恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

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いろいろ

2016-09-28 21:35:19 | 日記
VOLの裏総選挙もナイハレのイベントも終わったね。

ナイハレはフィーバーがなかったのはがっかり(´-`)

ここを見てフィーバーに期待してた人がいたらごめんなさい。

ナイハレのフィーバータイムではいつも、体力スイーツが安売りされてたから、それが無かったのは残念。

ところでナイハレにアプリ版があると小耳に挟んだので、ダウンロードしてみた。

本編と月ごとのイベントがあって、本編は毎日回復するチケットで5話ずつ読み進める。

選択肢はあるけど、それで好感度が上がるということはなく、一度読んだ話は何度でも読み返せるみたい。

時々発生する特別ストーリーのみ、お金で買うみたいね。

それとアメーバ版にはあるヒロインアバターがないので、色々着飾る楽しみはない。

久しぶりにルシアルートをぼちぼち読んでる。

彼氏の変更も自由にできるらしい。

イベントにはまだ手を出しないけど、やったらまた感想を書くね。

さて、裏総選挙の結果は、いっちゃん7位で変わらず、ハルくん19位、譲二さんは24位といっちゃん以外は一位ずつ順位を落としてた。

いっちゃんは5位に入らなかったけど、よく頑張ったと思う。

いっちゃん推しの人たちも私と同じで、いっちゃんストーリーは全て買ってたはずだから、ストーリー買って投票は使えなかったと思うから。

ところで、裏総選挙があって、私が譲二さんを好きな理由を改めて考えてみた。



譲二さんの魅力は大人な男性で、優しい人というのがウリだと思う。

だけど、数ある乙女ゲームのキャラの中には、大人男子も優しい人も、ヒゲ男も幾らでもいると思うの。

その中でなぜ譲二さんなのか?

私が譲二さんを好きな大きな理由の1つは歴オタだということがあると思い至った。

もちろん、私自身が歴史好きということもあるけど、それだけじゃない。

前に書いたことがあるかもしれないけど、私は色々なことを教えてくれる男性が好きなんだ。

吉恋のみんなが「まただ…」ってうんざりしてしまう長〜い歴史のウンチクも、私はうっとりして聞くだろう。

この夏たまたまいくつかのお城を訪ねる機会があったのだけど、譲二さんと一緒だったら色々教えてもらえただろうと思う。

ああ、譲二さんと行きたいなぁ、お城巡り。

それともう一つ、譲二さんは私がしちゃいけないことをしたら、叱ってくれる。

そういうところも好きだな。


疑惑~その11

2016-09-28 06:31:01 | 譲二の~勝手に3年後編(吉祥寺恋色デイズ)

前にも書いたけど、吉恋本家の譲二ルートの3年後編には色々と不満がある。

久しぶりに吉祥寺に帰ってきた譲二さんとのラブラブな話のはずなのに、新キャラの紹介に使われてたり、色々とモヤモヤするものがあって、私の思う『勝手に3年後編』を書いちゃいました。

『譲二の勝手に3年後編』の始めの部分は本家の『譲二3年後編』とほぼ同じです。

そして、時々本家のエピソードに重なるものも入れながら、少しずつ離れていき、玉の緒ワールドの譲二さんの話になってます。

航くんは出てきませんが、本家の『譲二3年後編』では出てこなかった、懐かしいあの人とかあの人とか出てきます。


だから、ネタバレも少々あるものの、譲二ルートの3年後編とはまた別のお話と思って下さい。





☆☆☆☆☆


疑惑~その11


〈譲二〉

譲二「それで…俺が貸し店舗を探しているのを見たんだね?」

百花「はい…ごめんなさい」

譲二「そうか…。いや、謝るのは俺の方だ。ごめん。内緒にしてて」

百花「どうして黙ってたんですか?」

譲二「とりあえず物件を探しているだけで、まだ移転するかどうかは決めかねていたから…」

百花「移転…って、やっぱりクロフネの方を移転させるつもりだったんですか? …どうして?」


(一番の理由は……百花ちゃんを玲さんに奪われるじゃないかと不安だから…)

(ごめん…単に俺の嫉妬心のせいなんだ)


もちろんそんなことは百花ちゃんには話せない。


譲二「最初にシェアカフェを思いついた時はいい考えだと思ったんだ」

百花「はい」

譲二「玲さんにお父さんの店を継がせてあげられるし、クロフネだって今までどおりに続けていける」

百花「はい」

譲二「だけど一緒にやっていくうちに、そんな生やさしいものじゃないってだんだんわかってきた」

譲二「玲さんに気を使いながら営業して、だけどトラブルがあると玲さんに腹も立つ。どんな些細なことだとしてもね」

譲二「それは玲さんも同じだと思う」

百花「そうですね…」

譲二「だからやはり俺と玲さんの店は分けてしまった方がお互いにやりやすい」

百花「でも、それなら玲さんに謝って店を出て行ってもらうことも…」

譲二「それはできない…」

百花「どうして?」

譲二「玲さんはここで開店するためにお金もかなり使っただろ? お客さんにも認知されて、常連さんも少しずつつき始めている」

譲二「今が正念場だ」

百花「だけどクロフネだって…」

譲二「そうなんだ…クロフネにだって常連さんがいる。だから、貸し店舗を探し始めたといっても、クロフネを移転させるという覚悟はまだ固まっていないんだ…」

百花「そうだったんですね…。でもそれならなおさら、私にも相談して欲しかったです」


百花ちゃんは伏し目がちにつぶやいた。


百花「私…クロフネが他所へ行くかもしれないということよりも、譲二さんが私に何も言ってくれなかったことがショックでした」

譲二「ごめん…」

百花「もう何回も言いましたよね? ひとりで抱え込まないで私に相談してくださいって」

譲二「そうだね…。俺の悪いクセだね…」

百花「私…まだまだ頼りないかもしれないけど…。譲二さんの力になりたいんです」


百花ちゃんの目から一筋の涙がこぼれた。

 

その12へつづく