しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

初めての証券投資

2012年10月21日 | Weblog

日本の個人投資家はどのくらい存在するか?

ネット検索したら「200万人」と出た。実際に活動している個人投資家はそのうちの6~7割。正確なところでは「120万人~140万人」が妥当ではないか。という回答が出ていた。

長引く不況で証券不況も続いている。証券会社の生き残りの術は「新規顧客獲得」であろう。

証券会社の新人による新規客獲得活動はかなりのものだ。実に熱心に戸別訪問してくる。今年4月入社の新人だ。小生は対応しなかxったのだが、カーちゃんが玄関先で10回以上対応していたように記憶している。カーちゃんはパートの訪問販売で家をいつも出たり入ったりしている。カーちゃんの不在時には玄関、郵便受けに名刺が入っていた。

どうして即、断れないのか?と思っていたが、銀行の低金利をネタに有利な運用先という切り口だ。確かに普通預金より確実に有利と思わせる話だ。信用も出来る老舗証券会社。

まとまった普通預金があるなら資金を増やせる確実な運用先だと一歩も譲らない。カーちゃんが不在時生憎玄関先で応対した小生はついに根負けした。

長らく「営業畑で苦労してきた自身の経験」が脳裏にあった。おつきあいすることにした。

契約すると言ったら「次長」という肩書きを持った上司を連れて来た。あ~だこ~だと延々30分も商品説明。どっしりとした資料を置いていった。

書かした署名6枚。1枚も控えを残さず全部持ち帰った。来週口座開設をしたあと、その日のレートで清算入金、口座口数が決まるという。素人の小生にはちんぷんかんぷんの話だったが、いいかげん聞き疲れていたので聞き直す意欲は湧いてこなかった。

小額(恐らく最低額)の口座開設。それでも結構なボリュームの書類(約款・資料・申し込みパンフ・ファンド名入りパンフ)。銀行の新規口座開設とは比較にならない印象だ。自宅をローンを組んで銀行と手続きした時以来の時間を取られた。

人助けをしたような気分だった。この新人にとっては「実績」という勲章を得たであろう。引退はしたものの、営業で苦労した経験はこの新人の笑顔で報われた気分だった。


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