役所の建物を「庁舎」と表す。「庁」の旧字体は「丁」の部分が「聴」である。「广」（家屋）+「聴」で、訴えや事情を聞く場所という意味を持つ。秋は勉強が楽しい季節だ。。。
しかし現実の私たちの身近にある「庁舎」、すなわち、市役所や県庁ではどうか？市井（しせい）の人々の意見を聴いているか・・・
・・・ ・・・ ・・・
多方面から異論が聞こえる中、市議会は県市図書館合築案を決めた。雑音を封じるかの如く淡々と。。。
反対署名を集めた方々が県議会に請願を出したと聞くが、如何ばかりの心境であろうか・・・その虚しさに追手前小廃校問題でPTAとして活動した日々が重なる。。。
日中は熱い日差しが残るものの、心の中は一気に枯葉の季節を迎えた気分だ・・・
高知市は今後パブリックコメントを求めると言う。しかし、順序からして逆、恐らく今度の募集は合築を前提とした付帯設備などを問うもの・・・っで、これに意見すれば合築賛成の数に入れられる。。。いつもの手法が繰り返される。
根本議論がおざなりになっている。これが自治か、これが地方分権か、これが民主主義か・・・単に箱物を寄せ集め経費削減を図ることが政治ではないはずだが・・・
此処に至って、追手前小校区内の町内会に一度も説明会が開かれていないことは甚だ遺憾だ。同小廃校案が議論された時から町内会組織は行政に無視され続けている。
地元住民に意見（理解）を求めず何を創ろうと言うのか？これで街が良くなるのか？何のための税金投入か？行政における合意形成過程そのものの在り方が問われている。
結果からすれば、高知市のやろうとしていることは、2小学校と2図書館を統合するという何の新味も無い中心街整理事業だ。此れに高知県が肩入れする。県市の協調は良いとして・・・全国の地方都市が既に試してダメだったことを繰返しているだけにしか見えない。ぼやきたくなるのは私だけではあるまい。
高知は市長・知事共に実務は強い。元々役人だ。しかし役人が線を引けば決まった処に決まった線しか引かない。いかにも味気ない・・・
生物多様性の問題と同じで、意見の多様性の無い街は無機質で住み辛いのだ。多様な意見を共有出来ない街に愛着は湧かない。我が街を愛する気持ちが住民パワーを生む。
もっと広く・沢山の意見を市民から集める工夫が欲しい。
もしも、行政が意図的に市民を無視するのであれば、市民はもっと怒らないといけない。現状がダメなら打開する努力を市民自らするべきだ。
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高知白バイ事件・シンポジウムの告知は、当分続けます。
からの転載記事
シンポジウム 「冤罪を語る」高知集会
「高知白バイ事件」 ～再審の扉を開くために～
日程：2010年１０月１７日（日）
場所：高知市商工会館（高知市本町１丁目６－２４）
４Ｆ光の間（椅子席４００名収容）
開場：１８：００
開演：１８：３０ 終了予定 ２１：００
主催：片岡晴彦さんを支援する会
入場料：無料
内容： パネルディスカッション
パネリスト
・足利事件 再審で無罪を勝ち取る 菅家利和 氏
・布川事件 再審で審議中 桜井昌司 氏・杉山卓男 氏
・志布志事件 踏み字事件 川畑幸雄 氏
・高知白バイ事件 片岡晴彦 氏
コーディネーター ジャーナリスト 大谷昭宏 氏
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高知白バイ事件（県警1億円詐欺）の決定的証拠写真はこれ
この写真は事故日に県警が撮影したもの。直近の「権現」というバス停を15：22に出た路線バス（高知県交通の赤いラインのバス）が写っている。
ところが、事故バス運転手は15：04に逮捕され土佐署に連行されている。とすれば、この写真に写っている実況見分に立ち会った運転手は県警の替え玉（捜査官）だ。。。
詳しい解説はこちら
県警証拠写真は全て捏造だった ～ 「高知白バイ事件」衝撃の新証拠発見！
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UST配信の動画ブログで参院選の報告を行っています。http://www.ustream.tv/recorded/8235020
高知新聞が白バイ事件・県警１億円詐欺を報道しないことは、県民に対する裏切りだ！