goo blog サービス終了のお知らせ 

華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

不満の積み重ね

2015年05月22日 23時25分43秒 | Weblog
今日は午後のロングアワー。10時に始まり、10時半に終わる。
昨日とは違うセクションに回されると知っていたので、どんなかなーと思いながら出勤。2名の正看と1名のアシスタントさんで11名。悪くない。

当然のことながら、10時にたどり着いたら投薬は終わっていた。そしてアシスタントさんがヴァイタルサインを進めてくれていた。なので私がやったこととといえばシャワーが1件。あとはベッドメイクやその他の細かいことを助けてまわるのみ。同僚の正看がすごく頑張ってくれたので、忙しそうなほかのセクションに手助けにいく時間があったりした。

午後からも同じところを担当すんのかと思っていたら様子が違った。
昨日担当していた外科の患者さんのところへ回された。というのも、予定していた派遣さんがシフトの直前になって急きょキャンセルしてきたため。理由はわからない。久しぶりに一人頭大量の患者さんを持つことになった。私は8名。新規入院1名と本日手術の患者さん2名を含む(でも夜には退院)。
忙しくなるのかどうかを考えるヒマもなく、目の前に広がる作業をこなすのに必死。他にスタッフも8~10名担当しており、みんな大忙し。いやー、大変やった。
私がやっと落ち着けたのは9時前。2名の術後患者さんを送り出し、新規入院の患者さんの書類処理をやっつけていたらこんな時間になった。みんなでややグッタリしながらナースステーションでグダグダ。なんかもう疲れた。

今、うちの病院は非常に不安定。現場スタッフと上部の足並みが全然揃っていない。上部は現場の意向を考えない傾向にあるので、私たちスタッフははばかりなく不満を口にするようになっている。私もその一人。
しかし今夜の忙しさは、どうしようもない部分もあった。だってスタッフは用意されていたのに、先方からキャンセルを、しかもシフトの直前に受けたんだから。この事態を婦長の責任とするのは違う気がする。強いて言えば運がなかった。
ところがこのところの不穏な状態のせいで、忙しさに対する不満は当然上部に向く。もしも以前の上司・先輩たちが今もいたのなら「しかたないよな。こんな日もあるよ」と頑張れたかもしれないけど、もう私を含む現場スタッフが必要以上に頑張ろうとしていない。その結果、これまでなら目をつぶってこれた小さなガマンもできない状態になっている。
だけどその弊害として、重箱の隅を突くような不満も出てきており、それはちょっと違うんじゃないの?というような状況も無きにしも非ず。

現場を無視しがちであるトップの言いなりにならないように現場が声を上げるのは大いに結構やと思うけど、そうは言いつつも、職場のために少しは無理をすることがあってもしかたないのでは?と思う私は甘いんやろうか? 日本的滅私奉公精神が染み付いてる??

今夜は疲れていたせいもあり、そういう不平不満を消化する力が残っておらず、それどころか逆に「ちったぁ辛抱せーよ」という気分になってしまった。
愚痴を複数名から違う場面で聞かされたこともあって、もうお腹いっぱいという気分。私もどこかに吐き出したいけど、今現在、誰を信じたらいいのかわからん状況にあるので口をつぐんでいる。

とりあえず今日もよく働いた。連日のロングアワーでくたびれたわ。
明日は午後シフト。Dはお休みなので早起きの必要なし。あぁ嬉しい。寝坊しよっと。