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紀元前220年前。モンイー将軍(ジャッキー・チェン)は秦の始皇帝の近衛将軍として、朝鮮から妃として迎えられるユシュウ(キム・ヒソン)の警護を任されていた。やがてモンイー将軍は国境で彼女の婚約者・チェ将軍(チェ・ミンス)と激しい闘いになり、命がけでユシュウを守り抜く。一方、現代。考古学者のジャック(ジャッキー・チェン:二役)は、インドの霊廟で財宝を発見するが、墓泥棒として国際警察から追われるハメになる。だが、追っ手をかわしてようやく香港に戻ったジャックの元に、邪悪で貧欲な恩師・グーがやってきて…。
(NTT-X store解説より抜粋)
始まって10分も経たぬうちに「もうクライマックスか?」というハイテンションなノリ。
ジャッキー・チェン主演の映画です。
香港/中国映画らしい衣装の”赤”と、空の”青”が惜し気もなく目に飛び込んできますね。
これはいつも思うことなのですが、中国の歴史って本当にこんな鮮やかな色彩で彩られていたのでしょうか?
中国映画は歴史モノになると、とりわけ発色が良くなるように思います。
この映画のポスターから連想させるのは、またまた中国うん千年の歴史が・・・というものでしたが、
そんな調子で観ると確実に腰を抜かす映画。
でもまあ、ジャッキーだからこれで良いのだと思います。
驚くことに彼は今年、52歳になったそうで。 ってエエーッ!Σ( ̄ロ ̄lll)
なんと、やんちゃなオッサンでしょうか!
そういう目で観れば、このアクションは驚愕に値しますね。
ハリソン・フォードの痛々アクションを楽々超えました。
とにかく、自分の体力の衰えをモロともせず、
尚且つお客さんを楽しませてやろうというこの心意気が嬉しい。
そんな姿が、一瞬、日本ハムの新庄選手とカブりました。
新庄は今年引退してしまいましたが、
ジャッキーの”サービス精神”に定年はないのでしょうか?
・・・それはともかく。(´⊆`*)ゞ
今回のそんなジャッキーのアクション映画には、もう一つのビッグな目玉が付きます。
それは韓国女優のキム・ヒソンのキャスティング。
おおっと、なんと豪華な添え物でしょうか!
彼女の魅力を讃える声は、演技力よりもその美貌に集中します。
巷では「韓国一の美女」とまで称されるキム・ヒソン。
もう「そこにいるだけで良いからお願いします。」というほどの存在。
彼女の出演するドラマや映画は、本国で必ずといって良いほどヒットし、
また現在では中国を初めとしたアジア圏でも絶大な人気を誇るといいます。
もちろん、わが国日本にも熱烈なファンが存在するのですよ。
そんな彼女を迎えて今回語られるのは、2000年の時を超えた壮大な愛とロマンの物語。
長い長い年月を超えても死に絶えることのなかった愛。
それが現代に神話となって蘇るといった内容でした。
ロケは香港・中国のみならずインドにまで及びます。
エンターティメント・ムービーとしては、必要十分な意気込みですね。
見せ場はもちろん、ジャッキーの武術アクションと、それに絡めたロマンスなので、
そこに入り込めない人にはちとキツイ映画。
紀元前の物語はシリアスに、現代の物語は比較的コミカルに。
このコントラスト感は確かに、彼のファンにとっては楽しめるかもしれません。
そしてそのコントラストは現代のシーンにおいて融合され、切ないラストへと向かって行きます。
ロマンスもののストーリーとしては「まあまあ良く考えられていたな」という印象。
演出的には、切ないシーンで流れる音楽が特に良かったですね。
ただ難を言うなら、上質でヌケの良い画質に持ってきて、VFX処理がかなり甘いという点。
これは、一大エンターティメントにはちょっとキツイ甘さです。
一方で素晴らしいクオリティを保ちながら、もう一方ではこの大雑把さ。
これもまた中国、といったところでしょうか? とにかく大甘でした。
身体を貫通する剣、崖を転落する馬車、露骨なワイヤーアクションもバンバン飛び出します。
無茶なシーンの連発。
あろうことか、アクションなどやったことのない(と思われる)キム・ヒソンまで吊って飛ばしてましたからね。
なんだか可哀想・・・。
神秘性の演出不足のせいか、”神話”というより、もはやタダの無茶話に思えるところが残念。
なぬっ?始皇帝が隕石を利用して無重力空間を作っていただって!?
これだけ聞けば、神をも恐れぬ大胆な脚本。
それもこれも全部「ジャッキーですから。」で押し切るこのパワーは凄いのですが。
それにしても、この映画のジャッキーのポジンションは如何なものでしょうか?
美しい王妃と禁断の恋に落ちる将軍の役とは。
鎧のヘルメットをカブった顔など、もはやコメディに近い面白さ。
真面目な顔をすればするほど、コミカルに映ってしまいます。
こんな二人が絶対に好き合うハズがない、と思いつつ・・・。
それでもなんとかこの二人を盛り上げようとするスタッフの努力は並々ならぬものだったのだろうと。
きっと夜も眠れぬ日が続いたに違いありません。
『二千年の時を超え今、“神話”の謎が明かされる―― 』そんなキャッチコピーの映画。
個人的には、『笑ってコラえて。』という部分が多く感じてしまいました。
早い話、今回は完全に鑑賞失敗です。(`Д´;)ハァハァ
こっちゃんのように、一度このワザとらしさに笑ってしまったり、ヒイてしまったりした人は、
もう二度と話に入って行けなくなるので、くれぐれもご注意下さい。(良い子はマネしないでねっ!)
あくまでこれはジャッキー・チェンの映画なのですから。
こっちゃんがこの映画で一番楽しめたのは、エンドクレジット中に流れるメイキングシーンでした。
ジャッキーよりも、ヒソンよりも、”馬”の方が芝居上手だったというのが、この映画で一番泣かせる話です。
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☆1個だとどんなに酷いのか気になってみちゃうけど、2個は・・・(○ ̄ ~  ̄○;)ウーン
本当に微妙~~!!(´▽`*)アハハ
やっぱ期待は「お腹抱えて笑う」ことじゃない?
っていうか、鑑賞失敗作なんやね。
そ、それを早く言ってくれ。(`Д´;)ハァハァ
極彩色アクション時代劇かぁ~、んん、恐るべし!
ベシ!ベシ!┌(`Д´)ノ)゜∀゜ )ベシ!
美しい王妃と被り物をした52歳の将軍。クククッ
こっちゃんのレビューでとっても楽しませていただきました。それだけで満腹です。
「HERO」「LOVERS」に次いで・・・ってポスターに書いてあるけど、この映画の上映すら記憶にありません。中国歴代NO.1なんですね。
ジャッキーはデビューから
全部観てます。大大ファンなのです。
しかし、これは××でした。
こっちではあっという間に上映を止めちゃいましたよ。
ジャッキーの頑張りは認めますけど。
私も★2つでしょうか。
そういわれればそうかも。(笑)
★★なんだよね~。
ちょっと入り込むのに失敗。
miyuぽんは楽しめたみたいだから、こんな感想より是非そちらを参考に!
▼マダムかぶ様へ
ちゃんとジャッキー流の笑いも入ってましたよ。
そこら辺を期待して観るのが丁度いいかも。
でもロマンスの演出も中々良かったのだ。
▼チェンかぶさんへ
いや。歴史モノとして期待しちゃうと腰抜かすって話です。
中国らしい映画でしたよ。色んな意味で。
▼km_achinさんへ
あ、知りませんでしたか?
こんなのあったんですよ~。
kmさんの近くの映画館では上映なかったのかな?
カブりもののジャッキーはなかなか微笑ましかったです。
観る前にお腹いっぱいにさせてゴメンネ。
▼にげらさんへ
にげらさんも観たんですね。
ダメでしたか~。
ジャッキーのファンなのに?
あら~ん。
音楽とかは結構好きだったんですけどね、
あのオモロイ顔で笑っちゃってそこからダメでした。
ノリ損ねちゃったな、完全に。
にげらさん近郊ではあっという間に去っちゃったんだね。
とは言えこっちゃんが書いてるように
ストーリーや設定なんかはサスガにね。
でも、そんなこんなをあたしは許せちゃったのよね。
こっちゃんもジャッキーのトランクスに
免じてやってくださいまし♪
それにしてもジャッキー元気ですね。
そろそろ怪我なんかしたら大変なことになる年齢だし
気をつけてほしいなー。
あはは。
こっちゃんは鑑賞失敗ですから。
ジャッキーの顔じゃなくてトランクスに免じてですか?(笑)
そっちね。がはは
▼あんびるさんへ
そうです。
ジャッキーを見る為に観る映画のようだと思いました。
ジャッキーは元気ですよぉ~。
タフなオッサンです。
そろそろ骨密度の心配をした方がいいよねっ!
しかし最後に助けるために普通は嘘ついてでも助けるでしょ?と思ってしまう千幻はきちんと映画鑑賞してたんでしょう。
しかし兜で水すくって飲ませますか...