このようなお問い合わせはとても多いのです。
何となく内弦の音のガサツキが気になって、どうやっても治らない。
この方は、他の楽器屋さんでも見てもらい、どうやっても、そのガサツキが直らなかった。
思い切ってほかの楽器を買ったほうが良いのだろうか、?
また、お友達の持っている紫檀の音色がとても良くて、先生から購入したのだが、
お友達の紫檀の音色とはだいぶ違うような気がする。
私の楽器はあまり . . . Read more
張り替えられます。
むしろ、耐久力の落ちてきた蛇皮は、
言い方を変えると、自分の思っているような音が出てこなくなった10年を過ぎたもの
あるいは、10年にも達していないのに、なんだか内弦の音がぼわっとしてきて、高音も出にくくなったもの、
など、自分の気に入っていた響や鳴り音色と変わってしまってきたと感じたら、張り替えるのが良いと思います。
楽器の寿命ですから、生物学的にというのではな . . . Read more
上の画像と、下の画像を比べると、明らかに上の画像の鱗は大きいですね。
上の鱗は大体、横幅11ミリくらい。
下のは大体8ミリくらい。
上の物は多分(これは私が購入した皮ではないのではっきりとは分かりませんが、業者さんに聞いたところ、7歳以上ではないかと)
下のは私が購入したももので、5歳の物です。
いま中国でも普通に販売されている二胡の蛇皮は、大体5歳くらいです。
多分生産効率の問題が . . . Read more
見た目で皮の違いが、一番よくわかるのは、この二つの画像の違いでしょうね。
これは、かなり極端な違いの二つの例です。
上は、古い二胡です。
今はこの皮を使うというのは本当に安い価格の物でしょうね。
この皮はの特徴は鱗の形が縦長の四角、つまりダイヤ型、これはおなかのあたりの皮です。
要するによく伸びるところです、伸びるのは、鱗と鱗の間です。
この辺りは、とても伸縮性に富んでいて、大 . . . Read more
さて、
二胡の寿命はどのくらいもつの、などというお問い合わせも最近よく来ます。
楽器に寿命があるのかというのは一つの疑問でしょう。
これはあるということが言えます。ではどのくらい使えるのかと言いますと、
二胡の木の部分は、1000年近くは持つでしょう。あるいはそれ以上なのかもしれませんが、
二胡そのものではなくとも、例えば正倉院の琵琶など、もうすでに千年たっていますね。
まあ保存方法が . . . Read more