隆々ブログ

小平市議会議員 立花隆一の活動報告です。

脳に汗をかくほど勉強した!

2011-12-31 | 議会改革

 今年一年間の中で印象に残った言葉の一つです。

 10月22日(土)10時から「議会改革基本条例の意義」のテーマで、廣瀬克哉・法大教授の講演に参加した時に出た発言でした。

 北海道栗山町は、議会基本条例を制定する以前から、地域に出向いて議会報告会をやっていたそうです。

 その当時、議会で答弁している市職員がいない中、議員自身が町民から様々な角度の質問を受け、答弁をしなくてはいけない立場となって必死になって勉強した体験から出た言葉だったと聞きました。

 栗山町議会では、最初から議会基本条例をつくろうとしたのではなく、会期が終わるごとに、情報公開と市民参加のため議会報告会を行い、これを制度化しようとしたことから、条例を制定する動きになったそうです。

 議会報告会に参加する住民は、この機会に質問するため、紙にびっしりとメモを持参していて、単に受け身で議会からの報告を聴くだけでなく、議会報告会という場を待ちかまえていたそうでです。

 それだけに、議会報告会に向けての議員側の緊張感は相当なものがあったそうです。

 だから、議員は「脳に汗をかくほど勉強した…。」と予算・決算や、地域問題など多岐にわたる様々な諸問題について勉強して、報告会に臨んだようです。議員として本来の姿だと思います。

 そうしたことを踏まえ、来年も自身の資質向上のため研鑽を怠らず、あらゆることに努力してまいる所存です。

 当ブログの一年間のご愛読に感謝申し上げます。また、来年も宜しくお願い申し上げます。


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