ご存知の両スターだが、45年前と今現在、時代劇のヒロー「椿三十郎」を演じた両俳優である。
先週の火曜日、1年以上振りと思われるが、駅横の映画館で観賞してきた。普段日の午前中、予想通り客は少ないと思っていたものの、目が慣れるに従い全体を見渡しても2~30人程度とお寒い限りであった。・・・採算が合うのだろうか、チョット心配。
45年前と比較してもあまり意味がないが、三船敏郎は、その1年前に黒澤明と組んで「用心棒」でヒットし、且つ、既に「七人の侍」で、時代劇スターとしての位置を不動のものにしており、「用心棒」の続きものとして、作成した「椿三十郎」は当時年間第2位の配給収入を記録し大ヒットしたとか。
片や、織田裕二は、初めての時代劇と思うが、森田芳光監督以下スタッフが優秀だったのか、中々無難にこなしていた。
興行結果はこれからだが待ち遠しいところ。
脚本は、黒澤のオリジナル脚本をそのまま用いたとかで、随所 比較しながら見ることで興味深かった。特に当時、三十郎の宿敵である室戸半兵衛を演じた仲代達矢との決闘シーンが話題となったが、豊川悦司が演じた室戸半兵衛も魅力があった。
早いもので、今年最後の作品となつてしまったが、いつもご愛顧頂き感謝します。
来年は1/2となります。今後とも宜しくお願い致します。