今朝は、台風も遠ざかって久しぶりに青空が見えています。気温は23度、湿度も低く・・・虫たちが鳴き、やっと初秋らしい感じになってきました。雨続きで新しい画像が少ないので・・・先週に撮り溜めておいた気になる木シリーズです。今回はモミジバフウ
モミジバフウは北米~中南米に自生する落葉高木でアメリカフウとも呼ばれています。大正時代に渡来して街路樹や公園木として植えられていますが、街路樹は剪定されてしまうため自然樹形や実を観察できることはあまり多くはありません。剪定されていないモミジバフウの樹下では種を撒き散らした後の茶色いトゲトゲの残骸が見られることもあります。
林業試験場のモミジバフウはのびのびと成長して樹高は20mをゆうに超え、胸高直径も80cmを超えています。その割には下の方まで枝を伸ばし一寸見上げれば葉の様子や種子がぶら下がっている様子を観察することが出来ます。
モミジバフウの枝にはコルク質の翼が出来やすく、短枝には葉痕が毎年積み重ねられ異様な造型が作られます(下の写真)。
それにしてもコルク質の翼って何の役割があるのだろう???
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