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こっちゃんポイント ★★
鑑賞環境 試写会(ワーナーマイカル小樽) 上映時間 98分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開 (ワーナー) 初公開年月 2006/09/23 ジャンル ロマンス/ファンタジー
湖岸に建っているガラス張りの一軒家へ引っ越してきたアレックス(キアヌ・リーブス)は、郵便受けに奇妙な手紙を見つけた。「新しい住人さん、新居へようこそ。前の住人からひと言、ここでの生活を楽しんでね。郵便局に住所変更届を出したけど、きっと配達ミスがあるわ。その時は新しい住所に転送して下さる?お願いするわ。」それは慣れ親しんだ湖の家から引っ越すことになった女医のケイト(サンドラ・ブロック)が書き残したものだったのだが・・・。
(goo映画より抜粋)
「スピード」でも共演していたキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック。
仲良しの二人が12年ぶりに再び共演することになりました。それが、これ。
モトは2001年の韓国映画で、
その時の主演は「タイフーン」のイ・ジョンジェと、「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンです。
オリジナルがある以上、この映画は「リメイク」と呼ばれて当然なのですが、
その内容の設定には大幅な変更点がいくつも加えられ、
観終わった感想はオリジナルとはまるで違うものが残ります。
まず、設定の変更を余儀なくされたのは、
きっとこの二人を主演に迎えたということに全て起因するのではないでしょうか?
オリジナルの二人から見れば、ハリウッド版はあきらかにオッチャン、オバチャン世代。
(オリジナルから見ればです)
ここで、サンドラがジヒョンちゃんのように声優で成功の道を目指すという路線がまず絶たれます。
だって、この歳でそんなもの夢見ていたら、
「そろそろ目を覚ましなさい」と周囲に言われるに違いありません。
そして一番の違いは海辺の家だったイルマーレ(Il Mare:イタリア語で”海”の意味)が、
なんと湖畔の家になっていること。
ここでタイトルも無理矢理変更。
この映画は『THE LAKE HOUSE 』なのです。
しかも全面ガラス張り。これでは落ち着かないもイイトコです。
これはもう、ラブストーリーよりサスペンス映画の舞台になりそうな家ですね。
こんな家で殺人事件が起きたら盛り上がりそうです。
「丸見えなのに目撃者がいない!」、みたいな。
しかも屋上や、”オート花壇”まであるこの家のプチ仕掛けにはビックリしました。
さて。「湖の家なのに、何で邦題が”イルマーレ”なのか?」っていうことなのですが、
これはかなり無謀なコジツケ技を駆使してのネーミングであることが判明。
この映画で「イルマーレ」という舞台が登場するのはたった一度だけです。
これに関しては、いっそのこと邦題も変更してくれた方がオリジナルのファンもすんなり取り込めたのでは?
という気がしています。
あと、話の一つのカギとなる二人の愛犬に関しても大幅な変更がされていました。
韓国オリジナルでは「コーラ」という何ともスカッと爽やかなネーミングの小さな犬でしたが、
このリメイク版ではいきなり大きな犬に大変身。
しかもサンドラに「ジャッキー」なんて呼ばれ、
一歩間違えば殺人人形チャッキーと間違われそうな勢いでもあります。
しかもチェスを指す事が出来るという珍犬。なかなかの芸達者です。
ワンちゃんの設定で、韓国・ハリウッドどちらの作品にも共通なのは、
「人間みたいに寝る」ということと、クセッ毛だということくらいでしょうか。
この他にも変更点はまだまだ山ほどありますが、
良い悪いは別として、この映画は、モトのテーマだけを頂き、後はほとんど作りなおし
という感じも否めません。
頭と終わりを似せておいて、中身はほとんど入れ替え、みたいな。
それでもオリジナルを知らない方が観れば、
この映画はきっと五ツ星中、★★★個以上の評価がつくのではないでしょうか。
特にキアヌのファンの評価は高目に出ると思われます。
(キアヌに関してはなかなか高感度の高いキャラでした)
ただ、2年の時を超えて二人が出会う瞬間に至るまでを 上手に且つ繊細に描いているのは、
何と言ってもやはり オリジナルの方です。
それでは、今日の一句。
そこまでして「イルマーレ」の名前にコダワル背景にナニやら”大人の事情”が見え隠れします。( ̄∀ ̄*)
結構、艶っぽい事情かな?( ̄∀ ̄*)ブフフ
そうかぁ~、いちおう、甘~~いキアヌなんだね。(太ってるけど)
サンドラはどうだったのかな? 甘~~い?
でも、このガラス張りの家で暮らすのは、一種の罰ゲームじゃないかい?
まぁ、公開されたら観に行ってみるけどね。
こっちゃんはチェスができる犬なのかな?
まぁ、想像通りかな?
ジャッキー目当てで行ってこよ!
そっかーー、イマ2くらいだったのね。
でも、上映されたら観に行くよ。
キアヌがポイントだものね。
まったく、韓国版「イルマーレ」知らないふりして
鑑賞しましょうっと。
でも、きっと突っ込みはしますよ~。クフフフ
「スピード」の頃の二人なら初々しさがあってまだよかったのかもね。
コーラも可愛かったのにな~。
チェスができるというこの大きな犬は・・・(爆)
韓国版は映像の美しさにも感動したけど、こちらはどうだった?
あんまり好きじゃないんだよね。
それもこれもヒロインの身勝手さが
ど~にも許せないからなんだけど、
だから逆にリメイク版の方がツボに
来そうな予感を予告では感じてたんだよね。
ってこっちゃん久々の試写会じゃない♪
また応募してるのかしら?
韓国版「イルマーレ」知らない私は楽しめるかな?
どうせ、オリジナルから離れるなら
もうアクションにしちゃえば良かったかも~。
まあね。私ももとのほうが好きです。(多くの人がそうみたい。)
キアヌの高感度は高いですが、二人は戦友にし見えず、キス評論家としては落第ですね。
おっと、またまたイヤらしい名前で登場ですね。
大人の事情・・・。
きっと金デスよ。
艶っぽいって?すぐまたそっちに持って行くし。(笑)
この家の生活はキツイですよ。
観に行くんだね。
ぜひ、かぶさん流の正当な評価を期待します。
▼くみょんさんへ
いやいや。
世間の評判は大体★★★以上ですよ。
これはあくまで、こっちゃんの感想です。
オリジナルが好きすぎて、もう冷静に観れないんですね。
だから★★は気にしないで下さい。
▼にげらさんへ
ぜひ観に行って下さい。
韓国版を知っているならいろんな意味できっと楽しめるでしょうね。
ツッコミどころはやっぱりあります。
キアヌはなかなか良い役でしたよ。
ただ、サンドラがね・・・。
ちょとフラフラしすぎじゃないだろうか。
▼Swanさんへ
映像はなかなか・・・普通ですね。(笑)
その映像に上手く情緒を乗せて表現したのがオリジナルだと思います。
こっちゃんは、やっぱり韓国の方がしっくりきますねえ。
ま、コレで「イルマーレ」の名前も世間に知れ渡ったでしょ。
良しとしましょうか。
▼miyuぽんへ
あら~ん。
オリジナルが嫌いですかあ。
あのチョン・ジヒョンが身勝手に見えちゃったんだね。
でも初めから別れた彼のことが忘れられなかったんだと思うよ。
韓国版で身勝手に思えちゃったらきっとハリウッド版では
ひっくり返ると思います。
あのサンドラはいったい?ってなると。
身勝手もイイトコ。
おまけにキスした相手も忘れてる。(笑)
まあ、観てみて下さい。
主演の二人の映画ですよね。
試写会は応募していた最後の分が当たっただけです。
他に応募はしてませんよ。
▼pu-koさんへ
いや~。
これは普通に、普通の人が観ればそこまでヒドくはないでしょうね。
こっちゃんだから・・・です。きっと。
こんなスケスケハウスはイヤですよね。
住めるわけがない。
プライベートもあったもんじゃありませんもの。
これを観た後で韓国版を観たら、両方とも楽しめるかも?
たまにこんな感想も書いてますよ。
「ゲド戦記」もそうでした。
キス評論家の目もなかなか厳しいですね~~~。(笑)
コレと比べるなら、やっぱりオリジナルの方が良いですね。
良さそうだね。
ヒロインのちょっと身勝手じゃない?
って以外はオリジナルの雰囲気とか
幻想的なイルマーレとかはかなり
ステキだと思ってたからね~♪
あの雰囲気をハリウッドで出せるとは
とてもじゃないけど思えないものね。
まぁDVDが出たら観てもいいかな(´∀`*)ウフフ