1月5日の当ブログで流山市の議長立候補制について書きました。
小平市でも、4月24日の選挙結果を受け、5月臨時会には市議会議長の選出を迎えています。
これまでの議会は、何事も前例踏襲主義で議長は、(与党対野党時代の名残りで)最大会派から出すこと、となっていました。
決める場も市民から見えない代表者会という非公式の会合ですし、当ブログで選挙結果を報告した通り、最大会派と次の会派の差は僅か1議席です。
10数年前の自民党・政和会が絶対多数をとっていた時代とは、市民の認識も議会構成もまったく違っています。
しかし、やり方は今までのままです。
そもそも、市議会議長の選出を市民不在のたらい回しですること自体が問題です。
市民のフィルターをかけることなく市民の代表である議長を選出することに、大いなる疑問を持ちます。なぜなら、二元代表制の一方の市長を直接選挙で市民が選ぶのなら、もう一方の市民の代表である議長の選出も、直接選挙に近いかたちで選ぶのが当たり前だからです。
だから、政策で選ぶことができる選挙を実施すべきなのです。地方自治法に抵触するとかという前に(要項などで)実施している議会の事例を参考にして進めるべきでしょう。
5月9日の第2回目代表者会では、まず、出たい人より議会の代表にふさわしい政策と実行力を兼ね備えた、出したい人に投票できるようにすべきでしょう。
ここから、市民のための議会に改革できるかどうか、が決きまります。