民主党・小沢一郎代表の座右の銘

「偽メール問題」という想定外の出来事があって、久しぶりに「政治家・小沢一郎」にスポットライトが当たっています。衆院千葉７区の補選を勝利で飾り、やれやれといったところではないかと思います。

　随分昔に、その小沢さんの座右の銘が『百術不如一誠』（百術は一誠に如かず）百の術策も一つの誠意には及ばない、

だと何かの記事で読んだときには、今日の株価の下げと同じ位驚いた覚えがあります。
　と云うのも、そのころの小沢さんはバリバリの自民党の政治家で、まるでゆすりたかりのようなに財界から金をカキ集めるそのやり方が話題になっていた頃のことだからです。メディアが伝える小沢一郎のイメージと「百術は一誠に如かず」という座右の銘がどうにも結びつきませんでした。

小沢一郎さんのことではもう一つ非常に印象に残っていることがあります。
　それは数年前、小沢一郎の政治生命は終わった、ともささやかれていたころのお話です。
　写真入りの小さな記事でしたが、それは、小沢一郎さんのご子息が防衛大学校を卒業して、（たしか）海上自衛隊に任官したことを伝えるニュースでした。卒業式に父兄の一人として出席した小沢一郎さんが、晴れて自衛官になった息子をみて目を細めて喜んでいた、といったことが載っていました。

　その政治家・小沢一郎が民主党では、旧社会党左派で北朝鮮擁護派の横路孝弘と安全保障政策に関して意見がピッタリ一致しているというのは、凡人には理解しにくいところです。（テレビで二人がはっきりそういってました）

　そんなこんなで、政治家・小沢一郎にたいする私の評価は未だ定まっていません。