11月12日、13日は、名古屋市で開かれた「市町村議会議員研修会」に参加しました。
12日(第一日目)は、全体会につづく基調講演会で、「住宅政策再構築」と「北方町議会の議会改革」を学び、
13日(第二日目)は分科会として「自治体議会の改革課題」を学ぶことができました。
その分科会の中で、参加した議員から「一般質問の(行政側の)答弁書をもらった方が次の質問に活きるのでは
ないか?」との質問がありました。
講師から一蹴されていましたが、「そのように考える議員がまだいたのか。」と改めて認識しました。
アマチュアの議員が、プロである職員に質問しているわけですから本来は大項目だけで良いはずです。
事前に詳細な質問を出すのは行政側のためとしか思えませんし、事前に詳細な通告書を出すのではなく当日、
質問と答弁をするのが当たりまえです。
(事前に裏で質問と答弁をやり取りするようになったら) 市民から議会の一般質問は、「できレースではないか?」
の謗りは免れません。
何のために裏工作のようなことをする必要があるのでしょうか。
市民は代表である議員が市民の声を受け、市長・行政を質していくような議場での緊張感ある一般質問に
期待をかけているはずです。
そうした市民の期待に応えるため、これからも真剣勝負で一般質問に臨んで行かなくてはなりません。