さちよ

さちよ

  上棟式

2011年05月16日 | Weblog
  今日は風も穏やかな良いお天気!
  そんな中、上棟式を迎えられたS様邸です。
  
  今人気の「平屋建て」で、シンプルなお宅です。
  
  ↑柱はヒノキ、梁等はスギで
  
  ↑土台はヒバです。
  「ヒバ」という木は「ヒノキ科」の木で、別名「アスナロ」とも
  いわれます。“ヒノキチオール”と呼ばれる強い抗菌性をもった
  成分を含み、木が枯れても芯まで腐らないほどの耐久性を持った
  木です。(国産ヒノキには、その成分はほとんど含まれません)
  有名な中尊寺金色堂は、ほとんどヒバで造られており、造られてから
  800年後の修復時にも、その7割がそのまま再利用されたというほどの
  耐久性を持った木です。

  さて、今日イシヤマ展示場の畳を一区画取替えました。
  
  ただものではありません、この畳。
  これはまた次回。

  嫁入り

2011年05月14日 | Weblog
  今日は、午前中に介護の改修を予定されているお客様の
  お宅へ打ち合わせに行き、午後からA様邸のエクステリアの
  プレゼンテーション資料を作っていたのですが、その間に
  ボイラーが故障したご連絡と、洗面台が具合悪くなったと
  ご連絡をいただいたので、社長がそれぞれ急行。
  それらが終わった後、作業場では
  
  昨日仕上げた「床柱」に、ワックスを掛ける社長が。
  よく染み込ませたあと、傷を付けないように
  
  紙を巻いて保護します。
  来週「建前」のお宅へ、いよいよお嫁入り!
  
  これはトラックに乗った「垂木」。こちらも来週建前の現場
  で使う材料で、屋根に使うもの。
  普段は「松」を使うことが多いのですが、今回のお客様は
  国内産の材料にこだわっていらっしゃるので、「杉」でご用意。
  現場へ搬入する材料は、これで最後です。
  いざ、しゅっぱ~つ!

  こちらのお宅は、いま人気の「平屋建て」です。
  土台はヒバ、柱や造作材はヒノキ、その他構造材等はスギ、
  床柱はニレ。すべて国産材を使用しています。

  住宅エコポイントの期間短縮

2011年05月13日 | Weblog
  これまでの住宅エコポイントの対象期間は、
  平成23年の12月31日までに着工した物件だったのですが、
  今回見直しがあり、7月31日までに短縮されました。
  予定されている方は、急がないといけませんね。

  さて、今日は社長が作業場で、なにやらノミをふるって
  おります。
  
  これは床柱。先日選んだものです。
  この床柱を、職人がきれいに仕上げていたのですが、あるところ
  まで削ったら、化粧面(見える面)に「節」が出現!
  
  こちらのお宅は、自然な木目がお好きな方なので、多少の
  「節」は良い味なのですが、「節」にも化粧になる「節」と
  化粧にはできない「節」があり、今回は後者。
  ということで、社長が床柱にお化粧をすることになりました。
  出来上がりはこちら!
  
  将棋の駒のような形で、埋め木を施しました。
  真心こめて。

  銅にも穴が開く

2011年05月11日 | Weblog
  昨日は、空が明るいのにバラバラと雨が降って、とても蒸暑い
  一日でした。そんな日に、S様がさくらんぼを持ってきてくださいました!
   
  ツヤツヤ!なんとご自宅で自然になったものだそうで、さっそく味見。
  甘酸っぱいというのは、このこと!自然の味が、体をリフレッシュさせて
  くれました。そのさくらんぼでエネルギーをチャージしたあと
  お伺いしたI様宅。
  先日カーポートを設置させていただいたご縁から、「雨漏りがする
  ので見てほしい」とお声をかけてくださいました。
  屋根を上って確認すると
  
  銅板に穴が。ここは、屋根の「谷」と呼ばれる部分で、瓦をつたって
  きた雨が合流して下に流れる道となり、多くは銅の板で作られています。
  もう25年ほど経つお宅なので、雨がいつも落ちる場所に、とうとう穴が
  開いてしまったようです。そのまわりの常に雨が通る道(茶色の部分)も
  紙のように薄くなっており、もう寿命のようです。
  とりあえず、応急処置として穴を埋め、これからどのように対処するか
  相談ということにしました。
  屋根が複雑になると、どうしてもできる「谷」。20年を過ぎたあたりから
  「谷」のチェックをすると安心ですね。
  そして、今日社長がチェックしているのは
  
  新築物件の、床の間にしつらえる「床柱」。
  材木やさんに頼んだ木をながめながら、どんな風に使うか検討中です。
  この材木やさん、浜岡原発に割と近い場所にあるのですが、地震後の
  影響を聞くと、原発から20km圏内で家を建てようとしていた人たちから
  のキャンセルが出てきたのだそうです。もし事故が起きた場合、家に帰れ
  ないから、家を建ててもしょうがない、ということから。
  当然住宅関連業者は仕事がなくなるということ。でも、がんばるしかない。

  ご無沙汰してしまいました。

2011年05月09日 | Weblog
  ゴールデンウィーク休みを挟み、少しご無沙汰の更新です。
  地震のこと、浜岡原発のこと、いろいろな考えが私の頭の中を
  めぐっています。地震の記事は少し先にして
  お休み前後で施工させていただいた現場を少しご紹介。
  来週建前をするお宅です。基礎の配筋検査を受けているところ。
  
  そして、こちらはお宅全体に、手すりを取り付けたお宅なのですが、
  玄関の手すりが動きます。
  
  こんな感じで、手すりの途中に出入り口がある場合に付ける
  “遮断機手すり”です。そのほかにも、そっくり手すりを
  取り外しできるタイプもあるんですよ。
  さまざまなニーズに応えるために、手すり部品も種類が
  増えましたね。
  
  この間にも、耐震工事のN様邸が進み、あともう少しで、次の
  O様邸へ進めそうです。早く安心していただきたいな!!