今朝は4時頃に屋根を叩く雨音で目が醒めた。 折角の水曜定休日だけど既に碓氷川は25cmも水位が上がっている。 今後の降り方によってはさらに増えるだろうから釣りは無し、かといって畑もグチャグチャで作業が出来ない。
ということで、今日も虫えい(虫こぶ)のお話・・・けっして、困った時の神頼み(ネタに困った時の虫こぶ頼り)じゃないからネ~(笑)
昨日は、夏休み明けに樹木学実習で行く予定の場所を下見がてら歩いてきた。 毎年たくさんのウコギハグキツトフシが形成されているヤマウコギは伸びすぎて道路にはみ出して大分枝が切られていたけど元の方は健在だった。
ウコギハグキツトフシの名称はと云うと、ウコギの葉柄=葉茎(ハグキ)が苞(ツト:藁などを束ねて両端を束ねて中央部に物をいれるもの)のように膨らんでいる虫えい(虫こぶ)というところからきている。 そして、久しぶりに詳しく観察してみようかなと安易に一枝を素手で折ったら見事にトゲが刺さってしまった・・・(泣)
部屋に持ち帰って幾つかの虫えい(虫こぶ)を解剖してみた・・・
虫えい(虫こぶ)の大きさや形状は様々で幼虫室が幾つも集まってできていて、一つの幼虫室にウツギトガリキジラミの1mmにも満たない幼虫が1匹ずつ入っていた・・・
画像があまり良くないのだけど大きくしてみるとこんな感じで、カメムシやセミの仲間だということが分かる・・・
4月初めころに幼虫が孵化して虫えい(虫こぶ)が出来はじめるらしいけど、幼虫は2齢で長く過ごしているらしく今の時期はまだ2齢幼虫なのだそうだ。8月下旬に3齢になり9月中旬から10月上旬に羽化し成虫で越冬するのだそうだ・・・
「ツトって藁苞のことか・・・!」と (↓) 応援クリック よろしくお願いします! (3515話目)
「にほんブログ村ランキング」に参加中です。
【アウトドア】 【釣り】
「人気ブログランキング」にも参加しています。
【自然観察】 【鮎釣り】