拙ブログの9月12日付けの記事「新種発見・キオンツボミフクレフシ」の標本を探しに行った帰り道に遊歩道脇のシロヨメナに目が行き、その蕾が異様に膨れているのに気が付きました。
周りを見渡すと数本のシロヨメナの花芽が同じように膨らんでいて、どうも虫えい(虫こぶ)らしいなと数本採取してきました・・・
帰って来てから解剖してみると小さなタマバエらしい幼虫が蠢いていましたが、図鑑には載っておらずに新種ではないかなとちょっと期待です・・・
暫く花瓶に挿して観察していましたが大分葉も枯れてきて虫えい(虫こぶ)も萎びてきたので廃棄する前に再度解剖すると3齢の幼虫が居たので慌てて虫えい研究の大御所のY教授に送ってみました。
Y先生からの回答では中に3齢の幼虫が見られたとのことで、シロヨメナの虫えい(虫こぶ)は初めてだということでした。
シロヨメナハナフクレフシ(D-819)として仮登録したので次年度に同様の虫えい(虫こぶ)を見つけたら再度送って欲しいとのことでした。来年も探しに行かねばなりませんね・・・
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