華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

やさしさ!?

2009年07月16日 00時44分46秒 | Weblog
無意味な殺生はすべきではないと思っているけど、この季節、やはり蚊やハエにブンブン飛び回られると息の根を止めるまで追いまわしてしまうもの。あ、ゴキも。でも、なぜだかわからないけど、私は叩きつぶすのが好きではない。まぁ、好きな人も少ないと思うけど、要は叩いた後、ブチュッとつぶれた姿を見たいとは思わない。なので、ゴキならスプレーで、ハエなら空中を飛んでいる最中に新聞アタックで、なるべく殺傷するようにしている。
ただ、蚊は難しい。だいたい発見するのが腕や足に止まっているところやし、またアタックの標的にするにしても小さすぎるため、どうしても叩きつぶすことになる。そしてつぶれた蚊の姿を見てげんなりしてしまう。

普段こんなことを考えているわけやけど。
今日、お風呂に入っていたら一匹の蚊が壁に止まっていた。こちらは丸腰。しかも体や頭を洗っているときはやつの羽音を聞き取ることもできないので、血を吸われるのは必至。ゆえに早々に消えていただく必要があった。で、先にも書いたように、無益な殺生はすべきではないし、また叩きつぶすのは基本的に好きではない。そしてここは風呂場…とくると

やっぱり流すべきでしょ。

ヤツが手の届く範囲の壁に止まった瞬間、その上から大量のお湯をかけて一気に流し去ってみた。そのお湯がすべて排水溝に流れた後、ヤツの姿を見かけることはなかった。
叩きつぶさずに済んだし、かつ排水溝は何も水でいっぱいなわけじゃないので、ある程度まで押し流されたらヤツも水面に出るチャンスがあるはず。またどこかの下水溝から地上に上がって、私ではない人の生き血を吸って生きていけるかもしれない。

叩きつぶさずに済んで、無益な殺生をせずにも済んで一石二鳥。

いいぜ、“水流し大作戦”。

この際、蚊にも溺死する可能性があることには目をつぶることにしよう。あの排水溝サバイバルを生き残っていてくれていることを祈る。

コメント    この記事についてブログを書く
« 朝方人間 | トップ | 初めての… »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿