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今最も旬な話題、デビューから数日過ぎたというのに、そのフィバー振りは、明日(4/12)のイチロー・城島との対戦を控え、更に 高まっている「120億円」の男、怪物・松坂Dice≠j
新聞などの報道によれば、江東区で少年野球チームへ通っていた10歳の頃に、大リーグを漠然と意識したという。
これを自分に置き換えたとき、この年頃で、何か将来のことを考えたていただろうか、具体的な夢も抱かなかったことも含め、先ず、この年頃より以前のことは、記憶として定かに思い出せない有様で情けない。
それにしても、凄い、同じ 日本人として誇らしく思う。
国内に於ける活躍、また、メジャーでの初戦は当然のこととして・・・どんなところに・・・
1.球場を入るとき また 出るとき、さりげなくお辞儀しており好感がもてる
2.イチロー・松井のように、親父の顔が見え隠れしないところがよい
3.ユニホームの最上部のボタンをキッチリ嵌め、笑顔が素晴らしい
作品はネットから抽出し、水彩効果により写画にしたものだが、アンダーシャツと胸のマークの赤とユニホームの白のバランスが初々しい。
ゴジラ松井の年ごとの戦歴、打率・打点・本塁打の記録を見ると、巨人時代、また、メジャー移籍後も、総じて右肩上がりで、「進化する怪物」と称される所以が、ここで判る。唯、それが故にか、記録の中にきわだって突出した数値もない。
これは何処から生じたのか。・・・小生考えうるに、日本人特有の「年功序列型賃金系」の意識が、ゴジラ松井の中にあるように思えてならない。
悪く考えれば、年棒に見合った働きをし、それ以上は、次試合・次年度以降に貯えておきたいという思想である。
良く考えれば、年々前進しなければならない「進化する怪物」というファンのイメージを損なわないがための知恵か。・・・小生の穿ち過ぎか・・・
それにしても、メジャー・リーグを身近にし、我々を楽しませてくれている、功績は大で感謝々。
作品はレギュラー・メンバーでありながら、30を超える背番号をすっかり定着させた、背番号55のゴジラ松井である。
メジャー・リーグの方は、今や終盤で一番面白いところだが、こちらの「メジャーの男達」は、9月度で一先ず打ち切りとする。
イチローと並び称されると言えば松井秀喜であろう。
石川・星陵高時代からのスラッガーで、1年生から4番を打ち、高校生が誰でも憧れる、甲子園には4度も出場するという、生まれついてのラッキーな男である。
'92年にドラフトでプロに入る際も、4球団で競り合ったが、人気球団の巨人に1位入団を果し、また、'02年にはイチロー同様、更なる 技 を求めてFA宣言し、メジャーでも名門のヤンキースに移籍するという強運の持ち主。
最もこれを顕著に感じたのは、メジャー開幕戦で、初打席、初安打、初打点の記録を残したことか。
作品は、ピンストライプのユニホームが、すっかり板についたゴジラ松井の勇姿である。
イチローのプレーを、単純に”プロ又は職人の技”と片付けるには忍びなく、小生はその上を行く「匠の技」と呼びたい。
匠には、自分の技巧を多くの人に見てもらい、よい評判を得ようとする気持ち、即ち「匠気」の気持ちを持つという。
一見、イチローは見事なプレーをしても、当たり前のことをしただけと、感情を表に現さないが、小生思うに、それは安っぽく見せないための本人の演出で、内心は人一倍自慢し、誉めて欲しいのを待っている筈である。
左:走・攻・守の「攻」といえば「走」同様 各種の記録があるが、中でも、メジャー新人からの連続 200本安打 4年継続中のほか、まだ記憶に新しいジョージ・シスラーの年間 257安打を 262安打と84年振りに塗り変えた快挙がある。
このような数々の記録も、大事に扱われるバットとボールを見つめる真摯な姿勢から生まれるのか。
右:「守」といえば、レーザ・ビームと言われる強肩と、新しく「51エリア」という言葉まで作らしめた、広範囲な守備領域であろう。
守備はデジタルとして表すことが難しいため、記録も残しずらく、その偉大さを伝えにくいが、作品はそんな中で、今年の5月にエンゼルス戦で、4番打者の本塁打性の大飛球を、フェンスをかけ上がってキャッチするスーパ・プレーで、セーフコフィールドの観衆を大熱狂させた時のものである
若干27歳の青年が、たった1年でメジャー・リーグの頂点に立つとは・・・同じ日本人として誇らしい限り。これも国内のプレーでは満足できず、日々なる挑戦の意思を貫き、チャンスをものにした結果といえるか。
そんな はつらつしたメジャーのプレー振りを写画にしてみた。
なお、写画の原版はネット上から、主に asahi.com/ のスメ[ツサイドより抽出したもの。
左:銀縁のサングラス、中途半端なひげ面、似合わねぇ~と思いきや、いきなり1年目から、首位打者、盗塁王、そして新人王と、全米の野球ファンを驚愕させ、熱狂させた驚異のルキー。
その後の活躍も含め、ここまで実績を見せられると、ひげ面も”さま”となり、トレードマークとなるから不思議。
右:走・攻・守 三拍子揃ったメジャーでも一流のプレーヤー、イチロー。
中でも、いきなり56個での盗塁王、62個の内安打で最高記録を樹立し、メジャーでは、あまり日が当たらなかった、走る野球の面白さを知らしめる。
身体全体から、たえず次ぎの塁を狙う、この写画、イチローらしいが如何。