Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

ミズヒキの花と種

2015-10-04 | 山野草

ミズヒキ(水引)は、日本各地に自生するタデ科の多年草です。
庭の通路脇などに群生していますが、植えたものではなくて、勝手に芽生えてきた1株が
元になりました。 目立たない草姿ですが野趣に富み、季節を感じさせます。
 
茎頂や葉腋から長い花穂を伸ばして、小花を疎らにつけます。
小花の上半分は赤色で、下半分が白色で、祝儀に使われる水引の紅白と似ることから
和名がついたようです。 
 
 
 
菜園の周りでも、ミントなどと一緒に秋を演じます。 
 
  
 
肉眼ではよく見えないですが、
レンズを通してアップで見ると、紅白の対比がよく分かります。 
 
  
 
9月末になると、花と種子とが混在してきます。 
 
  
 
種を作っても、メシベの先端は2又の鈎状に曲がって突き出してきます。
種は俗に言うヒッツキ虫で、動物の体毛などに引っかかって、種が遠くに運ばれます。
我家では専ら私の衣服について、家中に運ばれます。 
 
  
 
9月の庭で、日当たりの少ない場所でも開花する野草が、ツユクサとミズヒキでした。
殖え過ぎるので、先日刈り払いました。 
 
 


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