華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

リハビリ看護のいろいろ

2021年06月05日 20時01分04秒 | Weblog
なんとなく予想はしてたんだけど、今朝の7時に電話が鳴った。
「今から来られる?」と職場。
しっかり目が開いたので午後の代わりに午前に出勤することにした。さすがにダブルは断ったわ。

そう。
予想をしていたので、昨夜は寝る前にスマホを“夜中は音が鳴らない”設定にした。そしたら実は6時にも電話がかかってきてたんだけどまったく気づかず。でも7時2分の電話は鳴った。ということはスマホ的には7時を過ぎたら夜中終了ってことなのかしらね?

さてお仕事。
今日も昨日と同じ手のかかるおばあちゃまたちを担当。いや~、忙しかったわ。毎日気が付いたら時間が経っているという状態。毎日ポート3にいるとクタクタ。明日あたりポート2に変えてくれって頼もうかな。
おばあちゃまに交じって、昨日うちに移ってきた若い女性も担当。申し渡しで以前の病棟でさまざまな問題行動を起こしたと聞いていた。神経痛により歩行能力が落ちている。本人も努力をしようとしないとのこと。でもリハビリ看護師としてはそのままにさせておくわけにはいかない。さてどうかしらね?と思いながらまずはシャワーから。
何もしたがらないという患者さんには、私はどうしたいかを聞かない。何をするかを伝えるのみ。そして伝えながら作業を始め「いやだ」というスキを与えないようにしている。やいのやいのと言うようだったら「ここはリハビリ病棟だから」と言って押し切る。これでたいていは患者さんを動かすことができる。今日もそんな感じでこの若い患者さんをシャワー室へと連れて行った。
なんだけど。
患者さんは申し渡しで聞いていたよりもうんと従順で、また良くなろうとする努力をする人だった。一体うちに来る前の病院では何をさせられていたんやろう?
でも一応患者さんをやる気にさせるようにあの手この手は使っている。相手にもよるけど、今日の患者さんはたくさん話を聞いて、また成し遂げたことをたくさんほめた。椅子には30分しか座れないと言っていたのに2時間も座ったときには大げさなぐらい「よくやったね」とほめちぎった。今日はこれが功を奏して患者さんのやる気につながったっぽい。
運動能力、作業能力の回復を目的とする病棟ゆえに達成感を持たせるのは重要だと考えている。その達成感が新たな目標を立てることにもつながる。差別をするわけじゃなけど、私よりも若い患者さん、よくなってうちの病棟から歩いて出て行ってほしい。

帰宅。
お給料もでたことだし、私は端から料理をするつもりがなかったので今夜はテイクアウト。Dが犬の散歩にいって、テイクアウトを買ってくる間寝てしまっていたわ。疲れてるもんね~。体調崩さないように気を付けないと。
夕食はインディアンカレー。私はあまり好きじゃないんだけど、Dが食べたいというので、それを受け入れる代わりにビールを買ってもらってきた。仕事のあとのビールはおいしい。

食後はドラマを見ていた。「リコカツ」、良かったなぁ。最後、泣けたわ。最後は復縁すると思うんだけど、どうやってそうなるのかがとても楽しみ。
ネットもひと通り楽しんだし、そろそろ寝る。明日は午後シフト。午前中を生産的に過ごしたい。また明日電話かかってきたりして。今夜も“音が鳴らない設定”にしておこっと。
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