なんじゃ・・・これは !
3基のエスカーを乗り継いで、標高60mの江の島の頂上には、サムエル・コッキング苑がある。
名前からは何があるのか分かりずらいが、平成15年の展望灯台の建て替えを機に、開設以来の「江の島植物園」を改名したとのこと。
施設名は、この地に最初に(明治15年)庭園を造ったイギリスの貿易商サムエル・コッキングに由来しているという。
此処には、植物園の他、サンセットテラス、郷土資料館、カフェなどがある。
そんな植物園の中に、異様な大きさで珍しい葉の花があったので、カメラに収めたのが作品のアオノリュゼッランである。
メキシコ原産の多年草で、厚い葉を持っており、この根を蒸留してテキーラを作ることで知られている。
リュウゼツの由来は、根元から伸びている葉が竜の舌に似ていることからといわれ、漢字では「竜舌蘭」と書く。
花は生涯に一度咲くといわれ、50年前後鰍ゥるといわれ、本物は、未だ見たことがない。
作品はデフォルメ効果を用いているため、葉の形状は本物と異なる・・・念のため。
このあと、更に奥の道を下り、中津宮、奥津宮、稚児ヶ淵などを経て江の島岩屋まで行くことになるが、大分ページを割いたので、この先は次の機会に譲り、一旦、今週で江の島は終了とする。