒に使っている訳ではない」

腹筋運動のようにすぐに終わってしまう運動は脂肪燃焼で効果のある「有酸素運動」ではない。腹筋運動は脂肪を燃焼させるのでなく、筋肉に蓄えられている淡水化物やグリコーゲンが使われているのだ。

しかし、腹筋運動で得られる効果は大きい。

「人間の体は、常に動かしているところには脂肪はつきにくい。きちんと腹筋運動を続けていれば、お腹の周りの皮下脂肪はつきにくくなる。さらに、筋肉をつけると「基礎代謝が上がる」ため、脂肪が燃焼しやすい体に変化してゆく。

腹筋で筋肉の上に載っている脂肪は減らせない。というあきらめでなく、それ以上増やさない効果はあるのだ。腹筋がつくことで、引き締まって見えてくるし、内臓の重みでお腹がぽっこり出ることや腰痛を防ぐ効果もある。直接脂肪を減らすことよりも、体全体の代謝をよくする効果を大切に思い続けることが大切のようだ。

有酸素運動は「ジョギング・水泳」が効果的だが、結構長時間必要である。10キロジョギングを終えてもまだ不足である。10キロを超えたあたりから皮下脂肪が燃え始める印象がある。

長距離マラソンでガス欠となる。足が止まる。そこからが皮下脂肪燃焼効果が出てくる。体は必要なグリコーゲンを皮下脂肪から得ようと脂肪燃焼を促進させるのだ。ノーベル賞を受賞した「山中伸弥教授の引き締まった体を見てほしい」趣味のマラソン。それも長距離マラソンで手に入れた体型である。ラグビーをやっていたころより数段引き締まった。

ノーベル賞を獲った若手俊才の生活意識は実に参考となる。小生も好きなジム活動に生かすべく、有酸素運動を無理なく実践すべく、水中ウオーク、バイク、腹筋、に精を出しております。


立会い人として思う事

2012年10月22日 | Weblog

昨日は新潟県知事選挙が行われた。

数多くの選挙区での投票所。小学校区単位が多いようだが、一部文化祭等イベントとの調整が出来ず、急遽の投票所変更等で混乱もあったようだ。

選挙立会い人として「投票箱の前で」一日投票の様子を見る機会があった。

いくつか気になる事があった。不正が起こる可能性の問題だ。

投票案内は事前に有権者本人宛郵送されている。それを持参した人が有権者本人として投票用紙を受け取る仕組みだ。

今回の投票率は過去最低を記録した。特に若年層の投票率が低い。

可能性の問題だが1家に複数の有権者が居る。投票に行く意思の無い若い有権者複数の投票案内用紙を委託された場合、一人の有権者が複数回投票所を訪れて委託された本人になりすまし、投票が出来るのだ。

事前に届く投票案内用紙には顔写真など身分照明など無いのだ。多忙な投票所受付は仮に同じ顔の人が何度も投票をしたとしても、案内用紙が正しければ持参人が本人として投票用紙を渡してしまうのだ。

地域の住民の顔が比較的わかる「立会い人」はここで重要な役となりうる。

投票する人の10人に一人は顔と名前が一致すると言う立会い人すら存在する。立会い人以外の投票所設営要員はすべて投票区外の行政の職員である。

つまり、地域の住民として投票所に訪れる有権者の身分を顔でチエックできる投票所の運営要員は「立会い人だけ」ということだ。通常2名の立会い人は地域の代表という立場である。コミ協役員、自治会長、地域コーディネーター、民生委員、そんなところらしい。

多くの方から経験していただきたい気持ちはあるが、「顔のわかる立会い人」これも重要な要素のひとつと思った。

仮に兄弟で2票の有権者の家で、当日不在の兄の投票用紙を持ち、弟本人、兄分の2回投票所を訪れ投票をする。これをチエックできるのは「立会い人だけ」ということだ。

急遽投票所会場が変わってしまうと有権者は不慣れな場所に出かける気力を失くす。

いくつか昨日の「県知事選挙」は投票所に詰めていて気がつくというか、疑問に思った一日ではあった。とにかく選挙事務を足り仕切った行政の皆様

「お疲れ様でした」!結局1千回くらい同じ言葉を発したかも知れない。


初めての証券投資

2012年10月21日 | Weblog

日本の個人投資家はどのくらい存在するか?

ネット検索したら「200万人」と出た。実際に活動している個人投資家はそのうちの6~7割。正確なところでは「120万人~140万人」が妥当ではないか。という回答が出ていた。

長引く不況で証券不況も続いている。証券会社の生き残りの術は「新規顧客獲得」であろう。

証券会社の新人による新規客獲得活動はかなりのものだ。実に熱心に戸別訪問してくる。今年4月入社の新人だ。小生は対応しなかxったのだが、カーちゃんが玄関先で10回以上対応していたように記憶している。カーちゃんはパートの訪問販売で家をいつも出たり入ったりしている。カーちゃんの不在時には玄関、郵便受けに名刺が入っていた。

どうして即、断れないのか?と思っていたが、銀行の低金利をネタに有利な運用先という切り口だ。確かに普通預金より確実に有利と思わせる話だ。信用も出来る老舗証券会社。

まとまった普通預金があるなら資金を増やせる確実な運用先だと一歩も譲らない。カーちゃんが不在時生憎玄関先で応対した小生はついに根負けした。

長らく「営業畑で苦労してきた自身の経験」が脳裏にあった。おつきあいすることにした。

契約すると言ったら「次長」という肩書きを持った上司を連れて来た。あ~だこ~だと延々30分も商品説明。どっしりとした資料を置いていった。

書かした署名6枚。1枚も控えを残さず全部持ち帰った。来週口座開設をしたあと、その日のレートで清算入金、口座口数が決まるという。素人の小生にはちんぷんかんぷんの話だったが、いいかげん聞き疲れていたので聞き直す意欲は湧いてこなかった。

小額(恐らく最低額)の口座開設。それでも結構なボリュームの書類(約款・資料・申し込みパンフ・ファンド名入りパンフ)。銀行の新規口座開設とは比較にならない印象だ。自宅をローンを組んで銀行と手続きした時以来の時間を取られた。

人助けをしたような気分だった。この新人にとっては「実績」という勲章を得たであろう。引退はしたものの、営業で苦労した経験はこの新人の笑顔で報われた気分だった。


私がケータイを持たない理由

2012年10月20日 | Weblog

「私がケータイを持たない理由」齋藤貴男、翔伝社新書を一読した。

笑顔で小生にこの文庫本を差し出し「読んだ後は捨てて下さい」と言った自治会長の顔が浮かんだ。 先週の事である。

実は小生も普段「ケータイを持たない」のだ。持ってはいるが普段持ち歩くことが無い。カメラ機能が比較的便利で撮影、保存、ブログ投稿に活用している。

月の通話料は平均30円~200円くらいである。受信は殆んどなく、発信の必要があるとき持ち出す位だ。

住所、氏名、等連絡先に固定電話番号以外にケータイの記入欄が設けられていても決して記入することは無い。かけてこられても出ることがないからだ。普段使用していないからだ。自室の書斎に置きっぱなしである。日中家にいても書斎に篭っていない限り電話があってもわからないのだ。

電話が嫌いになった理由の一つにトラウマがあるかもしれない。永年営業でケータイに振り回された記憶がある。一日の行動予定を立てて会社を出発する。途中で予定行動を随分阻害するケータイの呼び出しが原因の様だ。

遠距離営業が長かった。朝8時頃出発すると1時間かけて営業先に到着。以降夕刻まで予定する訪問先を廻るのだ。近距離訪問先でないので臨機応変に訪問地を変えたり、必要備品を事務所に取りに戻ることは出来ない。事情を理解しない、パートの電話応対も原因だった。営業担当のケータイは原則「非公開」である。

車の運転中の呼び出しがどのくらい危険なことか小生は理解している。車を路肩に停めて、発信、着信。実に迷惑した。一日の殆んどの時間帯車に乗っての営業が長かった。長かった会社勤めから会報されて、ケータイのストレスから開放されたかった。

「持たず、使わず、持ち込ませず」ケータイさえなければ起きなかった事件・事故。便利さと引き換えに、失った個人の尊厳と自由。私的空間、電磁波に冒されない健康、監視されない社会。

ケータイと共に変貌した日本の社会。ケータイ無しでは生活できない社会。そんな物なくても生活できます。「休ケータイ日のすすめ」小生も実践してます。

文庫本を贈呈いただいた自治会長さんありがとうございます。著者の斎藤氏の生き方に賛同し、実践中の同視として「意を強くすることができました」

 


夢日記

2012年10月19日 | Weblog

全く想定外の時代にタイムスリップ。自身も若い。10代後半(恐らく16~19歳)。

舞台は大都会の路地裏住宅。恐ろしく狭い階段と狭い部屋。うなぎの寝床と住んでいる住民。

需要の供給の微妙なバランスで生まれた世界だった。3畳位の部屋に3人で生活。押入れに一人、2段ベッドに2人。残った空間に日曜雑貨。どうも住んでいる住民はヤクザの末端構成員。親分の号令で動く生活の様だ。

何故自分がここの住民の部屋に居るかというと、やばいをして追われる立場になった知人が逃走先に選んだ知人のアジトだったのだ。何故かこの追われる立場の人と同伴している。

不思議な情景だけがそこで展開する。狭い空間での全ての生活。プライバシーなどは皆無だ。若い性の発散、飲酒、タバコ、自身は第三者の視線でその場で起こる全てを観ている。

突然変わる場面。セピア色の写真帳。開くと現れる風景、人物写真。実に懐かしい写真ばかりだ。50年前の写真帳。過去の自分の記憶を呼び戻す当時の写真が次々と現れる。

過去に一度も見たことのない写真帳だった。とても楽しめた写真帳だった。

かってウエーバーが夢の中で聞いた悪魔の素晴らしい曲。後の「魔弾の射手」の曲のヒントとなった。この時の事例に似た思いがけぬ体験をさせてもらった。

自身が体験したこともない全く新しい世界を夢の中で経験、発見してゆく。夢のすばらしさはそこにあるように思う。夢の中でヒントを貰う。現実の世界でためしてみたら、苦心惨憺していたトラブルが一気に解消したこともある。

ノーベル賞も名曲も夢を多く見ることが出来る人の才能の成果なのかもしれない。

訳も無く、突然現れる仮想空間。現実には起こるはずもない時代空間。そこでの第三者的立場での状況把握と時間の流れ。そこでの新たな体験は「バックツーザ・フユーチャー」の世界だった。自分が主人公で新しい世界が展開してゆく。潜在意識が求めるままに。

夢が途絶えるわずか前に「ああこれは夢だ」と気がつく。必死に醒める時間を延ばそうと努力をするが途絶えてしまう。

最後の抵抗は記憶の残るうちに残すこと。「夢日記」なのです。本日の夢日記。本当に面白かった。

 


県知事選挙

2012年10月18日 | Weblog

21日は県知事選挙の投票日である。どーも盛り上がりに欠ける。

3期目の当選を目指す現職と共産党候補、お笑い候補の3人が立候補している。勝敗は目に見えている。

興味は無効票、共産党への得票率、投票率、くらいか。入れたい候補がいない。

選択肢が少なすぎる。現職に入れたくない人の代わりの候補がいない。立っていない。投票率は最低となるやもしれぬ。

選挙広報を読むと現職以外に本気モードの広報記事を準備している候補はいない。ここまで落ちた選挙ムード。街中で「街宣活動」などまったく見ない。しらけた選挙である。「大切な1票を」の広報紙面が寂しい。

社会党が従来の路線を大変更して従来の支持者を失った「村山の乱」以来、選挙で投票所に行きたくない気分だ。

社民党は従来の社会党の路線を踏んでいないし、1%の支持率では国民の期待の受け皿とはなりえない。3割を超える無党派層を投票所に向かわせる制度の構築が必要なことは勿論だが、政治に向き合う人材不足、県政に対する盛り上がりの無さは深刻だ。

投票は国民の義務だが、入れたい候補がいない場合の投票方法が示されていない。

「白票」=無効票の投票も一つの意思表示かもしれない。


高齢者あんしん連絡システム

2012年10月17日 | Weblog

近所の住民が小生の拙宅まで相談に訪れた。

自宅の一部を住居として提供している住民の安心安全を確保するための方策を教えてほしい。という趣旨の相談だった。

先日、民生委員と同伴で「緊急医療安全キット」を配布した住民の事だった。

「75歳以上のひとり暮らしの高齢者」を対象に自治会(地区社協事業)としての高齢者福祉事業の一環である。

緊急時(救急車を呼ぶような事態に)に本人の冷蔵庫内に保管されている医療情報を取り出し、救急隊員が緊急搬送先の病院へ医療情報として提供するキットの配布活動だった。

この事業は大変助かる。しかしこの住民は電話も無い。

助けを求める安否確認を大家が毎日確認することも出来ない。なんとかしてほしい。との要請だった。

「民生委員」に引き継ぐべきと思ったが丁度その日は民生委員は不在。行政の当該部署を訪問する予定もあったので小生が当面対応することとなった。

新潟市の場合、「高齢者あんしん連絡システム」は健康福祉課の高齢介護課が担当していた。

地域包括支援センターの担当者と相談し、申請に必要な書類を準備し、本人の同意を取り付ける必要がある。電話回線を利用し、緊急通報装置を設置する。利用者負担額は0円から1000円(毎月)となっている。

本人は身寄りもない。電話も持たぬ、部屋から出ない。安否もわかりずらい。とかなりの困窮度。一度部屋を覗いた限りでは生活ゴミの排出もままならぬゴミ屋敷化していた。

大家の不安もわかるので資料を取り寄せ、昼不在だった民生委員と連絡を取った。

明日以降民生委員の活動に引き継ごうと思う。集合住宅の多くでこのシステム利用の実態があるとの話も聞いた。「キット配布」から出てきた困窮世帯。次なる対策の必要性を調査する必要性があるのかも。


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