華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

木に登る豚

2022年07月12日 22時49分00秒 | Weblog
今日は午後シフトの予定だった。でもこの頃午後シフトでも朝に呼び出しの電話がなる頻度が高い。
午前シフトは7時から始まる。病欠の場合は遅くとも6時前後には連絡が入るので、呼び出しがかかるとしたら6時過ぎ。今朝は6時40分に目が覚めて、その時点でなんの連絡も来てなかったので寝直した。そしたら7時を過ぎてから「来られる?」の電話。連絡遅いね、と言ったら病欠の“メッセージ”が連絡用のスマホに届いてなかったんだとか。私の常識では病欠の連絡は電話なんだけど。だってメッセージっていつ届きくかわからないし、そもそも読んでもらえてる確証もない。メッセージは新時代の常識かもしれないが、周りに迷惑がかかっている以上私の中では認められないな。
もとい。
いいですよ〜ということで身支度をして出社。呼び出しを食らった上に配置替えでポート3に回されていた。患者さんの情報がほとんど頭の中にない。私が出社した時点で午前シフトは動き出していたので、申し渡しもないまま作業開始。でもね。申し渡しによる情報は大切だけど、看護の基本はどこにいても同じ。あとは臨機応変に。こんな状態で看護学生も付けられてゴチャゴチャしたけど、結果的にどうにかなったわ。

ちなみに私が動かされたのは、ポート2にいる新人看護師を動かしたくなかったからだと思う。慣れた患者さんの担当を続けることで現場慣れをさせようってことなんやろう。私なら動かしても大丈夫と思われたことを嬉しく思うことにした。
もう看護師になって10年になるけど、今でも気持ちは新人の頃とそんなに変わらない。確かに慣れてはきたし、できることも増えた。だけどいつも自分には何かが足りないという不安がある。この気持ちはこの先もずっと変わらないものなのかな。看護はアンリミテッドだから余計にさ。
だから頼りにされると嬉しくなってしまう。豚もおだてりゃ木に登るとはこのことよ。

帰宅。
家を出る前に頼んでおいた家事はDがやってくれていたけど、まぁ本当にそれだけ。犬の散歩に行ってる間に掃除機をかけて、洗濯を畳んで、アイロンがけ。こういうことを当たり前のようにする兼業主婦って本当にすごい。さらに子供もいるとなったらどんな忙しさなんやろうなぁ。
グータラ兼業主婦はDススメにより夕食は買い食い。そして当たり前のようにソファで爆睡。眠りたくなくても寝落ちしてるのよ。
目覚めたあとは、コロナにかかって以降ずっと見ていた料理のリアリティー番組を見ていた。今日がファイナル。私の推しの女性はベスト5で姿を消したけど、今夜、私の2番目の推しの女性が優勝した。Dは準優勝に輝いた女性を推していたようでガッカリしていた。
珍しくふたりして見た番組やった。そもそもテレビをそんなに見ないしさ。
テレビを見る横で犬たちが足元や犬ベッドで爆睡している。こういう瞬間を幸せと言うんだろうな〜などと虎舞竜の「ロード」のようなことを考えていた。悪魔のような電話までは真似たくないけどね。

さて。
明日は普通に午前シフト。実は本当に行きたくない。なぜなら超問題児と一緒になる可能性が高いので。仕事量が増えるのもイヤだけど、その子を見てイライラするのも超憂うつ。病欠してくれんかな。その方が私の精神状態がいい。
まぁいい。あと一日。頑張ろう。
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