しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

高齢者あんしん連絡システム

2012年10月17日 | Weblog

近所の住民が小生の拙宅まで相談に訪れた。

自宅の一部を住居として提供している住民の安心安全を確保するための方策を教えてほしい。という趣旨の相談だった。

先日、民生委員と同伴で「緊急医療安全キット」を配布した住民の事だった。

「75歳以上のひとり暮らしの高齢者」を対象に自治会(地区社協事業)としての高齢者福祉事業の一環である。

緊急時(救急車を呼ぶような事態に)に本人の冷蔵庫内に保管されている医療情報を取り出し、救急隊員が緊急搬送先の病院へ医療情報として提供するキットの配布活動だった。

この事業は大変助かる。しかしこの住民は電話も無い。

助けを求める安否確認を大家が毎日確認することも出来ない。なんとかしてほしい。との要請だった。

「民生委員」に引き継ぐべきと思ったが丁度その日は民生委員は不在。行政の当該部署を訪問する予定もあったので小生が当面対応することとなった。

新潟市の場合、「高齢者あんしん連絡システム」は健康福祉課の高齢介護課が担当していた。

地域包括支援センターの担当者と相談し、申請に必要な書類を準備し、本人の同意を取り付ける必要がある。電話回線を利用し、緊急通報装置を設置する。利用者負担額は0円から1000円(毎月)となっている。

本人は身寄りもない。電話も持たぬ、部屋から出ない。安否もわかりずらい。とかなりの困窮度。一度部屋を覗いた限りでは生活ゴミの排出もままならぬゴミ屋敷化していた。

大家の不安もわかるので資料を取り寄せ、昼不在だった民生委員と連絡を取った。

明日以降民生委員の活動に引き継ごうと思う。集合住宅の多くでこのシステム利用の実態があるとの話も聞いた。「キット配布」から出てきた困窮世帯。次なる対策の必要性を調査する必要性があるのかも。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
健康福祉課 (コーチャン)
2012-10-17 04:56:45
行政の健康福祉課と最近接触する機会が増えた。地区社協と連携した事業を行なっている。会議でも社協の職員が同席するようになった。良い傾向と思う。^^
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