父のブログは2005年6月から2010年4月まで、息子のブログは2014年5月から、それぞれご覧いただけます。
・・・夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡・・・
あまりにも有名の句ため、注釈を加える必要もないと思うが、敢えて記述すれば、・・・
「人気のないところに、今は、ただ、夏草だけが生い茂るばかりだが、ここはかって、義経主従や藤原一族の者たちが、功名・栄華を夢見たところで、知るや知らずや、この夏草を眺めていると、すべてが一炊の夢と消えた哀れさに心が誘われる」
・・・と、芭蕉が「奥の細道」の平泉中尊寺で残したものである。
中尊寺で最も有名なのは金色堂であるが、外観からはその由来が判らなかったが、鉄筋コンクリートの建物の中に保護されるように、一坪程度の広さで、漆に金箔が押された、きらびやかなお堂が建っており、なるほどと納得した。
その中には、奥州藤原氏の基を開き、中尊寺を建立したという、藤原清衡公とその子である基衡公、秀衡公がミイラとなって安置されている。本来なら、その内部のお堂を撮影したかったが、撮影禁止であり残念であった。
作品は、せめてその雰囲気を伝えたいため、サイケ調の効果を狙ってみた。
旧品のパソコンは、販売先の「買取します」との条件により、引き取って貰ったが、プリンター込みで、一金百円也 であった。
少なくとも稼動していたときは、一回利用すれば百円以上の価値を生み出していたと思うが、リストラされた悲しさ、サラリーマンと同じか。?
前週に三内丸山遺跡のシンボルを作品に採り上げたが、あまりにも部分的で、その全容が伝わらないため、敢えて、今週も丸山遺跡のシンボルである大型掘立柱建物を作品にしてみた。・・・といっても・・・
巨大な柱の跡から復元された長方形の建物が、どのような目的で使用されたかは定かでなく、一説では「物見やぐら」「灯台」また「祭殿」「倉庫」などと、想定されているが、未だに不詳のままという。
太い柱は、その残片からクリの木が用いられているが、日本では入手できず、ロシアから運んだもので、この頃から交易ががあったと言われている。
また、柱と柱の中心の間隔が、すべて 4.2 mとなっており、縄文時代に既に長さの単位があったことには驚かされる。
作品は、今まで用いたことがない技法を用い写画にしてみたが、色彩の配分がヤボくさく、生かしきれなかったようである。
作成したブログは、そのままの形でご覧いただけているものと思っていたが、必ずしもそうでないことが判明しショックであった。
前々週から、新しいパソコンで提供している視L述したが、古いパソコンで作成した今までの作品を、新パソコンで見ると、とんでもない所で改行されていたり、写画と説明文との間隔が離れ過ぎたりと、一致しない部分が見られた。
若し、ご覧なっている方で、明らかに構成がおかしいとか、バランスが悪いと思われる場合は、パソコンの差もあることを認識し、ご容赦願いたい。
江戸時代から知られていたという三内丸山遺跡は、青森市の南西部にあり、遺跡ゾーンだけでも 39 ha ある広大なもので、今から 4000~5500年前の縄文時代前期から中期の大集落の遺跡という。
1994 年から本格的に発掘され、竪穴住居・掘立柱建物・墓などのほか、溝・柵・道や大規模な土木工事痕跡など、多くの遺物が出土されている。
特に、この遺跡のシンボルと言われている、大型掘立柱建物の巨大支柱跡の出現が、この遺跡の保存のきっかけになったという。
一昨日(11/14)の新聞に「奈良明日香村の甘樫丘の東麓遺跡で、大化改新のクーデターで唐黷ス、権力者 蘇我入鹿 の焼け落ちた邸宅跡と思われる掘っ立て柱建物5棟や塀などの遺構が見っかった」という記事で話題になっているが、此れとて 1400 年前のもの故、それより数倍古い、三内丸山遺跡がいかに歴史価値の高いものかが判る。
作品は右側手前に、復元された高さ 14.7m もある大型掘立柱建物と後方の倉庫に用いられたという建物数棟の写画である。
画像処理如何に拘らず、復元された建物の格好と空の状態により、十分古代の雰囲気を醸し出していると思う。
周囲 401 mの十和田湖は、十和田山、滝の沢、発荷峠など、湖を一周する要所に展望スャbトがある。
作品は、中山半島、鎌倉半島が入り組み、遥か前方には八甲田の山々が連なる、十和田湖全景が眺められる、発荷峠の展望台から望んだものである。
神秘的な十和田湖の水面を眺めるには、上方からが一番とのことで、ここでも、水面の色に拘り、トーンカーブ効果を用いてみたが、あまり変わり栄えがしなかったようである。
・・・もう何回こんなことを繰り返してきたことか・・・
店頭に並ぶ新型機種のパソコンを眺め、もう少し待てば、機能の優れたものが、更に安価で手にすることができると、変に納得し見送ってきたことを・・・
6年あまり使用してきたパソコンも、半年前頃から、画面にピンクの縦帯が出現し・・・これは、まだ許せるとして使用してきたが、数日前から反応速度がめっきり低下し、とうとう、買い替えを決断し、今週分より新パソコンで提供している。
新パソコンを使用しての所懐は、次週以降追々に・・・
・・・××× 遊ばば十和田 ×××・・・
前週に記載した大町桂月の詩の一節だが、本ツァー旅行からは、「遊びと十和田湖」が、結び付きづらかったが、広辞苑に「文学・件pの理念として、人生から遊離した美の世界を求めること」として、遊びの解釈の一つにあり、何となく納得することができた。
十和田湖は、奥入瀬と並び称される景勝地の一つで、青森と秋田の両県にまたがっていて、県境が湖の上を走っているという。
湖は十和田火山の噴火で形成されたもので、カルデラ湖 特有の青みがかった綺麗な水を豊富に抱えている。
作品は、神秘な水面を強調すべく、シャープネスとャXタリーゼーションの、二つの画像処理効果を用いてみたが、まぁまぁの画像に仕上がっていると満足している。