こいもの想い・2

趣味のカメラで身近な被写体を楽しんでいます。

シャクチリソバ

2022-10-24 06:00:00 | 
シャクチリソバの「短花柱花」「長花柱花」を良く見たいと思い、
もう一度お花を撮ってみました。
ゴチャゴチャになりそうです。難しいです。

最初におしべの短い「長花柱花」です。
少ひかえめな感じがします。



めしべよりもおしべが短いです。

「めしべ:3」「おしべ:8」のように見えます。

ここからはおしべの長い「短花柱花」です。
華やかで豪華な感じです。
  わかり難いですがめしべは短く見えます。



お花の中央に見える黄色の粒々は蜜腺のようです。

ヒラタアブの仲間でしょうか・・・。  ↓


(○'。'○)ん? 短花柱花の集まる此処に果実が見える・・・?
これって ?(°_。)?(。_°)?…変ですよね~。


短花柱花にベニシジミがやって来ました~♬♪♬

シャクチリソバ(赤地利蕎麦)タデ科ソバ属

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4 コメント

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何とか…。 (林の子)
2022-10-24 16:31:35
何とか二種、撮れましたね。
タデの仲間には幾つか自家受粉だと果実を作れない性質のものがあって、
めしべの花柱の長短で受粉が調整されている…と聞きました。
花柱の長い花は、花糸の長いおしべの花粉を
花柱の短い花は、花糸の短いおしべの花粉を貰った場合に果実をつける。
昆虫の方はそんな花の事情、仕組みなど知らないのであちこち飛び回る訳で
同じタイプの花粉が付くこともあるのでしょう。
サクラタデにも長短があるし、同じようにシロバナサクラタデにもあるようです。
どこか違うな…と感じるだけでタイプの違いも見えてきますね。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/3c22901c1fa90cd1ada6abb6b22f6db9
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そうでしたか・・・。 (こいも)
2022-10-24 17:04:43
林の子さん
やっと・・・2種が撮れました。嬉しいです。
そう言うことなのですね。
どうして雄花とか雌花と言わないのかな~と思っていました。
一を聞いて十を知る力がないですね。
シャクチリソバを知ったその日から、ずいぶん長い時が流れましたが
やっと・・・色々なことがわかりました。
また、書き留めておきます。
ありがとうございました・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・。
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めしべの長さ。 (林の子)
2022-10-24 18:04:22
受粉の為にはおしべの花粉を貰わないといけないことも理解されているでしょう。
めしべの長短2種が存在することは実画像で確認出来たわけですが、
受粉し果実が出来るのは、花柱の長い花は花糸の長いおしべの花粉を
花柱の短い花は花糸の短いおしべの花粉を貰った時に限る…と書きました。
単純に言えば「同じ花の構造を持つもの同士では果実は出来ない」と言うことです。
ソバは一つの個体群の中に短花柱花か長花柱花のどちらか一方しか存在しないので
果実を作るためには別の個体群が必要になる訳です。
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ありがとうございます。 (こいも)
2022-10-25 13:56:58
林の子さん
『ソバは一つの個体群の中に短花柱花か長花柱花のどちらか一方しか存在しない』
『果実を作るためには別の個体群が必要になる』
だから、めしべが短いから果実ができない訳ではない。
短花柱花の集まるところにも果実はできると言うことですよね。
何とかこのように理解したのですが大丈夫でしょうか・・・。
いつも丁寧に教えていただき、ありがとうございます。
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