華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

無知の無知

2023年04月04日 23時55分00秒 | Weblog
夜勤明け。今週は一日だけ。
シフトの始まりに患者さんが胸に違和感を覚えると主張したことで多少バタバタしたけど、それ以外は問題なし。いいシフトだった。

問題は一緒に働いたデビュー2ヶ月目の新人正看。なんというか…自信過剰。看護師としては一応先輩に当たる私にも指示を出してくる。それでいて自分の仕事はちゃんとできてるのかと言ったら、手を抜けるところは抜きまくり。それを指摘したらウザそうにする。
何にでも首を突っ込みたがる傾向も。
まだ安心して患者さんを任せられないので、気掛かりのある患者さんは私が担当。そしたら上記の患者さんが胸部の違和感を訴えた。
救急搬送の可能性もあるし、夜勤は単純にスタッフ数が少ないのですぐにインチャージにも報告。心電図を撮る機械を持って病室に戻ったら、もうその新人がやる気満々で待っていた。私の患者さんなのに「これは自分に仕事」みたいな感じでやっていた。助け合うのはいいことだけど、この間他の患者さんは放ったらかし。助け合うのは当たり前だけど、この子の場合は何かが違う。
他に、尿道カテーテル挿入の可能性がある患者さんがいた。女性、肥満、尿路感染、浮腫もある。正直夜中に、ドクターがいない病棟でやりたい患者さんじゃない。やらないで済むといいなーなんてつぶやいたら、その新人が自分がやると言う。尿道カテーテルはお墨付きないとできないから、それを持たないあんたにゃ無理だよと言ったら、私の監視下でやるという。
もうツッコミどころ満載のコメント。
患者さんの状態による挿入の難易度、一度もやったことがないのにいきなり挑戦するという無謀性、作業中に放っておかれる他の患者さんたち、人手の少ない夜勤。総合的に考えてその新人にやらせてみようとはならない。結果的にやらずに済んだけど、この時は返事ができなかったわ。
これ以外のこともいろいろあって、要は少し手の込んだことがやりたくて仕方ないんだろうことが伝わってくる。無事にはシフトが終わってホッとしたわ。
なんというか、底の浅さに驚いて言葉が出てこない。悪い子じゃないけど、相容れないものがある。
研修にくる新人さんの研修期間は半年。別れが惜しまれる子もいるし、その日が待ち遠しい子もいる。私個人の感想は現状後者かな。
来週の夜勤でも一緒なんよなー。ユウウツー。

帰宅。
明け方に降った雨も帰る頃にはやんで、服だけ着替えて犬の散歩へ。この時間にジワジワと疲れが体に染み込んでくる。
朝食をとってから寝る時もそうでない時もある。今朝は後者。シャワーを浴びてとっとと寝た。5時間近く眠れたわ。

起きてお腹が空いたのでラーメンを作って食べた。体は比較的元気だったけど、今日は特にすることもないのでダラダラして過ごした。
今夜のストーカーはソファのヘリで爆睡中。


いまだに続くかーちゃんっ子。

さて。
明日はシドニーへ行く。友達と一緒に日本のパンケーキショップへ🥞 そしてお買い物も。
楽しみやなぁ。雨が降らないといいな。


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